EDC 営業日誌(過去のお客様)
2022年1月29日放送
本日のお客様は、A.B.C-Z河合郁人様。
1987年生まれ、東京都出身。1999年、11歳でジャニーズ事務所に入所。アクロバティックなパフォーマンスを得意とするアイドルグループ『A.B.C-Z』のメンバーとして2012年にDVD「Za
ABC~5stars~」でデビュー。デビューと同時に主演舞台シリーズ「ABC座」を旗揚げし、俳優としてもご活躍。また、持ち前のトーク力、ジャニーズ・モノマネを生かしてバラエティ番組に多数出演、さらにはCBC「ゴゴスマ」、ABC「キャスト」などの報道・情報番組にもレギュラー出演中。フットボールアワーの後藤さんに顔が似ていると話題にもなった河合さんが、A.B.C-Zデビュー10周年を記念して、川島さんとドライブに出掛けました!
 
 
2月1日でデビュー10周年を迎える“A.B.C-Z”。振り返ると、“あっという間”という感覚もあるそうですが、他のジャニーズグループと比べると、デビューしていきなりメディア出演等が多くなった訳ではなかったそうで、その分、ゆっくりなペースで様々なことにチャレンジができ、ファンの皆さんを置いて行かず、共に歩んでこられたと感じています。
近年はテレビに引っ張りだこな河合さん。トーク力とジャニーズモノマネを武器に様々な番組に出演され、川島さんがMCを務める『ラヴィット!』にも、マンスリーゲストとして参加。番組では、5秒時間が空いたら、“何かモノマネをお願いします!”とスタッフに振られる河合さんを川島さんは側で見ながら“芸人として扱われているな・・・”と感じたそうです。笑
そんなポジションもこなす河合さんは、「ありがたいと思っている。求められると答えたいという精神が昔からある。」とおっしゃり、過去には中京テレビ『前略、大とくさん』で、5分間の空き時間をモノマネで繋ぎ、MCのスピードワゴン・小沢さんからは「郁人、偉いね。」と感謝されたこともあるそうです。この話を聞いた川島さんは、「もう、繋ぎ方がギャグ芸人。お前(小沢さん)が喋って繋げよ!って話ですけどね。笑」と、どんな時でも対応出来る河合さんに感心していました。
ジャニーズモノマネ誕生のきっかけは、河合さんが18歳の時。BS・NHKで現在も放送されているジャニーズJr.がメインの番組『ザ少年倶楽部』で、当時ジャニーズJr.だった河合さんは、番組プロデューサーに特技があるか聞かれます。河合さんは、ジャニーズJr.の登竜門と言われているこの番組に出演したい気持ちが強く、勢いで“モノマネ”とお答えに。もともとジャニーズの大ファンだったことから、カラオケで真似をしていた木村拓哉さんと松本潤さんのモノマネを披露しました。すると、ゲストに来ていた滝沢秀明さん、今井翼さん(タッキー&翼)に大ハマり!会場も爆笑に包まれ、河合さんの代名詞ともなる“ジャニーズ・モノマネ”が定着していくのです。現在のレパートリーは50個以上!クセのあるネタを披露する番組『千鳥の超クセがスゴいネタGP』では、木村拓哉さん縛りのモノマネで何度も出演されるほど!最近ではレパートリー数を数えることをやめたという河合さんに、川島さんは、「もう、最近似てないですもんね。」と、まさかの営業妨害発言!笑
焦る河合さんをよそに、「ハリウッドザコシショウ路線ですよ!面白いですけど、“誇張した木村拓哉”になってませんか?笑」と指摘。「めちゃめちゃ抑えている方です。誇張していません!」と必死に弁明する河合さんは、今回のドライブで、SMAPの「SHAKE」冒頭の木村さんの巻き舌、ライブ中での「カモン!」の発音、東山紀之さんの自己紹介のモノマネを披露してくださいました!
ジャニーズの中でモノマネというジャンルを切り拓いた河合さん。その影響からか、ジャニーズWEST・神山さん、Snow
Man・深澤さんなど後輩の方々もモノマネを披露するようになりました。「神ちゃんはガチで上手いです。本格派なので、そことはちょっと戦えないです。」と河合さんは本音をポロリ・・・。「そうなると自分は、ザコシショウさん、神奈月さん系列かもしれないです・・・」と、笑いながら白状されていました。
モノマネをすることで、先輩に怒られた経験はあるかお聞きすると、去年、松本潤さんから、『俺のモノマネ似てないよ。』とメールが来たそうです。笑 本来ならショックを受ける場面ですが、河合さんは『いつも見てくれてありがとうございます!』とポジティブに返信!松本さんも木村さんもテレビでは河合さんのモノマネに関して「ありがたいですよ。」と発言されています。純粋な愛とリスペクトから生まれるモノマネは、河合さんの人柄も含めて完成しているのかもしれませんね。
 
