アポロンの秘密その３は、
『元バンドマンに聞いた“バンドあるある”の秘密』

現在発売中で、話題を呼んでいる「バンドあるある」の出版に携わった、元バンドマンで今は放送作家の藤澤朋幸（ふじさわともゆき）さんにお話を伺いました！


最初の“バンドあるある”は…ギタリストのあるあるのこちら！

『ギターを構える位置の高い人が、そのこだわりを話し出すと止まらない』
「バンドあるある」には、ギターを構える位置の高さは、プライドの高さと比例するかも知れないと書かれています。藤澤さんいわく、この話にうっかり触れてしまうと現在のギターの構える位置の高さにたどりついた経緯や音に対するこだわりを延々話されるそうです。ちなみに、ボーカリストに歌い方の質問などを投げかけると、精神論を延々と語られるケースが多いそう。


続いては、バンドの解散あるある！

『方向性の違いとか言っといて、実は女性問題か金銭トラブル』
10年近くバンドマン（ミクスチャーバンドのラップを担当）として活動していた藤澤さんいわく、バンドの解散のほとんどがこのケースだそうです。まず女性問題、前提として“ファンに手を出さない”という暗黙のルールがあるバンドが多い。なのに、ファンに手を出してしまう。そして、その女の子がボーカルからギター、ギターからベースへ…なんて事になると最悪だそうです。
でも、もっと怖いのが金銭トラブル。金銭でもめる一番の要因は取り分。最初は「オレたち売れても仲間だもんな」なんて言っているバンドでもデビューが決まると、印税の振り分け方などでたいがい揉めてしまうそうです。また取り分が多くなる作詞作曲の担当者が嫌われがちとのこと。


さらに藤澤さんが女性リスナーにこんな注意を促してくれました。
こんなことを言うバンドマンが周りにいたら気をつけろ！

『ゲストで入れてあげるから』
これは、ライブへの誘い方らしいのですが、ほぼ下心と見ていいそうです。


続いては、ライブハウスでのあるある！

『コロナ片手に壁にもたれるいい女。それはボーカルの彼女』
ボーカルの彼女たるもの、一般のファンに紛れて、最前列で拳を上げるようなマネはしないそうです。ちなみに藤澤さんいわく、ボーカルに限らずバンドマンはいい女好き。スニーカーやペタンコシューズの個性派の女性よりもＯＬ風でヒールを履いているような女性がウケがいいそうです。

今、話題の『バンドあるある』はリットーミュージックより税別1000円で発売中です。
そして、本日下北沢のビレッジバンガードにて20時から「バンドあるある」の出版イベントが開催されます。ゲストに、Ｄ．Ｗ．ニコルズのわたなべだいすけさん、ＴＨＥラブ人間のおかもとえみさんを迎え、トークショーやアコースティックライブなどが行われる予定です。興味のある方はぜひ足を運んでみて下さい。詳細はこちら！

以上、アポロン『元バンドマンに聞いた“バンドあるある”の秘密』でした！