「日曜アートサロン 和錆」では、毎週さまざまなゲストをお迎えして
”アートと過ごす刺激的なひととき”について語っていただきます。
今日のゲストは、シンガーソングライター・浜崎あゆみさんの誕生秘話、その喜びと苦悩を
描いた一冊『M 愛すべき人がいて』の著者・小松成美さんです!
【小松成美】
1962年横浜市生まれ。
広告代理店・放送局での勤務などを経て、1989年より執筆を開始。
真摯な取材と磨き抜かれた文章で、人物ルポルタージュ、ノンフィクション、インタビュー、コラムなど、幅広いジャンルにおけるライターとして活躍する。
過去の主な作品に『中田英寿 鼓動』『勘三郎、荒ぶる』『熱狂宣言』
『五郎丸日記』『それってキセキ GReeeeNの物語』『虹色のチョーク 働く幸せを実現した町工場の奇跡』などがある。
最新刊は昨年夏に出版された『M 愛すべき人がいて』。
歌姫・浜崎あゆみの誕生に秘められた、出会いと別れの物語は、
“事実に基づくフィクション”と銘打たれたことでも注目を集め、版を重ねる。
ドラマ化も決定し、今年の春より放映が予定されている。
また、オリンピックイヤーにあわせ、「ノンフィクション作家・小松成美が迫ったオリンピアンの栄光と苦悩」をFRYDAYデジタルにて連載中。
昨年の夏に、『M 愛すべき人がいて』を出版された小松成美さん。
出した当初は、“なぜ、こんな本を出したんだ”と、怒りのメッセージが山のように届いたそうなんです。
それほど、“知りたくなかった”という人も多かったそうなんです。
オファーを受けて、出版するまで、たった1年で世の中に出る事となった作品。
小松さん自身の中では、最短でした。
というのも、平成の歌姫・浜崎あゆみさんがデビューから20年を迎え、令和という時代へ…
浜崎あゆみさんの新しい幕開けに間に合うようにと、1年間という時間で作り上げられた本なんです。
この本を出すに至ったのは、本人たちが望んだことでした。
浜崎あゆみさん、松浦勝人さんのお2人が、自らの20年の軌跡、出会いと別れの物語を
小説にしてファンの方達に届けようと思ったそうなんです。
もともとは、サイバーエージェントの社長・藤田晋さんと松浦さん、浜崎さんが3人で話をしていた時に
過去の話になったそうなんです、過去の恋愛から、静かに、人知れず別れることになった2人、その物語をドラマにしたいと藤田晋さんが言うと、2人は快諾。
ドラマにするためには脚本が必要、脚本には原作が必要…ということで、藤田さんから幻冬舎の見城徹社長へとお話が……最終的に見城さんが下した決断は「小松成美に、浜崎あゆみの恋愛を小説にして書いてもらおう」。
見城さんから電話が入り「君が選ばれたよ」と言われた小松さん、小松さんにとって見城徹さんは恩人であり、最大の出版プロデューサー。その方に「選ばれたよ」と言われ、思わず沈黙……。
“浜崎あゆみさん…全く情報がない、しかもノンフィクションではなく小説で……”
小松さんは、一言だけ聞いたそうです「見城さん、これを私に書くことができますか?」と…
すると見城さんは「おまえにしか書くことができないよ」と言われ、「はい、書きます」と答えたそうなんです。
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【ゲスト情報】
「ノンフィクション作家 小松成美のオフィシャルサイト」
「小松成美 (@komatsu_narumi) | Twitter」