 
11歳でジャニーズ事務所に入所され、24歳でA.B.C-Z
としてデビューされた河合さん。ジュニア時代は13年間。辞めようと思ったことは一度も無かったものの、悔しい思いはたくさんしてきたそうです。
なかでも複雑だったのは、“NEWS”のデビュー。ジュニアのイベントでNEWSのデビューが発表された時、事前に知らされていなかった河合さんは、当時のNEWSのメンバーに同期や後輩がいたこともあり、そのバックダンサーとして参加することが複雑な心境だったと言います。選ばれなかった悔しさから“ふてくされてダラダラ”とダンスしようか、という悪い考えも浮かびましたが、NEWSのメンバーには先輩もいたので、“そんなことは出来ない”と、自分の役割を全うしました。反骨心と悔しさが同居するなかでのダンスだったと河合さんは振り返ります。
また、一番驚いたのは、“Hey!Say!JUMP”のデビュー。「グループ名に“平成”が入っているということは、昭和生まれのメンバーはもうデビュー出来ないのでは!?」と、昭和生まれのメンバーがいる“A.B.C.”(当時)と“Kis-My-Ft2”は話し合ったと言います。
不安な時期もありましたが、腐らずに頑張り続けた河合さんは、2012年ついにA.B.C-Zのメンバーとしてデビューを果たします。
バク転などアクロバットなダンスを得意とするA.B.C-Zは、“音源だけのCDより、映像が見られるDVDの方が自分たちの良さが伝わる!”ということから、2012年にジャニーズ史上初めてDVDでデビュー!“少年隊”も、CDデビュー前にビデオを出していましたが、正式なデビューはCDを発売されたタイミング。前例のないデビューの形で、A.B.C-Zは大きな一歩を踏み出しました。
しかし、デビューしていきなり忙しくなることはなく、むしろジュニア時代の方が忙しかったと言います。なぜなら、アクロバットなダンスが得意なA.B.C-Zはバックダンサーとして、先輩グループから重宝されていました。
じわじわと着実に人気を掴んできたA.B.C-Zには、デビュー当初から大事にしている舞台があります。それは、ジャニー喜多川さんが用意してくださった『ABC座』。1年に1度開催されているこの舞台は、ジャニーさんが残してくれた贈り物。A.B.C-Zにとって、原点回帰にもなる大切な舞台なのです。
 
 
18歳の時にモノマネ芸を身に付けるまでは、憧れの木村拓哉さんのように“カッコいい人”を目指していた河合さん。当時はカッコつける事ばかりを考えていたそうですが、先輩の滝沢さんに「河合は多分カッコいい路線では無く、人を楽しませたりする方が合ってるよ。」と言われます。
その後、舞台の合間にアドリブで芸を披露し、お客さんが楽しんでくれている姿を見た際に“気持ちいいー!”となったそうです。それが現在のスタイルの礎になっており、滝沢さんの言葉が無かったら、デビューも出来なかったかもしれないと言うほど、河合さんの人生を変える言葉になったのでした。
滝沢さんには昔からよく面倒を見てもらっていて、滝沢さんの舞台にも出演。舞台の合間で滝沢さんが着替えている時、河合さんが3〜4分トークで繋ぐ役を務めました。初めの頃はグダグダになってしまい、舞台終了後、滝沢さんから「アドリブ効かねぇな!」と厳しい言葉が!その言葉で火が付いた河合さんは、お客さんを楽しませるため日々努力!トーク内容を毎日変えたり、モノマネを挟むなどしてお客さんを笑わせることに成功したのでした。こうした努力の積み重ねが、現在のトークスキルに生きているのですね!
 
 
ジャニーズ好きのジャニーズとして知られる河合さんが、現在注目している後輩は“なにわ男子”の長尾謙杜さん。『ザ少年倶楽部』の収録が、年に1度大阪で行われ、そこで関西ジャニーズのメンバーと会うことが出来るそうです。去年、なにわ男子がデビューする少し前に長尾さんと久々に会った河合さんは、癒しオーラと色気を感じ、その可愛らしさから“キュンキュン”して目を見て話せなかったそうです。笑 現在も“キュンキュン”は継続中で、テレビでも目を見られない状態なのだとか!?
そんな、長尾さんが所属するなにわ男子は、昨年のデビューから人気が急上昇中!「すごい人気ですよね。逆に乗っかるのもありかな・・・笑」と、冗談を交えながら推しへの愛を語っていました。河合さんの予想では、あと3年でさらに色気ムンムンに“化ける”そうなので、長尾さんの今後に注目です!
また、最近感動したことをお伺いすると、年始に行われた“SixTONES”のLiveを挙げてくださいました。メンバーの田中樹さんに誘われ、ライブに行くと「もぅ、カッコ良過ぎて・・・“アーティスト”だった。悔しいと思うほどカッコよく、ジャニーズJr.を付けずに6人だけでのパフォーマンスは、照明から曲順、メンバーそれぞれのキャラクター性も光っていて、どこかマネする所はないかな?と探してしまうほどだった。」と興奮気味にお話しされていました!
 
