PASSENGER DIARIES

EDC 営業日誌(過去のお客様)

2023年4月15日放送

Passenger

矢田亜希子

本日のお客様は、矢田亜希子様。
1978年、神奈川県出身。
1995年にドラマ『愛していると言ってくれ』で俳優デビュー。その後、『やまとなでしこ』『白い巨塔』など、話題作に多数出演!近年はバラエティ番組でも活躍されており、川島さんがMCを務めるTBS『ラヴィット!』では、番組開始当初から水曜レギュラーを務められています!実は、以前から出演オファーをかけ続けていた矢田さんとともに、念願のドライブに出発です!

 

 

〜ラヴィット!〜

TBS『ラヴィット!』では、番組開始当初から水曜レギュラーとして川島さんと共演している矢田さん。『ラヴィット!』が始まる以前にも何回か共演はあったものの、ほとんど喋ったことがなかったそう。バラエティ番組の収録現場は、収録が終わると出演者がサッと帰ってしまうため、ドラマと比べてあっさりとした雰囲気に戸惑うこともあったのだとか。
『ラヴィット!』が始まってからこの春で2年が経ちますが、アンタッチャブルの柴田さんや見取り図とともに、矢田さんがひな壇に座っている光景を見ると、今も不思議な感じがすると言う川島さん。矢田さんも「これだけ芸人さんとご一緒できると思っていなかった。」とおっしゃいます。最初は川島さんにとっても“俳優・矢田亜希子”のイメージが強く、どう接したらいいか不安がありましたが、今は番組を楽しんでくれている様子が伝わってくると言い、矢田さん自身も“こんなに毎週楽しくていいのかな”と感じるほど毎週の生放送が楽しいのだとか。
ここから話題は『ラヴィット!』での思い出深いエピソードへと移ります。『ラヴィット!』月曜日の放送で、Re:Japanの「明日があるさ」を出演者全員で歌った回を見た矢田さん。とても羨ましかったそうで、「水曜日でも歌いたい!」と言い出します。「そんな頻繁に明日があるさを歌っても…」といった話をしていたところ、水曜レギュラーのアンタッチャブル柴田さんが「違う曲だったらいいんじゃない?」と提案。そこで、水曜日では「上を向いて歩こう」を歌うことになりました。
しかし、自ら歌いたいと言ったものの、実はテレビであまり歌ったことがない矢田さん。本番前からとても緊張されたそうで、川島さんもその様子が忘れられないそうです。というのも、歌を披露する直前のCM中に、矢田さんと同じパートを歌うおいでやす小田さんが一瞬スタジオを離れたところ、矢田さんは大パニック!笑 まるで“私を一人にしないで!”と姫が執事を探すかのように「おーい、小田さん〜!小田さんが居ないよ〜!」と、悲鳴を上げていたとか。笑
その光景を見た川島さんは、“全てがパーフェクトに見えてた人が、こんなに取り乱すか!”と、矢田さんの人間らしさを感じたそうです。また、そのほかにも矢田さんは「メンバーで〇〇をやりたい!」「ロケで体張ることもやります!」と積極的に提案!川島さんは、『ラヴィット!』を盛り上げるために歩み寄ってくれる矢田さんに感謝しつつ、楽しい2年間を振り返りました。


(『ラヴィット!』スタジオでの矢田さん!)

 

 

〜俳優として〜

矢田さんの芸能界デビューのきっかけは、スカウト。中学2年生の時、原宿のラフォーレでお母様と買い物をしている時に、今の事務所の社長にスカウトされたそうです。この時以外にも、他の事務所からスカウトはあったそうですが、今の事務所に決めた理由は、社長が「この雑誌の1ページを〇〇円でどうですか?」と、バイト感覚でオファーを持ち掛けてくれたから。
その後、高校に入学してから事務所に所属した矢田さんですが、最初はオーディションの自己PRに苦戦し、合格を貰えない日々が続いたと言います。とにかく落選の連続で、“私は嫌われている”“おじさんたちに気に入られない”と落ち込んだそう。周りを見渡すと、自己PRが上手な人たちがたくさんいて、やる気もなかなか出ない状態だったとか。
そんな矢田さんにとって転機となったのが、社長に連れられて行った挨拶回り。赤坂で時間があった際、“ついでにTBSで顔見せでもするか”と連れられて行ったところ、正面玄関に、名ドラマプロデューサーとして知られる貴島誠一郎さんの姿が!そこで社長が、「ウチの新人です。」と紹介すると、貴島さんはその場で、当時放送されていたドラマの台本を渡し、オーディションのような事が始まったそうです。この挨拶回りがなかったら、矢田さんの芸能人生はまた違うものになっていたのかもしれません。
そして1995年、矢田さんが16歳のときにドラマ『愛していると言ってくれ』で俳優デビュー! 豊川悦司さんの妹役で出演されました。ドラマの平均視聴率21.3%、最終回は最高28.1%を記録する大ヒット作となりましたが、それとは裏腹に矢田さんは「申し訳ない気持ちでいっぱいだった。」と、当時の心境を振り返ります。事務所に所属してまもない矢田さんは、演技の勉強もあまりやっておらず、ご本人曰く、“素人の状態”。ドラマの中に出てくる手話とセリフを覚えるのに必死だったそうです。


