群馬
SUBARUとの熱いつながりも 自由でクリエイティブな文化発信地
FM GUNMA
木暮あかりさん
草津や伊香保、水上、万座など全国的にも有数の‶温泉天国〟として知られる、群馬県。東京からのアクセスも良く、車で2時間ほどの距離にありながら、東洋のナイアガラと呼ばれる「吹割の滝」やコバルトブルーの幻想的な湖「四万湖」など雄大な自然が生んだ絶景スポットが多いのも魅力です。中でも、日本百名山に数えられる「赤城山」は、年間を通して四季折々の風景が楽しめるうえに、関東でも指折りのドライブスポットとして人気だそう。
今回は、その赤城山出身で、FM GUNMAアナウンサーの木暮あかりさんにお話をお聞きしました。木暮さんは現在、夕方のワイド番組「POTLUCK」(放送日時:月火水16:00~17:50)を担当中。POTLUCKは、英語で「持ち寄りパーティー」という意味。音楽や映画、カルチャーなどの話題のトピックを持ち寄って紹介する番組です。そして本日、木暮さんは、群馬のオススメスポット情報を持ち寄ってくれましたよ。
太田市美術館・図書館

「私がご紹介したいのは、太田市美術館・図書館です。こちらは、その名の通り美術館と図書館が併設されている文化施設なのですが、その建物がすごく特徴的でユニークなんです。外から見てみると、スロープでいくつもの白い箱がつながっているような構造で、その合間に緑が植えられているので、丘のようにも見えてくる不思議な場所です」(木暮さん)
それはとても気になるスポットですね。さらに、こちらの施設は、私たちEDCのオフィシャルパートナーであるSUBARUとの縁が深く、熱い繋がりがある場所なんだとか…!一体どのような関係性なのでしょうか?さっそく、太田市美術館・図書館の広報担当である星野真也さんに、詳しいお話を伺ってみました。
「当館は2017年4月、太田駅前に誕生しました。美術館、図書館、カフェが併設されているのですが、それぞれのスペースが明確には分かれていなく、いわば混在しているような構造になっている全国的にも珍しい施設なんです」(星野さん、以下同)


太田の新たなランドマーク的複合施設として完成した、太田市美術館・図書館。たしかに、それぞれ独立して並んでいる場合はあっても、一体化しているのは珍しいですよね。さらに、木暮さんが話してくれたように、建物自体も独創的です。
「この建物は、建築家の平田晃久さんが構想されたのですが、内や外、裏表という概念をなくして、人が自在に行き交えるように設計されたそうです。ですから、あらゆる方向に出入口が設置されて、通り抜けられるような形になっています。人工物、自然、人が混ざり合い、建物そのものが‶街〟をイメージした空間を作り出すようにしたそうです。なので、展示スペースや図書の特集コーナーのひとつひとつがお店の役割。街の一角を歩いているような気分で‶ちょっと寄ってみようかな〟と、好きなように見回ってもらえたらと思います」
実際に歩いてみると、繁華街にあるようなお洒落なネオンサインや、カーブミラー型の案内表示などが至るところにあり、まるで本当に知らない街に迷い込んだような気分に。
「思わず写真を撮りたくなるようなスポットが多いので、探してみてほしいですね。また、館内には、ソファーやクッション、大階段などくつろげるスペースもいろいろ。各所にある本棚からお気に入りの一冊を見つけて、時間の許す限り自由に過ごしてください」


蔵書のメインは、国内外のアートブックと世界60ヵ国以上から集めた絵本児童書。どちらも選りすぐりのラインナップを誇っているそうです。また、天気の良い日は図書を外に持ち出して読んでも良いそうで、芝生やテラス、屋上などで開放的な気分で読書ができるのも、ここならではの楽しみ方ですね。


さて、ここで気になるSUBARUとの関係について聞いてみました。
「太田市には、昔から工業製品の工場、製作所が多く‶ものづくりの町〟として発展してきた背景があります。その中核を担っているのがSUBARUさんの本工場です。実は、当館は本工場のある‶スバル町〟のすぐ隣にあるんですよ。太田市美術館・図書館は、その‶ものづくり〟を通して育まれてきた太田の人の創造力を、これからの‶まちづくり〟に生かしていくための拠点となることを目指しているんです」
歴史と未来ある‶ものづくり〟が繋いだ密接な関係が、太田市美術館・図書館とSUBARUにはあったんですね。実際に施設では、過去には車史上に残る名車といわれる『スバル360』の展示を行ったこともあったり、自動車のシートをつくる技術を応用して作られたソファーが設置してあったりと、その技術力に間近で触れることもできますよ。

「当館は‶まちに創造性をもたらす、知と感性のプラットフォーム〟として、そのコンセプトを肌で感じて頂ける場所となっています。特に目的がなくても、ただ迷路を回るように歩いてみるだけで、新しい‶発見〟があるはずです。一度足を運んでみてください」
まさに当社が提供する「‶エウレカ〟のある特別な旅」にぴったりのスポットである、太田市美術館・図書館。ぜひ出かけてみてはいかがでしょうか。
太田市美術館・図書館
- 住所
- 群馬県太田市東本町16番地30
- 電話番号
- 0276-55-3036
- 開館時間
- 10:00~20:00 (日曜・祝日は18:00まで)
※企画展の観覧は18:00まで (入場は17:30まで)
- 休館日
- 月曜日 (祝日・振替休日の場合は翌日)
年末年始 (12月29日~1月3日)
※毎月最終火曜日は、図書館エリアのみ休館
- アクセス
- 北関東自動車道 太田桐生ICから15分
太田強戸PAから20分
太田藪塚ICから26分
伊勢崎ICから36分
関越自動車道 東松山ICから60分
東北自動車道 館林ICから50分
佐野藤岡ICから60分