24.09.13

アメリカ・メジャーリーグの話題

金曜日の「トレンドネット」は、「スポーツ」をキーワードにお届けします。今朝のテーマはこちら！

【アメリカ・メジャーリーグの話題】

ユージ：まずは連日、記録を塗り替え続けているロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手からいきましょう！現在、ホームラン47本、盗塁の数は48！レギュラーシーズンは残りあと16試合ありますが、「50-50」達成まで秒読みと思ってよろしいですか？

生島さん：先週あたりは、「50-50の可能性は50-50」と言ってたのですが、盗塁はもう間違いないかと思います。ホームランは残り16試合で3本です。常識的にはいきそうですが、これは大谷選手の調子や相手との相性もあるので、今朝のこの段階では60-40としておきます！

ユージ：たとえ、今の段階で記録が止まったとしても47本目のホームラン。すごい記録ですよね！

生島さん：そうですね。大谷選手が2021年に自身がマークした日本選手のシーズン最多ホームランの記録を更新しました。現在、メジャーリーグ通算のホームラン数は218本までいきました。ちなみに日本人の記録を並べてみると、1位大谷翔平218本、2位松井秀喜175本、3位イチロー117本、4位鈴木誠也53本、大谷翔平選手は300、400と記録を伸ばしていきそうです。3位のイチローが117本で結構打っていたなという感じです。あと、鈴木誠也選手がこのあと20号に到達しましたが、通算で53本です。大谷翔平選手は、このままいけば300〜400入れていくと思います。

吉田：そして今週、ドジャースは、シカゴ・カブスとの3連戦がありました。特に注目されたのが、日本時間の一昨日行われた2連戦目。ドジャースは、先発で山本由伸投手、指名打者で大谷翔平選手。カブスは、先発で今永昇太投手、指名打者で鈴木誠也選手が、それぞれ出場！同じ試合に日本人メジャーリーガーが4人も先発出場するケースは17年ぶりです。特に先発投手2人と指名打者2人の組み合わせは、初めてとなりました！

ユージ：この試合、特に注目されたのが、侍ジャパンでも大活躍した山本由伸投手と今永昇太投手の日米通じて初となる投げ合いでした！生島さん、いかがでしたか！

生島さん：仕事にならないくらい見ちゃいました。山本由伸投手は、4回まで限定条件付きでしたが素晴らしかったですね。内容が良かったです。12個のアウトのうち三振が8つです。最初の打者が落差の大きいカーブがキレキレで状態が良いんだなと思いました。今後は球数を増やしながら、ポストシーズンで意義のある働きをすることを目指していきます。次回登板は来週のマーリンズ戦の予定です。もう少し長く投げて欲しいと期待があります。今永昇太投手は7回3失点で、味方が逆転してくれたので13勝目です。3失点でいずれもホームランでした。高めのストレートを振らせるコントロールが武器になっていると思いますが、少し低いとすくわれてホームランになってしまうことがありました。それでも7回3失点のクオリティスタートなので、やはりしっかり投げるということが大事だと思いました。カブスはギリギリでワイルドカード争いが5ゲーム差で残っているので、まだまだワイルドカード選出のチャンスがあると思います！

ユージ：山本由伸投手と今永昇太投手は、どちらも今シーズンがメジャーリーグ1年目！そこを踏まえて振り返ってみるとどうでしょうか？

生島さん：山本由伸投手は右肩腱板損傷で3か月ローテーションを離れたのは残念でしたが、アメリカでは9〜10月に活躍できる投手に価値があります。一昨日の投球を見る限り、これからが楽しみだなと思います。また、ドジャースは先発投手に故障者が多く、山本になんとか完全復活して欲しい状況だと思います。今永昇太投手は上出来ですよね。なにより、楽しそうなのがいいなと思います。インタビューの受け答えが上手で、実際に人気があります。これからラストスパート。僕は15勝いくんじゃないかと期待しています。

ユージ：本当に、最後まで頑張って欲しいなと思います！

吉田：そして、メジャーリーグの日本人投手でいえば、サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手も先日、大きな記録を達成しましたね！

生島さん：そうですね。日米通算のくくりでいうと野茂英雄さんに並んで201勝目ということになりましたね！ダルビッシュ有投手も故障者リストに入っている期間が長かったので、パドレスは地区優勝でドジャースを追っていますし、ワイルドカードによるポストシーズン進出は、かなり可能性が高いです。こうなるとベテランのダルビッシュ有投手の存在感が増してくると思います。今まで見せてくれていた相手をドミネートするような圧倒的な投球を見せて欲しいなと思います。