今日のお客様

 今までで、いちばん多い人数でのご来店…かりゆし58御一行様。ヴォーカル&ベースの前川真悟さん、ギターの新屋行裕さん、同じくギターの宮平直樹さん、ドラムの中村洋貴さん…早生まれの方もいらしたけど、私と同学年、同世代でお話できて楽しかったなぁ♪

 ドラムの中村さんが、お酒を作るのが上手だそうで…お願いして、私も含め全員分のお酒を用意して頂いて「6年間バンドをやってきて、お酒を作るのが上手くなりました…コツは氷をいっぱい入れて、よく混ぜる事。あとは、おまじないをかける…」チョット冗談ぽく話しながら作ってくれたけど、氷をゆっくり丁寧にたくさんグラスに入れる動作や、お酒のつぎ方、かき混ぜ方には6年間の繊細な手さばきを感じたなぁ♪
それから、宮平さんの「では、みなさんグラスを持って、小指を立ててください…カンパ〜イ♪?」の乾杯の音頭も、新屋さんが酔うと「(開きになっている)ほっけの開きを閉じて…お前、こんな姿で生まれてきたわけじゃない。」なんて酔った時のエピソードも、あとあと、またまた宮平さんの“酔っ払うと脇の下が痛くなるエピソード”とか、とにかく色んな話が飛び交ったけど、どんな話も温かかったなぁ♪

 ん?前川さん…?モチロン、前川さんのお話にも心温まりました♪かりゆし58の皆さんと同世代の私も、30歳になって色々すごく冷静に考えることが増えたんですけど…「僕らは“バンド”というもので飯を食べさせてもらっている中で、普通に生きて行くことをちゃんと考えるメンバーで“30歳で…俺、チョット家、帰らんといけないかもしれない” “子供が生まれて、家に居れない父ちゃんになるぐらいだったらバンドを辞めて、ちゃんと家族を育てたい” “何度か、どうする?来年も続ける?そろそろ、自分の人生に戻ろうか?”とかいう話もしながらやってきて、それは仲悪いとかそう言うことじゃなくて、バンドに溺れたり、音楽に依存して地に足つかなくなるような人生にはしないでおこう、あまりにも華やかなところに、ずっと居たらアホになるから…うまく言えないんですけど、僕らは何かを作っていく仕事をさせてもらっているじゃないですか…今までは、良いものを作りたいなとか、生活もかけているから、なるべく多くの人に聴いてもらえるような曲を作ろうとかやってたんですけど、最近はやがて生まれてくる子供が、例えば15歳とか青春の真っ只中で悩んでいる時に、父ちゃんが作ったCDのスイッチ入れて、その時にも聴けるような“残せる作業”“残していく作業”に考え方を変えているんです。」

 また、今月リリースされた、かりゆし58のニュー・シングル「ゆい」のお話を伺うと…「ややこしい話になるかもしれないんですけど、僕等30歳になる時に色々考えようって話した時に“音楽の向き合い方”をチョット考えてみて僕等が今、考えているのが“音楽ってカラッポのもんじゃないかな?”って最近思うようになって、それでカラッポの状態で人に出して、それぞれ聴いた人が本当に自由に、自分の思ったことを詰め込んでくれたり、感じたことを詰め込んでくれるから、音楽って素晴らしいのかな?って思って、僕らは特にメッセージを込めたり、想いを歌にのせるという作業はしないで、なるべくカラッポで…さっき“元気が出た!”とかいう感想を仰ってくれたのは、きっと僕等がそうしたのではなくて、安さんの中にある元気がそこに写っただけだと思うんです。だから、僕等はカラッポに“こんなものが出来ました。”というカタチだけで出してます。」

 「ゆい」というタイトルは…「“結びつき”という意味もありまして、他に沖縄の民謡なんかで“お囃子”コッチでいう、あ〜こりゃこりゃ♪みたいな感じで、さぁ〜ゆいゆい♪とか、結構“ゆい”って言う言葉を頻繁にお囃子で使うんで、あと“ゆい”って女の人の名前みたいで良いし(微笑)」

