ここからは、宴会の幹事の秘密をお送りします。といっても、そんじょそこらの幹事じゃありませんよ・・・

『ハーバード流宴会幹事、キーポイントは『お通しカットお願いします』！』
この秘密について教えてくれたのが、今、話題のビジネス書「ハーバード流宴会術」の著者・児玉教仁さん。ハーバード大学といえば言わずと知れた超エリート大学ですが、実は「パーティースクール」と言われるほど、パーティーや飲み会が多いのだとか。

そんなハーバードで宴会術を培った児玉さんいわく、飲み会は「仕掛け８割」というほど、準備が大事。なかでもお店選びはとっても重要。そこで出てくるのが「お通しカット」、なんです。これは、その店がサービスの良いお店かを判断することができます。飲み会は柔軟な対応をしてくれてサービスが良い場所に限ります。もし、お店が決まったら、飲み会前に必ずお店の下見をしてサービスが良いお店か実際に見て確認してください。そして、店長に会って、「大事な会だからよろしく」とあいさつを入れてください。そこまで熱心な幹事だとお店側もきっちり対応してやろうという熱い思いで応えてくれるお店が多いんだそうです。

そして、宴会で重要となるのが、「宴会芸」。多国籍からなるハーバードの学生を宴会でまとめて上げてきた児玉さん曰く、宴会芸はかなり重要なファクターとなるんだそうです。その宴会芸の3つの法則があります。「単純明快」、「どっかん！」そして「ばかだなぁ」、この３つです。この3つがあれば、固まった人間関係が一気に解けて、場が一体になるからなんだそうです。そこで、児玉さんがオススメするのが、「ヒゲダンス」！もう単純明快、どっかん、バカだなぁの３つがそろった一発芸！黒いスーツとヒゲがあれば、新入社員も一発で全員を笑わせることができます。ちなみにこの「ヒゲダンス」、ドリフを知らないハーバードでも大ウケけの、ワールドワイドな宴会芸でもあるんです。

逆に、絶対にやってはいけないゲームというのもあります。それが、「ビンゴゲーム」なんです。まず、ビンゴが始まると、みんなが数字の読み上げに集中する。もともと混雑した会場では司会による番号の読み上げが上手くいかないので、必然的に司会進行が「ダラダラ」モードに突入する。それで、参加者全員の時間と集中力を無駄に削ってしまう…つまり、ハーバード流に言うと、ビンゴは究極の無駄、なんだそうです。

児玉教仁さんの著書「ハーバード流宴会術」は絶賛発売中ですのでチェックしてみてください！