23.05.19
「大相撲・夏場所」にフォーカス！
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「大相撲・夏場所」にフォーカス！
吉田： 相撲といえば、今まさに話題沸騰中なのが、現在Netflixで配信中の、相撲を題材にしたドラマ「サンクチュアリ -聖域-」！ご覧になった方もいらっしゃると思います！その影響は、大相撲の聖地、両国国技館まで届いているそうです。
ユージ：相撲ジャーナリストの荒井太郎さんにお話を伺いました。
荒井さん：両国国技館のある両国駅の臨時ホームに、巨大力士のモニュメントが横たわっているんですが、度肝を抜くくらいのインパクトがあります。そういった両国駅構内でドラマのプロモーションなんかがあったりして、相撲ファンの間でも大変盛り上がっているのですが、そのドラマの面白さと、今行われている夏場所もかなり好取組があって盛り上がっています。その相乗効果で15日間前売り券がすでに完売してますが、更に終盤になるにつれ、盛り上がっていくと思います。
ユージ：両国駅の臨時ホームの写真を見ているのですが、猿桜の像が横たわっています。全長約25メートル、高さ約2.8メートルの「ジャイアント猿桜像」です。すごい迫力です。そして、このドラマ「サンクチュアリ -聖域-」私たちも見たのですが…面白い！
吉田：相撲を見に行きたくなりました。
ユージ：そう、このドラマのすごいところはそこなんですよ！相撲にもっと関心を持つようになって、見終わった後に、これまでの歴代の力士の大一番を調べてしまっている自分がいて非常に相撲の魅力を教えてくれるようなドラマかな、と思います。この後は、今行われている「大相撲・夏場所」にフォーカスします！
吉田：現在、東京・両国国技館で熱い戦いが繰り広げられている、「大相撲・夏場所」。昨日で5日目を終えています。注目は、4場所連続休場明けの、ひとり横綱・照ノ富士です。
荒井さん：横綱・照ノ富士が4場所連続休場から明けて今場所から出場してますけど、去年の9月場所以来の本場所での土俵という事で、体調面もそうなんですが、相撲勘というか、感覚を取り戻すのもすごい大変だと思います。なので初日はややぎこちなかったかな、という印象だったんですが、2日目以降は徐々に本来の力強さを発揮してきてまして、横綱なので出場するからには優勝を目指すつもりで、横綱自身も土俵に上がってると思います。ファンもそういう目で見てますので。まあ今のところは両膝に爆弾抱えていますけど、その影響は感じられないです。ただ15日間長いので、次第に疲れも溜まってきた時にどう影響するか、というところもあるのですが、ただやっぱり前に攻める相撲を続ければ膝の負担も軽くなりますし、そういった積極的な攻めを心掛けていけば、怪我もそれほど心配ではないと思います。これからどんどん白星も積み重なってくに従って、横綱自身もいけると手応えをつかんでくると思うので、そうするとさらに力強い相撲が見られると思いますし、優勝戦線にも絡むかなと思っています。
吉田：照ノ富士は、現在無傷の5連勝！横綱らしい相撲をみせています。
ユージ：両膝の怪我からの復帰で、心配していた部分も多かったですが、今のところは問題なさそう、ということでした。横綱が土俵に立つだけでも会場は盛り上がりますから、なんとか無事に残り10日、頑張ってほしいです。
吉田：一方で、今回負け越すと大関の座から陥落する、かど番のひとり大関、「貴景勝」は、現在3勝2敗と、少し厳しい状況です。下半身に不安があるなか、残りの取組でどう挽回するのか？注目されています。
ユージ：そして他にも、この夏場所において注目しておきたい力士がいます。荒井さんには、4人の名前を挙げていただきました。
荒井さん：先場所で初優勝した霧馬山が今場所、大関取をかけて場所に臨んでいるんですが、状況的に2桁＝10勝以上あげれば、場所後の大関昇進になるかな、という状況で、ここまで白星も先行しているので、今の霧馬山の実力からしたらそれほど高いハードルではないと思います。霧馬山以外にも、若元春・大栄翔・豊昇龍といった他の関脇陣も連日いい相撲で星を伸ばしています。彼らにとっても次の場所、大関取のチャンスもめぐってくる可能性も大きいので、昨今、1横綱1大関っていう寂しい番付が続いていたんですが、一転して充実した顔ぶれになっていくと思うので、さらに今年これから後半にかけて、大相撲界盛り上がっていくと思います。
吉田：ということで、まずは前回優勝の関脇・霧馬山。大関昇進をかけて、今回は10勝以上が目標です。ここまでで4勝1敗。このまま調子よくいきたいところです。他の関脇…若元春・大栄翔。豊昇龍の3人も、きちんと白星を挙げているということで、さらなる活躍に期待されます。
ユージ：ここ何年かは、力士同士に力の差がなく誰が優勝するか分からない「群雄割拠な時代」が続いていました。そんな中で、最近は抜きん出た存在が現れてきたので、「そんな力士たちが番付の上のほうに並べば、相撲界全体もさらに盛り上がるのでは？」と荒井さんは期待されていました。ちなみに、今回9場所ぶりに幕内復帰を果たした元大関の平幕・朝乃山は現在5連勝中。何か起こしてくれそうな気配があります。サンクチュアリの影響で、大関や横綱はすごいものだというのがよく分かりましたし、序ノ口からスタートする力士たちの番付ストーリーの面白さに気付いたのではないかな、と思います。どうしても最後の大一番をみなさん注目されるのですが、そこにいくまでの物語に相撲の魅力も詰まっていると学びました。あと、呼び出しの声を聞いてると楽しいと思います。
ユージ：「大相撲・夏場所」。今日は6日目の取組が行われます！
そして、今日の #ユジコメ はこちら。
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— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) May 19, 2023
『大相撲夏場所』について
現在配信中の相撲を題材にしたドラマ「サンクチュアリ-聖域-」、僕全部見たんですよ。
相撲に対する関心も増しましたし、このドラマは元力士の方が多数出演されていたのですが、出演してる方々の演技も素晴らしかったです。
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— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) May 19, 2023
お相撲さんはただ食べて体を大きくしている訳ではなく、大きな体の中には沢山の筋肉がついていて、いかに効率よく運動をして怪我をせずそれぞれの場所に挑むか、という事もしっかり考えており、相撲にはそういった見どころもあるのだと感じることが出来ました。
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— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) May 19, 2023
注目しているのは1人横綱の照ノ富士で、両膝のけがを乗り越え今場所で連勝中という事ですが、ドラマを見て横綱がいかに凄い立ち位置なのかという部分も理解できるようになりました。
僕も素人ながら相撲という競技に関心を持ち始めたので楽しみたいなと思います。
