今夜のお客様は…かりゆし58 御一行様♪
2012/3/31
今までで、いちばん多い人数でのご来店…かりゆし58御一行様。ヴォーカル&ベースの前川真悟さん、ギターの新屋行裕さん、同じくギターの宮平直樹さん、ドラムの中村洋貴さん…早生まれの方もいらしたけど、私と同学年、同世代でお話できて楽しかったなぁ♪
ドラムの中村さんが、お酒を作るのが上手だそうで…お願いして、私も含め全員分のお酒を用意して頂いて「6年間バンドをやってきて、お酒を作るのが上手くなりました…コツは氷をいっぱい入れて、よく混ぜる事。あとは、おまじないをかける…」チョット冗談ぽく話しながら作ってくれたけど、氷をゆっくり丁寧にたくさんグラスに入れる動作や、お酒のつぎ方、かき混ぜ方には6年間の繊細な手さばきを感じたなぁ♪
それから、宮平さんの「では、みなさんグラスを持って、小指を立ててください…カンパ〜イ♪?」の乾杯の音頭も、新屋さんが酔うと「(開きになっている)ほっけの開きを閉じて…お前、こんな姿で生まれてきたわけじゃない。」なんて酔った時のエピソードも、あとあと、またまた宮平さんの“酔っ払うと脇の下が痛くなるエピソード”とか、とにかく色んな話が飛び交ったけど、どんな話も温かかったなぁ♪
ん?前川さん…?モチロン、前川さんのお話にも心温まりました♪かりゆし58の皆さんと同世代の私も、30歳になって色々すごく冷静に考えることが増えたんですけど…「僕らは“バンド”というもので飯を食べさせてもらっている中で、普通に生きて行くことをちゃんと考えるメンバーで“30歳で…俺、チョット家、帰らんといけないかもしれない” “子供が生まれて、家に居れない父ちゃんになるぐらいだったらバンドを辞めて、ちゃんと家族を育てたい” “何度か、どうする?来年も続ける?そろそろ、自分の人生に戻ろうか?”とかいう話もしながらやってきて、それは仲悪いとかそう言うことじゃなくて、バンドに溺れたり、音楽に依存して地に足つかなくなるような人生にはしないでおこう、あまりにも華やかなところに、ずっと居たらアホになるから…うまく言えないんですけど、僕らは何かを作っていく仕事をさせてもらっているじゃないですか…今までは、良いものを作りたいなとか、生活もかけているから、なるべく多くの人に聴いてもらえるような曲を作ろうとかやってたんですけど、最近はやがて生まれてくる子供が、例えば15歳とか青春の真っ只中で悩んでいる時に、父ちゃんが作ったCDのスイッチ入れて、その時にも聴けるような“残せる作業”“残していく作業”に考え方を変えているんです。」
また、今月リリースされた、かりゆし58のニュー・シングル「ゆい」のお話を伺うと…「ややこしい話になるかもしれないんですけど、僕等30歳になる時に色々考えようって話した時に“音楽の向き合い方”をチョット考えてみて僕等が今、考えているのが“音楽ってカラッポのもんじゃないかな?”って最近思うようになって、それでカラッポの状態で人に出して、それぞれ聴いた人が本当に自由に、自分の思ったことを詰め込んでくれたり、感じたことを詰め込んでくれるから、音楽って素晴らしいのかな?って思って、僕らは特にメッセージを込めたり、想いを歌にのせるという作業はしないで、なるべくカラッポで…さっき“元気が出た!”とかいう感想を仰ってくれたのは、きっと僕等がそうしたのではなくて、安さんの中にある元気がそこに写っただけだと思うんです。だから、僕等はカラッポに“こんなものが出来ました。”というカタチだけで出してます。」
「ゆい」というタイトルは…「“結びつき”という意味もありまして、他に沖縄の民謡なんかで“お囃子”コッチでいう、あ〜こりゃこりゃ♪みたいな感じで、さぁ〜ゆいゆい♪とか、結構“ゆい”って言う言葉を頻繁にお囃子で使うんで、あと“ゆい”って女の人の名前みたいで良いし(微笑)」
メンバー同士で、メンバー内で“結い”を感じるな?っていう瞬間はあるんですか?…「去年、大きな地震があって僕等はわりと早い段階で色々な方の伝手を借りて、宮城県とか、福島に行かせてくれる機会をいっぱい頂いて、」それで僕等、そこに通う事が多くて、で一時期、東京で“水が手に入らない”とか、そうなっている時に、嫁さんは独りで、不安で家に居る。“俺、どっちが…いいのか?”って言ってた時に“バンドを、俺は辞めようと思う。”っていう話をしたんです。その時に…“あぁ、こういう奴と組めてて良かったな”と、思ったし、何が大事かわかってる。それは、みんなそうだし…なんかそういう時にバンドの一体感なんてどっちでもいいと思っているんです俺…そんなもん、音楽は誰とでもできるし…ただ、その一緒にやっている奴が、音楽よりも大事なものがあると分かっている人達とやれているというのは“あぁ…この人達以外とは、やる気が起きないだろうな、きっと…” って思う、だからゆえなのかも知れないです。」