 メンバー同士で、メンバー内で“結い”を感じるな?っていう瞬間はあるんですか?…「去年、大きな地震があって僕等はわりと早い段階で色々な方の伝手を借りて、宮城県とか、福島に行かせてくれる機会をいっぱい頂いて、」それで僕等、そこに通う事が多くて、で一時期、東京で“水が手に入らない”とか、そうなっている時に、嫁さんは独りで、不安で家に居る。“俺、どっちが…いいのか?”って言ってた時に“バンドを、俺は辞めようと思う。”っていう話をしたんです。その時に…“あぁ、こういう奴と組めてて良かったな”と、思ったし、何が大事かわかってる。それは、みんなそうだし…なんかそういう時にバンドの一体感なんてどっちでもいいと思っているんです俺…そんなもん、音楽は誰とでもできるし…ただ、その一緒にやっている奴が、音楽よりも大事なものがあると分かっている人達とやれているというのは“あぁ…この人達以外とは、やる気が起きないだろうな、きっと…” って思う、だからゆえなのかも知れないです。」

 来週のお客様も、かりゆし58のメンバー全員お迎えします。楽器をお持ちになってのご来店なのでライブ演奏も聴けてしまうかも…ご来店、お待ちしております。

「今ね…麹にハマっていて“塩麹”とか最近聞かない?塩麹レシピとか…麹をお料理に使うと、消化も良くなるっていうから、そういうモノを生活に取り入れたり…あと酵素もはやってるし、これからは、美容や健康について知識を高めたいなって思ってて…旦那様のためにも、子供のためにも…」今週も女子トークに花が咲きました♪でも、やっぱりしっかりしてるなぁ杏奈ちゃん…見習うこと満載だわ(微笑)

「美容のために飲んでるもの…アサイー・ドリンクを毎朝飲んでる。目覚めがすごく良くなるのね♪プラス便通も良くなったりするし、それこそ二日酔いにも利きそうな気がする…」ふむふむ、私はなるべく体を冷やさないようにしているのと、あとは保湿ね(微笑)

「この春イチオシの洋服のコーディネートかぁ…この春は“シャーベット・カラー”が熱いって言ってるよね♪だから、私もオーダーしているものがミント・グリーンとか、淡いピンクとか、心躍る色の洋服を選んでるかな、それでシャーベット・カラー同士の組み合せとかね…」 私をスタイリングしてって言ったら…「パンツはいてるイメージがあまりないよね?パンツに、ちょっとフリルのついたシャツとか甘カラな感じで…そういうのが大人っぽくて、色っぽい感じでとっても似合いそうな気がする♪性格もおっとりしているし、雰囲気もおっとりしていて、そこで女性らしさは出ているから、パンツでちょっとカッコ良くしても、そのギャップが良い気がする♪」 なるほど…参考になるなぁ(嬉)

「私は結婚2年目になったけど…やっぱり1年目よりも、人生のパートナーなんだっていう意識が強くなった気がする。将来設計を色々考えたりとか、仕事の話も色々するし、何でも言うかも…お互いアドバイスし合っている感じかなぁ…」 またまた、そっか、そうなんだ…そんな杏奈ちゃんに“素敵な女性像”を聞いたら…

「ビジネスをしている女性も周りに増えてきて、すごく多いけど…ポリシー、一本スジが通っている女性は、仕事のやり方も、人の付き合い方に関してもあまり流されない、みんなが良いと言っているから良いでは無くて、自分の頭で決めて、そう言うことを大事にしている女性がカッコイイなって思う。色々な経験をしている、苦労しているんだろうなって、何処かその女性の奥に見えるというか…私、夏木マリさんが好きで、カッコイイよネ
ッ!ライブを見に行ったことがあって、渋くて…そのライブを見に行った時に衝撃的だったのが、黒のロングドレスを着て、シャンパンを持ちながら“バカな男〜♪”って歌ってたの!それが凄い衝撃的で、面白いんだけどカッコ良くて、様になる女性っていないじゃない…」 いやぁ…話が尽きないなぁ♪またのご来店お待ちしてますね杏奈ちゃん。

さて、来週のお客様は…私の大好きな沖縄からのお客様。かりゆし58の皆さんから御予約頂いています…沖縄の風を感じれそうです、楽しみ♪

タレント、女優、そしてアクセサリーブランド「Ange Bloom」をプロデュースされている永田杏奈さま…杏奈ちゃんがご来店♪ 中々、時間が合わなくて、一緒に飲めなかったから嬉しかったぁ(笑顔)

