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【放送時間】山崎怜奈の誰かに話したかったこと。内 Mon-Thu 14:30頃〜

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オンエアレポート
2013.04.08

2013-04-08「アポロンの秘密?」

4月8日(月)、本日最後のアポロンの秘密は、
『世界的作曲家がこっそり教える、思わず嫉妬してしまったあのアーティスト』
です!

ディズニー映画「リトル・マーメイド」「美女と野獣」「ポカホンタス」に「ノートルダムの鐘」などなど、この映画史に残る傑作アニメーションの音楽を担当し、アカデミー賞8回、グラミー賞10回も受賞している天才作曲家、アラン・メンケンが、このほど劇団四季とディズニーの新時代ミュージカル「リトル・マーメイド」のPRのために来日し、「アポロン」のインタビューが実現しました。

そんなアラン・メンケンさんに名曲を生み出す秘訣、そして行き詰ったときの秘密について伺いました。

『曲を作る前、つまりピアノの前に座る前に、どのキャラクターが歌うのかとか、場面、どういう感情をもっているのかなど、自分に向かって多くの質問を投げかけます。
その後は作詞家と一緒に作業にとりかかるのですが、あとは直感に頼ります。自分という人物を通してキャラクターを表現するのが仕事です。例えば蛇口をひねると水が出てきますが、私の役割はその水をあるひとつの形にすることが私の役割だと思います。そして作曲に行き詰ったときは、その質問自体が間違っているのではないかと立ち止まります。
以前、「ポカホンタス」で、コメディ調の音楽を作ろうとしたけど、どうしてもうまく出来なかったことがありました。そのときに、僕の作りたいのは「コメディ」じゃないんだ、と立ちかえることで、とても素晴らしい曲が生まれたのです。』

さて、作曲家として数多くの栄誉を獲得しているアラン・メンケンさんですが正直いいまして、「ああ、やられたなぁ」と嫉妬を覚えてしまうアーティストや楽曲ってあるのでしょうか?

『僕がジェラシーを覚えるのは、ジョニ・ミッチェルだったり、ジャクソン・ブラウン、そして初期のエルトン・ジョン。もちろんジョージ・ガーシュインの曲にもジェラシーを覚えることがある。でも世の中に、嫉妬を覚えてしまう曲があればあるほど実はうれしいんです。嫉妬を覚えることが無い、どうでもいい曲に囲まれていると逆に気が滅入ってしまいます。常に他の人の曲に感動することが、とてもいい刺激になっていると思います。』

はい、すいません!ちょっと意地悪な質問したら、
あっさりと、素敵な、そして前向きな言葉でリターンがきました。
でも、さすがは世界的な作曲家 アラン・メンケンさん、失礼しました。

さて、そのメンケンさんが音楽を手掛けているミュージカル「リトル・マーメイド」が、昨日から東京大井町で上演スタートしました。

舞台上に海を再現してしまったこの「リトル・マーメイド」の見どころについて、最後にアラン・メンケンさんに伺いました。

『これまで、世界中でいろんな「リトル・マーメイド」をみてきました。その舞台の究極の進化系が日本で上演される「リトル・マーメイド」です。リハーサルをみてとても感情をつきうごされました。私が音楽を手掛けたリトル・マーメイドを、ぜひ楽しんでください。』

ぜひとも、天才作曲家アラン・メンケンが作り出した極上の音楽と究極の舞台、ご覧ください。

さて、アポロンの秘密では、世界的作曲家「アラン・メンケン」インタビューをお送りしました。

以上、本日3つ目のアポロンの秘密でした!
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