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【放送時間】山崎怜奈の誰かに話したかったこと。内 Mon-Thu 14:30頃〜

TOKYO FM

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オンエアレポート
2013.07.22

『人生で役に立つ!世界の法則の秘密!?』

今日のアポロンの秘密。まずは、学べば恋愛や仕事で損をしない、法則の秘密を紹介します!
そもそも法則ってなんなのかというと、多くの経験則から生まれた、効率的よく物事を進める成功法なんです!例えば、70年前にアメリカで誕生した法則に「ステーキは焼ける音で売れ」というものがあります。これは、ステーキを売る時に、美味しさを言葉で説明するより、「ジュージュー」と肉が焼ける音を聞かせた方が、聞いている人の食欲をそそり、よりたくさん売れるというものなんです。この法則は、今でもグルメ番組やCMなどで使われていますよね?法則には他にも、人間関係や恋愛で役立つモノがたくさんあるんです!


それで参りましょう、まずは恋愛編、「デートの誘いを1発でOKにする法則」です。
『デートに誘いを一発でOKにしたかったら具体的な選択肢を出して誘え!』
これは、「ホイーラーの第四法則」といって、「人に何かお願いする時は、漠然と聞くよりも、具体的な選択を迫るほうがはるかに効果的」、というもの。「週末のデートしない?」と誘うよりも、土曜日か日曜日どっちかデートしない?と誘ったり、あるいは「ごはん行かない?」と誘うんじゃなくて、フレンチかイタリアン食べに行かない?と誘ったほうが、相手からするとデートに行く・行かないを考えるのではなく「デートするならどっちかな?」と考えるので、成功率が上がるというものなんです。

この法則を唱えたアメリカの経営アドバイザー・ホイーラー氏は、ある飲料水販売店で、全く売れなかった付け合せの卵をどうすれば売れるか?考えました。そこで、ホイーラー氏はお客に「卵はいかがでしょうか?」と聞くより「卵を1つか2ついかがでしょうか?」と聞くように、従業員を指導したのです。その結果、客の9割が、卵を1個注文するようになったんです。


続いては「デートに着ていく服選びに失敗しない法則」です。
『雑誌のコーディネートをお手本にする時は、自分でアレンジをするな!』
これは、「ランスの法則」といって、「物事がうまくいっている時は、余計な手は加えない方がいい」というもの。雑誌のコーディネートはプロが考えた完成形。そこに自分なりのアレンジを加えるとバランスが崩れ、元のコーディネートより悪くなってしまう。これは料理のレシピでも同じ事が言える、ということなんです。

他にもこんな例があります。アメリカの大手アパレルのGAPが、2010年に長年使ってきた会社のロゴを突然、変えたことがありました。その新しいデザインは、消費者から大きな不評が出て、GAPはわずか1週間でロゴのデザインを、元の形に戻したんです。


続いては「デートを次につなげるための法則」です。
『デートを次につなげたかったら、プレゼントは最後に渡せ!』
これは「ピークエンドの法則」といって、「物事は、そのピーク時と終了時の経験によって決まる」というもの。私たちは普段、何かを経験して家に帰ったあと、楽しかったか、楽しくなかったか、を判断するのに、それがどう終わったかという記憶で判断しているんです。

例えば、デートで中盤が全然盛り上がらなかったり、途中喧嘩をしてしまっても、最後にプレゼントを渡してムードが良くなれば、そのデートが良い記憶として残るようになっているんです。この「ピークエンドの法則」を提唱しているのが、2002年にノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマン氏です。カーネルマン氏は、実験のため、A・B、2に分けたグループに、Aグループには耳障りな音だけを聞かせ、BグループにはAグループと同じ耳障りな音を聞かせたあとに耳障りでない音をしばらく聞かせたんです。その結果、不快だったと答えた人は、Aグループの方が多かったんです。

世の中で役に立つ世界の法則!この後もまだまだご紹介しますよ!
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