“和食好き”の話からアレルギーの話になって…っていうか、あんまり年齢の話したくないけど、歳を重ねるごとに私は肉食から⇒ま、昔から好きだったけど野菜や、あまり食べてなかったけど魚を食べるようになって和食を求めるようになって、、、杏奈ちゃんも「年齢のこと言いたくないのはすごくわかる(笑)でも、いろいろ変わってくるんだよねぇ…アレルギー体質になったりとか、花粉症はモチロンなんだけど、なんかチョットした時に蕁麻疹が出て痒くなったりとか、そう言うことを言うと、女の先輩方が“だから言ったじゃない!30になるとお肌が変わるって言ったでしょ…”って言われて…」あぁ、私も他人事じゃないなぁ…ってか、久しぶりの女子トークに花が咲いちゃったなぁ(微笑)

 でも、杏奈ちゃんスゴイよなぁ…色々な経験を経て今は「Ange Bloom」の社長さんでもあるし…「そうなんです…社長らしくないんだけど(笑)社長っぽいこと出来てるとは…でも、なんだかんだ自分で会社をやっていると、お休みも、お休みじゃないというか仕事のこと考えちゃうし…もともと、ファッションとか美容の仕事に関わりたいというザックリとしたことしかなくて…プラス“キャリア・ウーマン”になりたいって思ってて→それで、一番手っ取り早く友達に紹介された、コスメの仕事をした時、生まれて初めて定時のお仕事をやってみた時に、朝がすごく忙しくって(困)メイクとか髪の毛とか毎日やってたら大変だなぁって思って(忙)その時に“なんか髪の毛を簡単に可愛くできるものって無いんだろうか?”って思って、じゃぁ作ってみよう!がキッカケで、デザインとかした事なかったし、デザイン画とかも書いたこと無かったんだけど意識してやり始めたらアイデアが湧いてきて…」 うん!やっぱりスゴイなぁ…行動力のあるし、何かに向かっている女性って、男の子もそうだけど輝いているよネ♪

「社長になったことで、当たり前だけど責任感を持つようになったし、以前の自分を思うと“甘かったな…って考え方が…”思ったけど、今はチョット苦労もしたし、会社立ち上げて2年しか経ってないから、まだまだこれからたくさん苦労もしなくてはいけないと思うけど…役所系とか確定申告とかもそうだけど意識してなかったことを自分でやらないといけなくて、数字もね…弱いよね女性って…合計金額が、原価がいくらで、常材がいくらでって…」 いゃぁ…私は全然わからないなぁ…見習うことたくさんある!というか、かなり女子トーク満喫してるな久しぶりに…来週もお楽しみに♪
今夜のお客様は先週に引き続き…気象予報士の森朗さま。

明日、東日本大震災から1年が経ちます。森さんに震災後の様々なお話をお伺いしました…

 「私自身は、まだそれほど活動することは出来ていないのですが…私が働いている会社『ウェザーマップ』の仲間が、学校を流されて授業のできない子供たちの所に出前授業に行ったり、それから…【津波防災の日】という日が定められ、その時、トークイベントがありまして、そこに気象予報士の人達が集まってイベントに参加したりと…まだ、その程度しか活動できていないんです。

 私は震災当日は引っ越しを控えていて、引っ越す先の家でインターネットをつなごうとしていたり…テレビをつなごうとしていたり…そうした作業をしていたんです。そこで揺れたんです。
 それで、揺れたとたんに停電してしまったんです。その時の揺れ方で、遠くで大きい地震があったというのは分かったのですが、その後の情報が全くなかったんです。外では町の防災無線が「大津波警報が出てます…」とアナウンスされていたのですが…
 だから“これは大変なことが起きている”と言うことしかわからなくって、その自分が置かれている状況がサッパリわからなかったんです。それで、翌日引っ越しだったため、自宅に戻ったんですが…その時“そうだ!車のラジオがあった”と思って車のラジオを捻ったら…“東北地方で大きな地震があり、津波が発生して大変なことになっている…”と、いうことは分かったんですけど、神奈川県にいる自分がどういう状況か、やはりさっぱり分からなかったんです。
 ただその時、実は私、生まれは東京なんですが、育ったのは兵庫県西宮市だったので、阪神大震災の時、東京にいたんですけど、すぐ友達に連絡しますよね? 中々つながらなくて、やっとつながった時、その友達の第一声が…「どないなってんの?」と言うんです。 つまり現地では何が起こっているか、わかっていないんです。 それで “あぁ、その時の事が今か…” と、思ったんです。
 それで、こういうテレビの仕事などをしている事に対して、それからものすごく考えて “たぶんあの時も、一生懸命伝えていたアナウンサーの人がいたけど、その人の声というのは、実は被災している人には伝わらないんだな…それが聞こえている人は、ある程度電気が通じている、それほどでもない人に伝わっているだけであって…” これはチョット、考え方を変えなければいけないと、考えてみれば当たり前の事なんですけど。

