『ビートルズをはじめて撮影した、伝説の日本人カメラマンの秘密！』

歴史上、一番ビックなロックバンド「ザ・ビートルズ」このビートルズを、日本人で初めて取材・撮影したカメラマン・長谷部宏さん。今年83歳。長谷部さんは日本の洋楽雑誌の草分け的存在の「ミュージックライフ」の専属カメラマンとして活躍し、数多くのミュージシャンから信頼されて、長谷部さんの写真をレコードジャケットに使ったり、指名されることも日常茶飯事でした。
（写真は長谷部さんと、シンコーミュージックから発売中の「ロックンロール・フォトグラフィティ〜長谷部宏の仕事」の著者・赤尾美香さんです。）

長谷部宏さんが、1965年、日本のメディアではじめてビートルズに取材した当時、ビートルズを取材することはほとんど不可能だったそうです。なぜ出来たかというと、当時東洋でビートルズが売れていなかったのでマネージャーがメディアに出そうと思って取材ＯＫを出したんだそうです。1966年にビートルズが来た時も取材スタンバイしていて、当初15分と言われていたが、気がついたら1時間近く取材してしまったそうです。

長谷部さんのことを、30年近くも「Ｄｅａr My Friend」と呼んでいるミュージシャンが、ボン・ジョビの「ジョン・ボン・ジョビ」です。1989年の1月、長谷部さんはジョンから、個人的に恋人・ドロシアとの記念写真を撮って欲しいというお願いをもちかけられました。その写真はどこにも出さず、全部ジョンに上げてしまったんだそうです。ちなみに、この後すぐに二人は結婚。いまでもロック界で一番といっていいほどのオシドリ夫婦だったりします。

さて、伝説の日本人カメラマン　長谷部宏にあの日本人の俳優、そして長谷部さんの一番の思い入れのある写真についても伺いました！「アポロンの秘密３」も是非チェックしてみてください！