(デビュー当時の矢田さん!)

その後、俳優として数々の作品に出演される矢田さんですが、番組アンケートでマイ大事件として挙げて頂いた作品がドラマ『やまとなでしこ』。それまで矢田さんが演じていた役は意地悪だったり、気が強かったり、性格が悪そうなイメージの役が多かったそうですが、『やまとなでしこ』では、可愛い清楚なCA役。ドラマが大ヒットしたことで、矢田さん自身のイメージも大きく変わったと言います。また、『やまとなでしこ』ではピンクや白の衣装を着ることが多く、それを観た方からは「ピンクが似合いますね!」と言われることも多かったそうですが、ご自身曰く、もともとの性格は“ピンクが似合わない女の子”で、むしろ“活発な男の子”!漫画で言うと、『ドラゴンボール』や『ろくでなしBLUES』、『スラムダンク』『今日から俺は!!』などの少年漫画が好きだったそうです。


(ピンクの服を着られている矢田さん!お似合いですね!)

 

 

〜バラエティ番組〜

もう1つ、人生のマイ大事件として挙げて頂いたのが“コストコ密着”。日本テレビ『沸騰ワード10』の企画で矢田さんがコストコで買い物する様子が放送されました。
もともと、私生活について発信したり、密着ロケをしたこともなかったという矢田さん。しかし、ブログを始めた頃に、矢田さんがコストコに通っていることを知った番組のスタッフからオファーが!“素の表情をカメラで撮られたり、車を運転するところまでカメラに密着されたりなんて怖い”“どう思われるか分からないし…”とすごく悩んだそうですが、当時のマネージャーに「面白いんじゃないんですか?」と言われたことで出演を決意。すると、その企画が大反響を呼びました!この出演を機に、“一回素を見せたからもういいや!”と吹っ切れたそうで、その後は、様々なバラエティ番組に多数出演。活動の幅を広げるきっかけになりました。


(コストコでお買い物される矢田さん!)

バラエティ番組に出演している心境を伺うと…“楽しいと難しいの繰り返し”だとおっしゃいます。ドラマの世界にはセリフがあり、自分の言葉は要らなかったのとは対照的に、バラエティでは自分の言葉で喋る難しさを痛感しているとか。“もっとこういう事を言ったらよかった…”“もっと勉強してくれば良かった…”など反省の連続だと言う矢田さんに、「まあ、クイズ番組とかならそれはあるかも。」と川島さんが同調したところ…「クイズ番組はNGなんです。」とまさかの反応が!
矢田さん、クイズ番組には出たことが無いそうで、「歴史上の人物とか間違えちゃったら大変!」とおっしゃいます。これを聞いた川島さんは、「確かに“矢田さんは完璧じゃないと”ってイメージありますからね。じゃあラヴィットでもそういった問題は一切出さず、運のゲームばっかりやらせますので。」と話していました。笑
ここで、矢田さんから川島さんに質問が。それは「お仕事の前の心の準備などはありますか?」というもの。川島さん、若手時代に憧れていた先輩がいるそうで…その先輩は本番前や本番後には一切喋らず、暗い雰囲気なのですが、本番直前にスイッチを入れて、一気にテンションを上げて臨むスタイル。その姿を見て“プロやな”と感銘を受けたと言います。
しかし、若手時代の川島さんが同じことをやってみたところ、楽屋でも、本番でも、本番後も一言もしゃべれずに終わってしまったのだとか。笑 そのため、今は楽屋でマネージャーさん、スタイリストさん、メイクさんと楽しくしゃべって、本番と楽屋の温度差をつけないようにしているそうです。

 

 