 また…去年は、地震だけではなくて台風も多かったですし、集中豪雨もいくつかありました。すごく災害の多い年だったんです、地震以外にも。 だから、その後の災害の時にも、その災害が起きてから一生懸命喋っても “本当に伝えなきゃいけない人に、実は伝わらないかもしれない…” と、言うことをすごく考えてしまって…そんな事をいまさら「いまさらかよ!」って、言われるかもしれないけれど、すごくこの1年は考えました。
 たぶん僕達、気象予報士は、立場的に唯一 “先の事を言える仕事” じゃないですか…起きた事をしゃべるのではなくて「こんな事が起きますよ!」という話だったならば、前もって伝えられるので、本当にそこはキチンと伝えなければいけない。「こんな事が、起こります…」って、起こってからではもう、あなたには情報が行かないかもしれないから、今のうちに聞いておいてほしい…という気持ちで、ちゃんと言わなければいけない。 でも、その時に、予報ですから「危ない!危ない!!」ばかり言っていて、オオカミ少年みたいに思われて、「結局何も起こらなかったじゃないか!」って言われちゃうと、情報の信頼度も無くなってしまう…その言い方が難しいし、さっきの話ではないですけど、ただ煽るのではなくて、事が起こった時に「あっ!あの人、言ってた言ってた。そういう時は、こういう風にすれば良いんだよね?」って、ちゃんと冷静に行動できるような情報の伝え方が出来ているのかと常に考えていたんです。」

“震災から1年が経ちますが、改めて私たちが意識すべきこと、そして考える事とは…”

 「私は “決してまず他人ごとではない。” と言うことです。皆さんも感じていらっしゃるとは思うんですけれども…
 もう一つは、今 たとえば、津波ひとつにしても、津波があまりにも大きかったものですから“1メートルの津波は大丈夫だろう?” なんて言っている人が、逆に増えてしまっているんです。 大変なことが起こってしまたので、逆に東日本大震災程ではないから、実は、とても危険なことに対して注意力が弱くなっているという事もあると思うんです。 そこをキチンとやっぱり知っていて欲しいし、そういう所をまず、まずは立ち返ってみることが良いのかなと思います。

 それから、気象庁のOBの方とお話をした時に、やはり災害現場と直接向き合ってきた方なので、とても勉強になったんですが…例えば「避難訓練」ありますよね?それを、避難訓練としてやってしまうと面白くないから、だんだん皆さん参加しなくなって訓練にならなくなってしまう。だから“イベント化” するんだそうです。例えば、避難した先で、避難訓練が終わったらそこでバーベキューをやりましょうとか、そういう風にイベント化することで参加する人が増える、だから、そういうことをするといいよといったアドバイスを頂きました。

 他にも、元国土交通省の方が言っていたのですが、避難所もただ体育館があるだけではなく、食料があるだけでもなく、そこにお酒とカラオケ・セットがあるとか…そういう風に、娯楽も用意しておかないと人は行かないっていうんです、いざと言う時に。

 ですから、避難というものは、訓練も楽しくイベント化して、実際に避難する時にも気楽に行けるように、ちょっと楽しみがあるようにしないと避難しないから、そう言うことが大事だって結構みなさん仰ってました。

 逃げるということは難しいんです。“まだ大丈夫” “ココは大丈夫”と、どうしてもそういう気持ちが働いてしまうので…「大丈夫だけど…ちょっと飲むつもりで行ってみる?」みたいな感じで行くのが良いらしいです。

