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【放送時間】山崎怜奈の誰かに話したかったこと。内 Mon-Thu 14:30頃〜

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オンエアレポート
2013.08.05

『発酵食品が身体にイイ秘密!』

8月5日は発酵の日!ここからは、発酵食品が体にイイ秘密!!です。
去年からブームになっている塩麹、そして定番の味噌や醤油、納豆など、発酵食品は私たちの生活にとても深く根付いています。私たちの食生活になくてはならない発酵食品、、、今も昔も人気を集めている、その大きな理由に、消化しやすく、胃や腸に負担をかけないので、体にイイ、というのがあります。では一体なぜ、発酵食品は消化しやすいのか?その仕組を学びましょう!

『発酵食品が消化しやすいのは、、既に微生物が食材を分解してくれているから』
実は、、、私たちは、生の食材を食べた時、その中に含まれている様々な栄養を体内に吸収できるよう、酵素を使って分解します。例えば、炭水化物などに含まれるデンプンは糖分に。お肉や魚のタンパク質は、アミノ酸に分解しないと吸収できないのです。ですが、発酵食品は、体内に入る前から、微生物が、その食材を食べて、人間のお腹の中で行なっている分解を代わりにしてくれている状態なのです。だから、私たちは、ゼロから食材を分解する必要がなく、スムーズに栄養分を吸収できて、腸内環境の働きを強化してくれると言うんです。つまり、発酵食品は、体の消化・吸収を助けてくれるので体に負担をかけず、健康と若々しさをサポートしてくれると言うことなんです。

他にも、発酵食品は元々の食材をおいしくしてくれる力があります。先ほども紹介した、お米や肉に含まれるタンパク質やデンプンには味も匂いもありません。これらが発酵の力で分解されると、ブドウ糖やアミノ酸になり甘味やうま味なるんです。ご飯をよく噛むと甘くなるのは、唾液の酵素がデンプンをブドウ糖にするからなんです。ちなみに、味の「甘味」や「酸味」や「辛味」などの他に「うま味」というのがありますが、この「うま味」を発見したのは日本人なんです。これは、鰹節のだし汁をはじめ、普段から多種多様な発酵食品を食べている日本人に、「うま味」を感じる繊細な味覚が備わっていたからと言われています。

続いては、日本の発酵食品に欠かせない、麹の健康パワーの秘密を一緒に学んでいきましょう!
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