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【放送時間】山崎怜奈の誰かに話したかったこと。内 Mon-Thu 14:30頃〜

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オンエアレポート
2013.07.03

『人気脚本家・宮藤官九郎がこっそり明かす、「思わず唸ったドラマ3選」』

今日一つ目のアポロンの秘密は、東京編が始まってますます話題になっている、「あまちゃん」を生み出した人気脚本家・宮藤官九郎さんに教えてもらった、こんな秘密です!



『人気脚本家・宮藤官九郎がこっそり明かす、「思わず唸ったドラマ3選」』


まず、1本目は、

「淋しいのはお前だけじゃない」(1982年)
脚本:市川森一
主演:西田敏行 
旅一座がメインのドラマ。借金取り(西田)が梅沢富美男さんを追いかけていくが、結局、その旅一座を救うために自分も役者になる。いろんな人から「タイガー&ドラゴン」の元ネタじゃないかと言われているが…見ましたけどマネはしてないです!

続いて、2本目は、

「ふぞろいの林檎たち」(1983年が最初のシリーズ、?は1985年)
脚本:山田太一
主演:中井貴一、時任三郎、柳沢慎吾ほか
3人が3流大学の大学生で、モテたいモテたいと言いながら過ごすのがパート?。そして、やっと就職して職場でひどい目にあい、傷を舐め合うのがパート?。「ひりひりした会話」のやり取りの素晴らしさ&サザンの名曲がいい!

3本目は、
「刑事ヨロシク」(1982年)
主演:ビートたけし
たけしさんが少年課の刑事。散々アドリブをかまし、どこまでが台本でどこからがアドリブか全然分からない。最終回で、突然たけしさんが全裸になる!なんでコレを選んだかというと、ドラマの中にギャグが入っているのは、僕の中ではこのドラマが一番の理想のバランス!このドラマくらい全体的にギャグが入っていて、ストーリーがなんとなく繋がっているくらいが一番心地いい。バラエティの高田文夫さん、劇作家の岩松了さんが脚本を書いていたり、当時としては、斬新なスタッフも!


宮藤さんが思わず唸ったこれらの作品、夏休みの時間を使ってチェックしてみては?


宮藤官九郎さん、ありがとうございました!
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