ニッポンの未来を元気にする「農業応援プログラム」 あぐりずむ WEEKEND

収穫の様子
稲刈りの様子
農作業の様子

On air Report

今週は愛知県新城市をピックアップ。

今回お話を伺ったのは、JA愛知東女性部の加藤さん。
ここでは、加藤さんをはじめとした女性部が中心となって、朝市を行なっているのだそうです。その名も、「やなマルシェ」。
“やなまる”というこの地域特産の里芋の名前にちなんだ名前だそうです。可愛いですね〜。

元々はAコープだった店舗が閉店すると聞いた加藤さんたちが、跡地で土曜の朝に行なっているこの朝市。
Aコープは女性部のみなさんが子どもの頃からお使いや買い物をしていた、交流の場所だったからこそ、跡地を利用してマルシェをしてみたかったということです。
みなさんの熱意と行動力で、Aコープの閉店からわずか2週間でマルシェを開始したというから、びっくりですよね!

そんなやなマルシェ、どんなものが置いているのかというと、やな特産の里芋のコロッケ「やなまるコロッケ」。(中にひじきや人参などが入っていて、ねっとりしていて、ソースなどをつけなくても美味しい一品です!)
そのほかに野菜や手芸品、バラなど、石窯パン。
夏にはきゅうり、かぼちゃ、ナス、メロンも並ぶ。色とりどりのものが揃っているんですね〜。

この朝市が始まってから一年。
来る年配の方たちからも、「ここに来て少しでも話ができると安心する。」と言われているそうです。これからも若いお母さんたちもお家でアクセサリーやこども用品を作っていて、その発表の場としてもやなマルシェがなればいいなと語ってくれました。本当にAコープが担っていた交流の場の役割を受け継いでいるんですね〜。

手探りで始めたこのマルシェも、初めは野菜が中心だったが、地域の方の要望を聞いていくと牛乳や魚など野菜だけではなかったそう。
そこで、農協の移動購買車にかけあって、自分たちで購買車を稼動前の朝早くに走らせて、やなマルシェにも来てもらうようにしたんだそうです。ここにも凄まじい行動力が現れていますね!

最後に加藤さんに今後の夢を聞くと、大きな夢として「住んでいるやなで、ずっといつまでも暮らして行く」こと、そしてそのための小さな目標は、「毎週やなマルシェに地元の人が集まって笑顔が増えて行く場所にする」こと、と答えてくれました。
加藤さん、女性部の皆さん、ありがとうございました!
これからも、やな地区の週末の憩いの場、やなマルシェ頑張ってくださいね!