農業高校初のアイスで、愛をつなぐ生徒たち!
18/09/15
今日は農業高校をピックアップします。
川瀬さんも楽しみにしている、この農業高校シリーズ。
今回は埼玉県熊谷市にある、熊谷農業高校を訪れました。
この学校の生物生産工学科・動物科学コースで学んでいる、6人の生徒さんたちにお話を聞きました。
生物生産工学科には動物科学コースとフラワーコースがあって、皆さんは、牛や豚、鳥などの家畜の生理生態や実験動物の飼育・管理について学んでいる動物科学コースに在籍しています。
安全のために牛の角をとる「除角」や飼になる牧草の栽培管理、羊の毛刈りなどを授業で行っているそうです。どれも楽しそうに見えますが、大事なことなんですね。
特に印象に残った授業について聞くと、福島くんは高校1年生の時に「孵化・育成実験」という鶏を卵から育てるという授業で、卵からヒナをかえした時とても感動したそうです。生き物の誕生の瞬間ってどんな感じだったんでしょうかね〜。
動物と向き合うみなさんの1日の世話のスケジュールを聞いてみると、飼育当番は週替わりで担当していて、当番の人は7時15分ごろから点呼〜8時30分くらいまで朝の当番、午後は15時40分〜17時くらいまでまた当番。
授業の他に朝早くから牛は搾乳をしたり、豚には餌を与えながら厩舎の掃除をしたり、鶏の採卵などをするそうです。とっても忙しいですね!
この熊谷農業高校、実習の一環でアイスクリームを作っているそうなんです。
飼育している牛の生乳と鶏の卵を使った、その名も「くまのうアイス」と言います。
なんでも昨年の文化祭での販売では1,900個を4時間で売るほどの人気ぶり。自分たちの手で育てた牛や鶏を使って製造しているなんて、すごいですよね。
生徒さんたちも「生産者として、消費者に好んでもらえるように」という意識のもとで日々話し合いながら作っていると言っていました。
これには川瀬さんも「もう、立派な生産者ですよね!」と感心していました。
時にはお客さんからの厳しい評価もあるそうですが、めげずに濃厚で、自然の甘みの効いたアイスを作り続けています。
このアイスは6年前から作られていて、さらにブルーベリー味の開発をしているそうです。先輩たちの伝統を守るだけでなく、もっと広めて行くために貪欲に取り組んでいるんですね〜。
今、アイスの味の種類はココア、きな粉、抹茶、コーヒー、チョコ味。ブルーベリー味が加わると、6種類にもなるんですね!これは楽しみです!
しかも、このアイス、校内や文化祭での販売だけでなく、熊谷駅の赤十字血液センターでも、月曜日に献血をした人に提供されているそうなんです。
もともとは赤十字血液センターの献血車増加試作のために、地域で作られたものを提供したいという依頼がきたことから始まったこの取り組み。高校の中で勉強したことが社会に役立っているということですよね〜。
お話を聞いた6人の生徒たちはあと半年で卒業。
今後挑戦したいこと、将来の夢を聞くと、動物看護師や、猿の調教師、猫のブリーダーになる、牧場で働く!というオトナな夢や、最近まで部活をしていたので友達とたくさん遊びたい!という高校生らしい一面、生クリームを作ることでチーズが作れるのでそういった開発を頑張っていきたい、という探究心溢れる目標など、いろんなことを語ってくれました。
口の中で濃厚な味わいが広がる「くまのうアイス」は秋の10月27日には文化祭で販売するそうです!みんな頑張れ!
川瀬さんも楽しみにしている、この農業高校シリーズ。
今回は埼玉県熊谷市にある、熊谷農業高校を訪れました。
この学校の生物生産工学科・動物科学コースで学んでいる、6人の生徒さんたちにお話を聞きました。
生物生産工学科には動物科学コースとフラワーコースがあって、皆さんは、牛や豚、鳥などの家畜の生理生態や実験動物の飼育・管理について学んでいる動物科学コースに在籍しています。
安全のために牛の角をとる「除角」や飼になる牧草の栽培管理、羊の毛刈りなどを授業で行っているそうです。どれも楽しそうに見えますが、大事なことなんですね。
特に印象に残った授業について聞くと、福島くんは高校1年生の時に「孵化・育成実験」という鶏を卵から育てるという授業で、卵からヒナをかえした時とても感動したそうです。生き物の誕生の瞬間ってどんな感じだったんでしょうかね〜。
動物と向き合うみなさんの1日の世話のスケジュールを聞いてみると、飼育当番は週替わりで担当していて、当番の人は7時15分ごろから点呼〜8時30分くらいまで朝の当番、午後は15時40分〜17時くらいまでまた当番。
授業の他に朝早くから牛は搾乳をしたり、豚には餌を与えながら厩舎の掃除をしたり、鶏の採卵などをするそうです。とっても忙しいですね!
この熊谷農業高校、実習の一環でアイスクリームを作っているそうなんです。
飼育している牛の生乳と鶏の卵を使った、その名も「くまのうアイス」と言います。
なんでも昨年の文化祭での販売では1,900個を4時間で売るほどの人気ぶり。自分たちの手で育てた牛や鶏を使って製造しているなんて、すごいですよね。
生徒さんたちも「生産者として、消費者に好んでもらえるように」という意識のもとで日々話し合いながら作っていると言っていました。
これには川瀬さんも「もう、立派な生産者ですよね!」と感心していました。
時にはお客さんからの厳しい評価もあるそうですが、めげずに濃厚で、自然の甘みの効いたアイスを作り続けています。
このアイスは6年前から作られていて、さらにブルーベリー味の開発をしているそうです。先輩たちの伝統を守るだけでなく、もっと広めて行くために貪欲に取り組んでいるんですね〜。
今、アイスの味の種類はココア、きな粉、抹茶、コーヒー、チョコ味。ブルーベリー味が加わると、6種類にもなるんですね!これは楽しみです!
しかも、このアイス、校内や文化祭での販売だけでなく、熊谷駅の赤十字血液センターでも、月曜日に献血をした人に提供されているそうなんです。
もともとは赤十字血液センターの献血車増加試作のために、地域で作られたものを提供したいという依頼がきたことから始まったこの取り組み。高校の中で勉強したことが社会に役立っているということですよね〜。
お話を聞いた6人の生徒たちはあと半年で卒業。
今後挑戦したいこと、将来の夢を聞くと、動物看護師や、猿の調教師、猫のブリーダーになる、牧場で働く!というオトナな夢や、最近まで部活をしていたので友達とたくさん遊びたい!という高校生らしい一面、生クリームを作ることでチーズが作れるのでそういった開発を頑張っていきたい、という探究心溢れる目標など、いろんなことを語ってくれました。
口の中で濃厚な味わいが広がる「くまのうアイス」は秋の10月27日には文化祭で販売するそうです!みんな頑張れ!