ニッポンの未来を元気にする「農業応援プログラム」 あぐりずむ WEEKEND

収穫の様子
稲刈りの様子
農作業の様子

On air Report

今週は、長野県諏訪郡(すわぐん)原村(はらむら)にフォーカス!
八ヶ岳中央農業実践大学校にお邪魔しました。

校長の清水矩宏(しみず・のりひろ)先生、教官の奥久司(おく・ひさし)先生にお話を伺いました。

生徒の皆さんは、東京ドーム41個分の敷地で、花・酪農・養鶏・野菜の4つのコースそれぞれで農業の在り方を学んでいるそうです。
1人で1ヘクタールほどの広さを担当することもあるとか!

野菜チームは、種まき・植え付け、収穫、出荷、片付けなどを実践的に行っています。
セロリは朝2時〜、トマトは朝5時〜作業することもあり、朝早くからの作業にも取り組んでいるそう。

意外にも、在校生の7割〜8割は非農家。入ってきた段階ではほとんどが初心者。
しかし、卒業するころには来ているツナギが真っ黒になり、成長は著しいものがある、と校長先生はおっしゃいます。

実際に生徒の皆さんにもお話を伺いました。
まずは、1年生の石田龍花(いしだ・りゅうか)さん。
石田さんは主に、ブロッコリーやキャベツ、スイートコーンを栽培しています。
石田さんのご実家は、非農家。ですが、小学校の頃に野菜を食べる授業があり、その時に食べたキャベツがおいしかったことで「農業っていいな」と思ったとか。
入学して1番驚いたことは、一人で担当する面積が広いこと。
そんな中、直売当番や「八ヶ岳まるごと収穫祭」という学園祭で、対面販売をするときにお客さんから美味しかったと言われることが嬉しかった、と話してくれました。

続いては、1年生の野本真司(のもと・まさし)さんにお話を伺いました。
野本さんは、トマトやナスなどの果菜類の作物の管理方法や知識を学んでいます。
野本さんのご実家も非農家だそうですが、御祖父さまが家庭菜園をやっていて小さい頃に野菜を売りたいと思ったことがあって農業をやってみようと思ったそうです。

長い目で見て、地域や日本を元気にする人材を育てていると先生方は話してくださいました。
そういった生徒の皆さんが将来、日本の農業を支えてくれることでしょう。

ありがとうございました!