例えば青や水色、水のしぶきが涼しげな滝の写真を見たり、風鈴や波の音を聞くことで、暑さの不快さが減少することがある研究で実証されています。

京都府立大学 環境デザイン学科の松原斎樹 教授によると、都市を涼しくする方向にあらゆる手段を検討、努力を積み重ねること、打ち水の実施やその他の省エネ行動を行うことによって、都市の気温は 1°C低下させる可能性があるということです。打ち水は実際に水を撒いた場所の周辺の気温を下げる効果がありますが、色や音も人間の感覚に影響を与えたり、記憶、体験…など、人間のさまざまな感覚と合わさって快適性をもたらすと考えられているんですね。なるほど、、音やメロデー、歌詞が涼しい体験をした記憶や思い出を蘇らせてくれる、、ある意味で「パブロフの犬」状態なんですね！パイナップルを見ると口の中に唾液が出てくるのも、、、同じ？

「冷房を使用控えたりする節電」「節水」「マイカーを控え」たりする生活。「クールビズ」「すだれなどによる日よけ」「打ち水」「部屋の中の水槽」など、「聴覚的なものや視覚的なもの」をうまく使って個人差はありますが， 暑さの不快さを減少させてゆく工夫。今年もみんなで少しずつ行う事、忘れないでいたいですね。

アポロンは「クールミュージック＝涼しく感じる音楽」で，この夏も冷房に頼りすぎる暮らしのあり方を問い直し、環境に配慮した、健康で心地よい暮らし方のメッセージを改めてお届けしたいと思います。もちろん、、、「涼しく感じる音楽」の効果の秘密は脳の活動によるものなので，これから暑くなる中、体温の上昇に対しては，それなりの体をいたわる対策も必要です。健康には十分気をつけて、この夏を快適にすごしたいですね！打ち水と同じように、７月、８月のこの時間、ちょうど２時にクールミュージックをお届けして、音楽ですこしでも涼しさを感じていただければと思います！

また、アポロンのフェイスブックでも連動企画　「アポロンクールDEいいね！」も行います。今日のクールミュージックのCDジャケットや音楽の情報を紹介しますので、あなたがクールに感じたら是非！「いいね！」で投票してください。たくさんの「いいね！」がついた曲にはアポロンクールミュージックアワードを贈りたいと思います。是非、アポロンフェイスブックにアクセスして参加してくださいね！