〜スキンケアとジム通い〜

今回、番組アンケートで、『日常生活でのマニアックなこだわり』を伺ったところ…“スキンケア”とお答えに。
矢田さん、かなりこだわっているそうで…お風呂上がりには、まず導入剤とビタミンCローション→導入剤のクリーム→保湿ローション→シートマスク→目の美容液→目の周りのクリーム→全体の保湿ジェル→仕上げに全体の蓋をするクリーム…といったルーティーンを毎日欠かさずされているのだとか。
川島さんは、お誕生日に矢田さんからシートマスクをもらったそうで、週に1度は使っているそう!
また、番組アンケートで『最近の個人的な一大トピックス』を伺うと…“ジムに行き始めたこと”というお答えが。
運動が大嫌いだったそうですが、お仕事でダッシュするシーンの撮影などが続いたそうで、「もう走れません・・。」「足つりました。」とは絶対に言えないと思ったことをきっかけに、最近ジムに通い始めたのだそう。
また、川島さん曰く、「矢田さんはびっくりするぐらい食事が好き」なのだとか。ご自身でも「食べることが一番の楽しみ!」とおっしゃいますが、その体型を維持する秘訣を伺うと…「たぶん、子供の頃から多く食べてたから、キャパシティが人よりは倍ぐらいあると思う。」というお答えが。ただ、さすがに最近は抑えており、『ラヴィット!』生放送の前日には夕飯を18時には食べるようにしているそう。と言いつつ、ここで川島さんから「昨日もんじゃ食べてませんでした?」とツッコミが。この収録の前日、川島さんがInstagramを見ていたところ、矢田さんがもんじゃを食べている動画が流れてきて、“あれ、この人明日ラヴィットだよな?ご機嫌にシャンパン飲んじゃってる…”と思ったのだとか。いつもは『ラヴィット!』の前日は気をつけているそうなのですが、たまたまその日だけもんじゃを食べ、その様子をインスタに載せてしまった矢田さん…。その出来事をしっかりと見逃さない、さすがの川島さんでした。笑 
ちなみに、こちらの食事会は、矢田さんが出演されていたドラマ『しょうもない僕らの恋愛論』の打ち上げで、ようやく皆さんの日程が合ったのが、たまたま『ラヴィット!』の前日でした。また、飲んでいたのはノンアルコールのスパークリングだったそうですよ!

(矢田さんがInstagramに投稿した、もんじゃの動画はこちらから!)

 

 

〜矢田さんのエウレカ!(発見・気付き)〜

矢田さんのエウレカは、“年齢を重ねていけることの喜び”。 年齢を聞かれて「若く見える。」と言われるのは嬉しいけれど、“別に年齢を重ねるの嫌じゃないし!”とも思う矢田さん。40歳を過ぎて、“元気で歳を重ねられるって、なんて素敵なんだろう”と思うようになったそうです。若い頃は、自分自身の若さに気付けなかったり、“年齢を重ねたらどうなるんだろう…”と思っていたこともあるそうですが、現在は、年齢を重ねることが楽しく、1年ずつ経験値を上げて、“どんどん最強になっていくような感覚”があり、これからが楽しみなのだとか!
また、“どんなことも楽しむことが一番大事”と考えている矢田さん。川島さんから「じゃあクイズ番組も出るってことですか?笑」とツッコまれると、「クイズ番組ね…」と戸惑うものの、「イントロクイズならいいかな!」と答えていました。笑
そんな矢田さんの今後の夢・目標は、“常に楽しんでいたい”ということ。
「俳優業はずっと続けていきたい?」と川島さんに問われると、「“今の矢田亜希子にこういう役をやらせたいな”と常に思ってもらえるような人でいられたら幸せ。」とおっしゃいます。これは役者に限った話ではなく、バラエティ番組でも“こういう企画やってもらいたい”と思ってもらえるような存在でありたいのだとか。楽しみながら歳を重ねていく、これからの矢田さんのご活躍が楽しみですね!

ちなみに、矢田さんのお子さんは、矢田さんがデビューされた頃とほぼ同じ年齢ですが…川島さんからは「将来の話はするんですか?」と質問が。矢田さん曰く、将来の話をすることもあるものの、まだまだなりたいもの、やりたいことをハッキリとは見つけられていないそう。「何か夢中になれる、楽しくできるものを見つけてもらいたい」とおっしゃっていました。芸能界には全く興味がないそうで、たまに矢田さんが出演している『ラヴィット!』を見せると、“うわぁ…もうマジいつものリアクションだよ…”“リアクション、デカっ”と感想を言っているのだとか。笑

 

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PLAYLIST
  • 「Over Drive」
    JUDY AND MARY
  • 「上を向いて歩こう」
    RCサクセション
  • 「We Good」
    JO1
  • 「BRIGHTER DAY」
    安室奈美恵
  • 「めざせポケモンマスター」
    松本梨香