来週のお客様も、かりゆし58のメンバー全員お迎えします。楽器をお持ちになってのご来店なのでライブ演奏も聴けてしまうかも…ご来店、お待ちしております。
ドラムの中村さんが、お酒を作るのが上手だそうで…お願いして、私も含め全員分のお酒を用意して頂いて「6年間バンドをやってきて、お酒を作るのが上手くなりました…コツは氷をいっぱい入れて、よく混ぜる事。あとは、おまじないをかける…」チョット冗談ぽく話しながら作ってくれたけど、氷をゆっくり丁寧にたくさんグラスに入れる動作や、お酒のつぎ方、かき混ぜ方には6年間の繊細な手さばきを感じたなぁ♪
それから、宮平さんの「では、みなさんグラスを持って、小指を立ててください…カンパ〜イ♪?」の乾杯の音頭も、新屋さんが酔うと「(開きになっている)ほっけの開きを閉じて…お前、こんな姿で生まれてきたわけじゃない。」なんて酔った時のエピソードも、あとあと、またまた宮平さんの“酔っ払うと脇の下が痛くなるエピソード”とか、とにかく色んな話が飛び交ったけど、どんな話も温かかったなぁ♪
ん?前川さん…?モチロン、前川さんのお話にも心温まりました♪かりゆし58の皆さんと同世代の私も、30歳になって色々すごく冷静に考えることが増えたんですけど…「僕らは“バンド”というもので飯を食べさせてもらっている中で、普通に生きて行くことをちゃんと考えるメンバーで“30歳で…俺、チョット家、帰らんといけないかもしれない” “子供が生まれて、家に居れない父ちゃんになるぐらいだったらバンドを辞めて、ちゃんと家族を育てたい” “何度か、どうする?来年も続ける?そろそろ、自分の人生に戻ろうか?”とかいう話もしながらやってきて、それは仲悪いとかそう言うことじゃなくて、バンドに溺れたり、音楽に依存して地に足つかなくなるような人生にはしないでおこう、あまりにも華やかなところに、ずっと居たらアホになるから…うまく言えないんですけど、僕らは何かを作っていく仕事をさせてもらっているじゃないですか…今までは、良いものを作りたいなとか、生活もかけているから、なるべく多くの人に聴いてもらえるような曲を作ろうとかやってたんですけど、最近はやがて生まれてくる子供が、例えば15歳とか青春の真っ只中で悩んでいる時に、父ちゃんが作ったCDのスイッチ入れて、その時にも聴けるような“残せる作業”“残していく作業”に考え方を変えているんです。」
また、今月リリースされた、かりゆし58のニュー・シングル「ゆい」のお話を伺うと…「ややこしい話になるかもしれないんですけど、僕等30歳になる時に色々考えようって話した時に“音楽の向き合い方”をチョット考えてみて僕等が今、考えているのが“音楽ってカラッポのもんじゃないかな?”って最近思うようになって、それでカラッポの状態で人に出して、それぞれ聴いた人が本当に自由に、自分の思ったことを詰め込んでくれたり、感じたことを詰め込んでくれるから、音楽って素晴らしいのかな?って思って、僕らは特にメッセージを込めたり、想いを歌にのせるという作業はしないで、なるべくカラッポで…さっき“元気が出た!”とかいう感想を仰ってくれたのは、きっと僕等がそうしたのではなくて、安さんの中にある元気がそこに写っただけだと思うんです。だから、僕等はカラッポに“こんなものが出来ました。”というカタチだけで出してます。」
「ゆい」というタイトルは…「“結びつき”という意味もありまして、他に沖縄の民謡なんかで“お囃子”コッチでいう、あ〜こりゃこりゃ♪みたいな感じで、さぁ〜ゆいゆい♪とか、結構“ゆい”って言う言葉を頻繁にお囃子で使うんで、あと“ゆい”って女の人の名前みたいで良いし(微笑)」
メンバー同士で、メンバー内で“結い”を感じるな?っていう瞬間はあるんですか?…「去年、大きな地震があって僕等はわりと早い段階で色々な方の伝手を借りて、宮城県とか、福島に行かせてくれる機会をいっぱい頂いて、」それで僕等、そこに通う事が多くて、で一時期、東京で“水が手に入らない”とか、そうなっている時に、嫁さんは独りで、不安で家に居る。“俺、どっちが…いいのか?”って言ってた時に“バンドを、俺は辞めようと思う。”っていう話をしたんです。その時に…“あぁ、こういう奴と組めてて良かったな”と、思ったし、何が大事かわかってる。それは、みんなそうだし…なんかそういう時にバンドの一体感なんてどっちでもいいと思っているんです俺…そんなもん、音楽は誰とでもできるし…ただ、その一緒にやっている奴が、音楽よりも大事なものがあると分かっている人達とやれているというのは“あぁ…この人達以外とは、やる気が起きないだろうな、きっと…” って思う、だからゆえなのかも知れないです。」
来週のお客様も、かりゆし58のメンバー全員お迎えします。楽器をお持ちになってのご来店なのでライブ演奏も聴けてしまうかも…ご来店、お待ちしております。