 
河合さんにとって、木村拓哉さんの存在は別格。芸能界で“神”と崇めているのはジャニーズでは木村さん、お笑い界では明石家さんまさんだそうです。お二人に会えた時は、人生の“第一章”が完結したなと感じたほど。
昨年、さんまさんと木村さんの番組『さんタク』でコーナーMCを担当された河合さん。本番中はもちろん、家で録画した映像を見るのも緊張されたそうです。仕事の依頼が来た時を振り返ると、ただ出演するだけでは無く、憧れのお二方に認めてもらえるように“何か残そう”“しっかり愛を伝えよう”と意気込んでいました。番組では、Creepy
NutsさんがアレンジしたSMAPの名曲「がんばりましょう」を、木村さん、亀梨和也さん、河合さん(通称:トリプルK)で歌唱!SMAP解散後、木村さんがSMAPの楽曲をテレビで歌うのは初だったこともあり、河合さんはその瞬間にご一緒できたことが信じられず、“カッチカチ”に緊張されたそうです。笑 「その映像を今でも観返したりするの?」という川島さんの質問には、「めちゃめちゃ後輩や友達に観せてます!」とお答えに。笑 木村さんの大ファンである河合さんが自慢したくなるのも仕方ないですよね!
そして、河合さんにとって大きな存在といえば、フットボールアワーの後藤輝基さん。お顔が似ているということで話題になった2人の出会いは10年以上前。知り合いの食事会に参加した時、たまたま後藤さんがいらっしゃったそうです。「君かぁ、似てるって言うのは〜」と気さくに声を掛けてくれた後藤さん。その場で連絡先を交換して以降、河合さんは後藤さんにバラエティの仕事の相談をするようになりました。バラエティでいきなり後藤さんのような立ち位置にはなれないと思った河合さんは、後藤さんとの食事の席で、周りの後輩方の立ち振る舞いを見て、盛り上げ方や先輩の立て方を吸収していきました。そこで学んだテクニックを別の食事会で実践し、上手くいったことを“テレビでもやってみよう!”と、ノートにメモを取り続けたそうです。そんな努力の甲斐あって、個人でバラエティ番組に呼ばれることが増えていきました。そして、現在大活躍する河合さんの元に、後藤さんから一通のメールが届きます。
『腐らずに頑張り続けた人間が、肩の力抜いた時、最強かも。』
この言葉を見た瞬間、河合さんは、ようやく肩の力が抜けたとおっしゃいます。過去には後藤さんとの食事の席で、腐りかけた姿を見せたこともありました。モノマネばかりフィーチャーされている時、“もうモノマネしたくない・・・”と後藤さんに相談した際は、「1人でもその場に河合君のモノマネを見たことが無い人がいるなら、やり続けた方が良いよ。それは武器だから。」とアドバイスを貰い、モノマネをし続けました。また、「単独でMCをするまではこの時計を着けとけ」と、20歳の頃に後藤さんから時計まで頂きました。河合さんは、今でもその時計を大事に着けています。10年以上経て、今では二人でMCをする特番もあります。河合さんの成長を一番喜んでいるのは後藤さんかもしれませんね。
 
 
A.B.C-Zは、2月1日のデビュー10周年を記念して、キャリア初のベストアルバム『BEST OF A.B.C-Z』をリリース!
今回のベスト盤は、2012年のデビュー以降に発表された楽曲をCD3枚に渡って収録しており、DISC 3は「ファンセレクト盤」となっています。
また、映像コンテンツも充実しており、全てのMusic ClipをBlu-ray化。Dance
Clipや過去のバラエティ映像、メンバーソロ新曲などを含め、映像でも楽しめる作品です。河合さんのソロ新曲はつんく♂さんが作詞・作曲を担当するなど、作家陣も豪華!また注目は、A.B.C-Zがデビューする前に作られ、長年愛されてきた楽曲「Vanilla」。これまで数多くのジャニーズJr.に歌い継がれてきたこの楽曲が初収録されています!A.B.C-Zの魅力を存分に味わえるアルバムとなっておりますので、皆さん是非チェックしてみてくださいね!
 
 
今後の目標はレギュラー番組のMCを担当すること。河合郁人といえば、“A.B.C-ZのMCだよね!”と認識されるよう、核となる番組を持った上で、グループでのさらなる成長も図りたいと考えています。活動の幅を広げ、キャスターやロケも全力で取り組む河合郁人さんに今後も注目です!
 
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