農業に実践的に取り組む、八ヶ岳中央農業実践大学校!
19/12/14

八ヶ岳中央農業実践大学校にお邪魔しました。

生徒の皆さんは、東京ドーム41個分の敷地で、花・酪農・養鶏・野菜の4つのコースそれぞれで農業の在り方を学んでいるそうです。
1人で1ヘクタールほどの広さを担当することもあるとか!

セロリは朝2時~、トマトは朝5時~作業することもあり、朝早くからの作業にも取り組んでいるそう。
意外にも、在校生の7割~8割は非農家。入ってきた段階ではほとんどが初心者。
しかし、卒業するころには来ているツナギが真っ黒になり、成長は著しいものがある、と校長先生はおっしゃいます。

まずは、1年生の石田龍花(いしだ・りゅうか)さん。
石田さんは主に、ブロッコリーやキャベツ、スイートコーンを栽培しています。
石田さんのご実家は、非農家。ですが、小学校の頃に野菜を食べる授業があり、その時に食べたキャベツがおいしかったことで「農業っていいな」と思ったとか。
入学して1番驚いたことは、一人で担当する面積が広いこと。
そんな中、直売当番や「八ヶ岳まるごと収穫祭」という学園祭で、対面販売をするときにお客さんから美味しかったと言われることが嬉しかった、と話してくれました。

野本さんは、トマトやナスなどの果菜類の作物の管理方法や知識を学んでいます。
野本さんのご実家も非農家だそうですが、御祖父さまが家庭菜園をやっていて小さい頃に野菜を売りたいと思ったことがあって農業をやってみようと思ったそうです。

そういった生徒の皆さんが将来、日本の農業を支えてくれることでしょう。
ありがとうございました!