 あと、お祭りの事も言っていました。今これだけ大きな災害が起こって、色々な記録に残りますが、それが何年残るかな?って言うと、だんだん薄れて行ってしまうことにもなりかねないですよね? それで「祇園祭」ありますよね、京都の…あのお祭りは1200年ぐらい続いていますよね…何をキッカケに始まったかと言うと、貞観時代なんです。貞観地震の頃なんです。その大きな地震、疫病も流行ったらしいんですけれども、それを鎮めるために、あのお祭りを始めたそうなんです。それから1200年…今になって、毎年行われているこの祇園祭、これはいつ始まったんだろう?と、調べる人が出てくると、その貞観地震に行きわたるわけです。そうすると、1200年経ってもまだその「こんなに大きい地震が日本のココであった…」っていう記憶が、お祭りを通して1000年以上、伝わるんです。これが大事だと言われてました。だから、苦しい事とか、嫌なことは、どうしても忘れる方に働いてしまうんですけど、お祭りとか、イベントとか楽しい方向にカタチを変えて繋いでいくと意外とそうした方が残る。と言うことを、おっしゃっていました。

 最後に…気象予報士の間で、震災後、新たな変化もありました。伝え方を、みんなそれぞれ考えています。災害に敏感になっていますから…例えば、今年の冬、すごく大雪になったじゃないですか?その時に、新潟県の方で地震がありました、佐渡の方で震度5の…その時に、すごく雪が積もった所で地震が起きると“雪はどうなっているんだ?” “ひょっとしたら、ゆるんで崩れて、雪崩が起きるのでは?” と、言うように、気象予報士の皆さんのピンとカンが働くようになってきているんです。 世の中で何か自然的なことが起きると、すぐその事が、他につながるのではないか?と、言うように、気象予報士の感度がみんな良くなっていると感じています。」

今夜のお客様は…気象予報士の森朗さま。

一杯目のお酒を造りながら“酔った森さんをお天気で表すと…?”なんてチョット無茶振りしたら「夏の夕立。最初は普通に、途中まで明るく朗らかなんですけど、途中で酔っ払って喋りすぎてザーっと雨が降って、でもそんなに大したことはなくって、そのまま終わることはなくって、またカラッと晴れるみたいな…うまくいくとその後、虹が見えるんですけどね…ダメな時は水溜りしか残ってないんですけどね」なんて、お天気を絡めながらサラッと言える森さん!さすがです♪なのですかさず“私のイメージは天気でいうと…?”「安さんのイメージは…春霞みたいな感じですかね…晴れてるんだけど、なんかボーっとベールがかかったような感じの…すごい晴れてるとかではなくって、モワ〜っとしていて、もうチョット知りたくなるなぁて思わされます…」うまい!

それで…いつものように、ウチの料理人の和歌さんがおつまみをご用意して頂いたんですがレシピにも掲載されているように『鯛のみぞれ煮』と、少しお天気にかかっているお品書きのおつまみで、これまたうまい!!

で、そのおつまみを食べながら“食べ物とお天気の関係”について伺うと…「とっても深いですよ…やっぱり農業はお天気にすごく左右されますし、魚もすごく影響されるんです。例えば、魚によっては空が曇っている方が獲れるとか、結構“光”が影響するそうなんです。それから陸上は、暑い、寒い、晴れ、雨に影響されるんですが、海の中はもっと敏感で…人間が生きているこの陸の上って寒い時は、氷点下5度とかまで下がる。それで暑いとき、真夏は35度ぐらいになりますよね?で、この差が40度ですよね?ですから私達は40度ぐらいの温度の幅の中で生きているんです。だけど…魚が生活している水温の幅は10度ぐらいなんです。夏と、冬で温度差が無いから…だから水の1度差は、気温の4度差ぐらいに相当するんです。だから水温が1度変わるということは大変な事なんです…」と、すごくわかりやすく説明して頂いて楽しかったし、勉強にもなりました♪

そんな森さんの、そうしたわかりやすい話が書かれている本が今月21日に出版されるそうです。タイトルは…『海の気象がよくわかる本』海の気象に関しては、モチロン書かれていますが、海に関係すること以外の天気にまつわるお話も書かれているそうなので、チェックしてみてくださいネ!