PASSENGER DIARIES

2023年2月18日放送

Passenger

守屋麗奈

本日のお客様は、櫻坂46の守屋麗奈様。
2000年、東京都出身。
2018年の『坂道合同オーディション』に合格し、坂道研修生を経て、欅坂46に加入。現在グループは櫻坂46へと改名し、2期生として活動中です。“れなぁ”の愛称で親しまれており、2022年に発売された櫻坂46の4thシングル「五月雨よ」では、カップリング曲を含めすべての楽曲に参加する“櫻エイト”に初選出。そして、今週2月15日（水）に発売された5thシングル「桜月」では初のセンターを務めています！
また、2021年8月から12月までTBS『ラヴィット！』のシーズンレギュラーを務め、川島さんと共演。今日は、守屋さんが初センターに選ばれるまでの道のりを辿るドライブに出掛けました！さらに、川島さんからとっておきのアドバイスも飛び出します！

 

 

〜ラヴィット！〜

守屋さんと川島さんは、TBS『ラヴィット！』で共演。もともと守屋さんは、2021年8月～9月の木曜日シーズンレギュラーでしたが、10月から12月は水曜日担当として、異例のシーズンレギュラー延長！その後も定期的にゲストとして出演されています。それまでバラエティ番組への出演経験はあまり無く、さらには、いつも助けてくれるグループのメンバーがいない“1人”での出演で、しかも生放送ということで、最初は不安や緊張でいっぱいだったとか。しかし、川島さんをはじめ周りの芸人さん方に助けられ、楽しく乗り越えることが出来たと振り返ります。
『ラヴィット！』には、様々な方がシーズンレギュラーとして出演されていますが、その中でも川島さんやレギュラー陣にとって守屋さんは“お孫さん”のような存在。特に木曜レギュラーのギャル曽根さんは、守屋さんのことが大好きで、孫を愛でる“おばあちゃん”のような優しい表情になっているそうです。笑
現在も度々『ラヴィット！』に出演されている守屋さん。最近は、流石に昔ほどは緊張しなくなったと言い、“おうちみたいな感じでリラックスしている”とのこと。笑
そんな守屋さんが『ラヴィット！』の中で印象的な出来事は“田村アナがお休みだった時に、代理でMCを務めたこと”。それまで番組MCの経験もなく、プライベートでも仕切るのはあまり得意ではなかったという守屋さんにとっては、大きなチャレンジでした。田村アナが体調不良ということで急遽代役を探している時、TBSのアナウンサーが代役を務めるのが定石ともいえるなか、スタッフから信頼を集めていた守屋さんに白羽の矢が立ち、緊張しながらも立派に代役を務められました！

(『ラヴィット！』のロケでバンジージャンプに挑戦した守屋さん！)

 

 

〜坂道合同オーディション〜

続いては、守屋さんがアイドルとしてデビューしたきっかけについて。もともとアイドルが大好きで、AKB48の大島優子さんや小嶋陽菜さんなどに憧れて、家で踊ったりしていたのだそう。心のどこかで“私もアイドルになりたい！”という思いはありましたが、あまり人前に出て何かをするタイプではなく、「なかなかオーディションを受ける勇気が湧かなかった。」とおっしゃいます。そんな時、「オーディションが行われるから、受けてみたら？」とお母様とお兄様から提案され、応募を決意。守屋さんは、それまでご家族に“アイドルになりたい”という話をしたことは無かったそうですが、ご家族は守屋さんの思いを察していたのかもしれませんね！
この『坂道合同オーディション』では、選考の前に“アイドルグループ活動について”のセミナーが開催されます。こちらは、“合格後はどういう活動になるのか”を事前に把握できるほか、出席すれば1次オーディションを免除されるシード権を獲得するチャンスもありました。しかし、このセミナーの日程が守屋さんの大学の入学式とバッティング！
そこで、守屋さんは大学の入学式を途中で抜け出し、リクルートスーツ姿でセミナーに参加！セミナーの終盤に到着したため、話はあまり聞けなかったそうですが・・セミナー講師として来場していた、憧れの欅坂46（当時）菅井友香さんや守屋茜さんといったメンバーと同じ空間に居られたことがとても嬉しかったと振り返ります。
ただ、セミナーの後にスチール写真を撮影する際、周りの参加者が私服のなか、守屋さんだけリクルートスーツを着ていたことで、就活生みたいなスチール写真になり恥ずかしかったのだとか。笑
結果的には、シード権を獲得することができ、審査を通過し、めでたく合格！アイドルへの第一歩を踏み出したのでした。

 

 

〜坂道研修生〜

坂道合同オーディションの合格者は、乃木坂46・欅坂46・けやき坂46（その後、日向坂46）の各グループに配属されるのですが、その中でグループ配属に至らなかった合格者は“坂道研修生”として、正規配属待ちの状態になります。守屋さんもその“坂道研修生”の1人でした。
もともと、保育士になるために大学に通っており、その夢が頓挫してしまった一方で、アイドルとしてはオーディションに受かったものの活動する場がない状況。「お先真っ暗って感じで、何も頑張れないような状況だった・・・。」と当時を振り返り、続けて「人生の中で、初めてと言っていいくらいの挫折だった。」と言うこの時期は、1年ほど続きます。
そんななか、2019年10月から11月にかけて、坂道研修生のメンバーで東名阪のZeppツアーを行うことが発表されます。ライブに向けて研究生は、乃木坂46、欅坂46、日向坂46の楽曲から15曲を1ヶ月ほどで全部覚えることに。かなり大変だったそうですが、“せっかく与えられたチャンス…絶対に悔しい想いはしたくない！”という思いで、守屋さんは必死に食らいついていきます。そしてライブを経て、オーディション合格発表から1年3ヶ月が経った2020年2月、SHOWROOMの配信で当時のキャプテン・菅井友香さんから欅坂46への配属が発表されます。配属を伝えられて、“やっとだ！という感じで嬉しかった”という守屋さん。頑張りが報われた瞬間でした。

