引き続き、『タモリ論』著者の樋口毅宏さんにお話を伺いました！


“日本のお昼の顔”とも言えるアノ人の“今改めて知っておきたいスゴさ”を
掘り下げていきます！まずはこちら！

『タモリの凄さを感じる瞬間“タモリブレイク”は突然訪れる！』
「タモリブレイク」とは一体？
樋口さんによると、タモリはたけしやさんまに比べると、正当な評価されていない印象をうけがちなのだそうですが、人はある時タモリの凄さに気づく時がくるんだそうです、、、それが「タモリブレイク」！

そんな樋口さんは、10数年前、ナンパカメラマンの佐々木教がタモリ倶楽部に出演した際、タモリの印象を訊いたところ「あの人はとても可哀相な人だ。恐ろしく孤独な人だ」と言われ、ファーストタモリブレイクを迎えたんだそうです！

そして、吉田修一の小説「パレード」の中に「笑っていいともってすごいと思う。観た後にこんなに何も残らない番組はない」という一節があり、こんなにいいともを正確に短く言い当てた言葉があっただろうかと思いセカンドタモリブレイクを迎えたのだそう！「タモリをどんなに否定していても人は必ずタモリに還る」親や故郷と同じ。しばらく離れていても、ふと「いいとも」を観ると実家に帰ったような安心感がある。サザエさんや笑点のような存在と力説してくださいました！

続いてはコチラ！

『「いいとも！」は「毎日、奇跡が起きている」番組！』
普段見慣れているので気づかないが、、、いいとも！は毎日奇跡が起きている！豪華スターと素人が並ぶ生放送なんてありえない！後世の人が見たら驚くような内容だ！と樋口さん。確かに、「明日来て下さいね！」の一言で集まった素人と一流の芸能人が一緒の空間でしゃべるというのは奇跡です！しかも、ハリウッドスターが出たときでさえ、素人の絡みの時間の方が長かったり、、、ちょっとしか出ない。

最近では、タランティーノがゴールデン街での思い出を嬉々として話している状況、また、ジャッキーチェンも毎回来日するときは出るそうですが、ジャッキーチェンが「いいとも！」と拳を突き上げるシーンだけを編集してもらいたい！と樋口さん。

さあ、タモリが気になって来た方は、樋口さんの著書を読んでみて下さい！

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樋口さん、また来てくれるかな？