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【放送時間】山崎怜奈の誰かに話したかったこと。内 Mon-Thu 14:30頃〜

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オンエアレポート
2013.07.11

「活性酸素をおさえて、腸をハッピーにする秘密」

今週は内視鏡でチェック出来る「内臓と健康の秘密」をお届けしています。昨日は、脳より賢い腸のお話や小腸の役割についてお話しましたが、今日は大腸の秘密にせまります!

「活性酸素をおさえて、腸をハッピーにする秘密」
活性酸素って最近耳にするようになりましたが、老化を引き起こす原因の一つと言われ、体をサビさせる“体内公害”とも言われています!

活性酸素は体内ではまず「大腸」で発生するといわれており、そしてこの活性酸素は、細胞を酸化させたり正常な細胞を傷付ける為、肌荒れや体の老化の元になっているんです!では、どのようにすれば活性酸素を減らせるのか?それは大腸を整えることにあるそうです。


昨日に続いて、東京医科歯科大学名誉教授 免疫学者の藤田紘一郎先生に伺いました!以下、藤田先生のお話です!

「腸を困らせているのは文明社会が生んだ活性酸素。活性酸素は腸をいじめるため、活性酸素を抑える野菜や豆類、穀類を食べるといい。人間は活性酸素を生みやすい食べ物を避けた方がよく、炭水化物の食べ過ぎ、添加物、悪い油を使った食品などは避ける。腸を整えると免疫が上がり、幸せ物質が脳に渡るので、体も脳もハッピーになります。」


もともと大腸内には、腸内細菌がたくさんいます!大きく分けて、ビフィズス菌に代表される「善玉菌」と大腸菌に代表される「悪玉菌」。この「悪玉菌」が、先ほどの「活性酸素」を発生させる大元になっているんです!

・・・これだけ聞くと、「悪玉菌」、名前のとおり「悪いやつ!」なんですが、実は、そうとも言い切れないようです!引き続き、藤田紘一郎先生に伺いました!


「赤ちゃんは生まれると、腸内細菌は無菌。その次に大腸菌がウワァーっと増え、悪玉菌が増える。赤ちゃんは免疫ゼロでシャバにでてくるため、いきなりインフルエンザなどの悪い菌にさらされる。そこで、それらの菌に対抗するために“ちょい悪菌”を入れている。それが大腸菌。アトピーの赤ちゃんなどには大腸菌が一匹もいなかった。成人になって牛乳も卵もダメということになる。そのままにしておけばいいのです。悪玉菌というのは、人間本来の力を強めようとしているのです。いいやつだけ付き合ってもダメ!腸内細菌がないと我々は生きられません!」


ちょい悪の細菌と付き合うことも大事。。。潔癖すぎると悪い菌に対抗できなくなってしまうんです!これって、普段の生活にもいえることかもしれませんね!


さて、今週は内視鏡でチェック出来る「内臓と健康の秘密」と題して4日間お送りしてきましたが、今日は「大腸の秘密」をお送りしました!
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