(坂道研修生時代の写真。遠藤光莉さん（左）、大沼晶保さん（中央）、守屋さん（右）！)

 

 

〜初センターへ〜

その後、バラエティ番組にもたくさん出演されるようになりますが、最初は苦労されたと言います。グループで出演しているレギュラー番組でも、一緒の時期に入った仲間達がみんな自分のキャラを付けていくなか、“特にキャラもないし、自分って何だろう…”と悩む時期もありました。そんな守屋さんのキャラクターが開花するきっかけとなったのが、そのレギュラー番組で行われた“自分のキャラを確立させよう！”という趣旨の企画。“やるしかない！恥ずかしさを捨てるしかない！”と思った守屋さん、以前からファンの方々から握手会などで「ぶりっ子だよね。」と言われていたことを思い出し、ぶりっ子キャラを披露！また、学力テストの企画では、それまで隠していたおバカキャラが明るみに・・・！笑(こちらは想定外!?)
こうして守屋さんの素の部分が少しずつ広まっていくことで、人気メンバーへと駆け上がり、今週2月15日にリリースされた櫻坂46の5thシングル「桜月」では初のセンターに抜擢されます！メンバーが集められて、表題曲のメンバーがフォーメーションの後列から発表されていくなか、前列の方になっても呼ばれず・・・。“今回は表題曲の選抜メンバーでは無いのかな。”と諦めかけた守屋さん。しかし、センターで名前を呼ばれて、予想もしていなかった展開に理解が追い付かず、ただただ固まってしまったのだそう。坂道研修生出身メンバーとしては初のセンター！挫折から始まったアイドル人生でしたが、向上心を失わず、ご自身の努力で花を咲かせたのです。「桜月」は別れをテーマにした、切なくもある楽曲。守屋さんも「これからの出会いと別れの季節にピッタリな曲！」とおっしゃします。ぜひ、一度チェックしてみてくださいね！ 「桜月」のミュージックビデオはこちらから！

(櫻坂46 5thシングル「桜月」のジャケット！こちらは守屋さんが登場するTYPE-Aバージョンです！)

 

 

〜川島さんに質問〜

ここで、守屋さんから川島さんに2つ質問が。
1つ目は“オススメの美味しいお店”を教えて欲しいとのこと。
これに対して、川島さんは日本テレビの近くにある『Buco di Muro』というイタリアンのお店を紹介。パスタが絶品だそうです！
また、ランチタイムは11時30分オープンの店が多いなか、こちらは11時から開いており、川島さんからすると、朝の生放送と昼の仕事の合間に利用でき、お店から日テレの楽屋までは1分で移動できるそうです！
2つ目は「芸能界でこの先やっていくうえで、身に付けておくべきことは？」という質問。
これに対して、川島さんからは本気のアドバイスが！川島さんが守屋さんに伝えたいことは、「誰かに頭を下げている時は、誰かにお尻を向けている。」ということ。誰かに頭を下げすぎていると、“他の誰かに対して失礼になることがある”という意味なのだそう。相方の田村さんが『ホームレス中学生』で一躍脚光を浴びた際、“じゃない方”としてお尻を向けられていた経験がある川島さんだからこその本気のアドバイスでした！芸能界に限らず、いろんな人と関わる仕事において、周りへの配慮は大切ですね。
ここで逆に、川島さんから「ライブ前のルーティーンとかはないの？」という質問に、守屋さんは「ライブの本番前など、緊張している時には“自分はできる！”“麗奈はできる！”と、小声でいつも唱えています！」とお答えに。ツアー初日は特に緊張してしまうそうなのですが、このルーティンで自信を付けて本番に挑んでいるそうです！
また、「目の前のファンの方々の目を見ていると自然と緊張が解けてくる！」ともおっしゃる守屋さん。本番での強さが『ラヴィット！』でも生かされていたのですね！

 

 

〜仕事で最も影響を受けた人〜

これまで仕事で最も影響を受けた人物は、櫻坂46のメンバー！
“櫻坂46は一人一人の個性も強く、能力も本当に高い”と感じている守屋さん。それぞれのメンバーから日々、刺激をもらっているのだとか。
また、守屋さんがプライベートでよくご飯に行くメンバーは、大沼晶保さん。守屋さんと同じく坂道研修生として活動していた大沼さんは、昔も今も苦楽を共にしたかけがえのない仲間。お互いにいろんな話ができると言い、グループ活動の話からプライベートの他愛もない話まで、楽しい話をたくさんしているそうです！

 

 

〜守屋さんのエウレカ！(発見・気付き)〜

守屋さんのエウレカは、“どんなことにもチャレンジすることが大事”ということ。守屋さんには常に“どんなことにもチャレンジしたい”という思いがあり、『ラヴィット！』のロケ企画でもバンジージャンプに挑戦されました。次は“ドッキリにかけられたいし、かけたい”とのこと！笑ちなみに…川島さんから「MCとかはどうですか？」と聞かれると、ちょっと引っかかる様子の守屋さん。『ラヴィット！』で田村アナの代打を務めた際にテンパってしまったという反省を踏まえ、「次は噛まずに読むことにチャレンジしていきたい！」とお話しいただきました。常にチャレンジ精神を忘れない守屋さんの今後の活躍も楽しみですね！

 

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