21.02.05
『第55回 スーパーボウル』にフォーカス
今知っておくべき注目のトレンドをネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します!!
金曜日は『スポーツ』をキーワードにお届けします。今日、お話を伺うプロフェッショナルは、スポーツアンカーの近藤祐司さんです。
近藤さんに取り上げていただいたのはこちら!
【第55回 スーパーボウル】
エリザベス:日本時間の来週月曜日 午前に、フロリダ州タンパにある『レイモンド・ジェームス・スタジアム』で開催されるアメリカンフットボールの最高峰、『第55回 スーパーボウル』。キックオフまで、あと2日です!新型コロナウイルス感染対策のため、収容人数は、スーパーボウル史上最も少ない2万5000人に削減。そのうち、7500人は医療従事者を招待して行われます。
近藤さん:今回のスーパーボウル、何と言ってもすごいのが出場するチームの本拠地で開催になったということなんですね。スーパーボウルというのは、だいたい、開催される3〜4年くらい前に、この年はここで開催されると事前に開催場所が決まっているんですけども、今年もタンパということになっていて、僕らのようにアメリカンフットボールをずっと見てきている人間は、「じゃあ今年、タンパは基本、スーパーボウルには出られないね」というふうに考える、いわゆる、“本拠地のチームは出られない”というジンクスがこれまであったんですね。過去54回大会、合計25の会場でスーパーボウルが行われてきたなか1度も出場したチームのホームで開催されたことがなかったんですけども、今年、タンパベイ・バッカニアーズ、トム・ブレイディというスターQBがいるんですけれども、去年までニューイングランド・ペイトリオッツで黄金時代を支えてきたQBで、今年タンパベイに移籍して1年目で、しかも、史上初のホームスタジアムでのスーパーボウル開催になったと。さらに、ブレイディにとっては、10回目のスーパーボウルということになるんですけど、1回出ることで人生が変わると言われる舞台に10回も出る、次に多いのが6回ですから、どれだけブレイディがすごいかというのが分かりますし、何と言っても史上初めてホームで開催されるということが、今回の1番のトピックになっているんじゃないかなと思います。
山崎:55回目を迎える『スーパーボウル』。トム・ブレイディが率いる『タンパベイ・バッカニアーズ』が新たな伝説を作り上げるのか、それとも、2連覇を目指す『カンザスシティ・チーフス』か?続いては、今年のスーパーボウルの見どころにフォーカスします!
近藤さん:今回の注目のポイントは、何と言ってもクォーターバック(QB)の対決だと思います。現地の見出しを見ても“歴代最高のQB対決”とはやされています。『トム・ブレイディ』は43歳。古き良きポケットパサーと呼ばれる、昔からいるタイプのQBで極めてきたQBと、対する、カンザスシティ・チーフスのエースQB、『パトリック・マホームズ』は、2年連続2回目、今年連覇を目指すのですが、まさに未来型万能QB、まだ25歳のQB。まさに史上最高、“グレイテスト・オブ・オール・タイム”、“G.O.A.T.”と書いてゴートと読むんですけど、まさに、すでにG.O.A.T.と命名されているブレイディと、将来、G.O.A.T.になるだろうマホームズとの対決ということで、全くタイプが違うんですけれども、それぞれすごい実績を残しているQBのガチンコ対決ということになりますね。
山崎:ちなみに、QBというポジションについて分かりやすく例えるなら?と 近藤さんに伺ったところ、「野球でいえばピッチャーとキャッチャーと4番バッターを合わせた様なもの!」 とおっしゃっていました。これだけ1箇所に権力が集中するスポーツは他にないのではないか?という位にアメフトにおいては重要なポジションなんですね。 さて、『歴代最高のQB対決』。その勝敗を分けるポイントとは!?
近藤さん:やはり、ここまで生き残ってきているチームというのは“ディフェンスも強い”ということなんですよ。アメリカンフットボールには「Offense sells tickets, but defense wins championships(オフェンスがチケットを売って、ディフェンスがチャンピオンシップをもぎ取る)」という格言があるくらいで、スターQBでどんどんお客さんを呼んでスタジアムを満杯にするんですけども、結局、そのスターQBを止めるのは、ディフェンスチームなんですね。アメリカンフットボールというのは、ディフェンスとオフェンス、2チームがひとつのチームになっているので、ディフェンスの役割がものすごく大きくて、バッカニアーズのディフェンスがシーズン中盤あたりからどんどん良くなってきているんですよね。この両軍は、第12週に1度対戦していて、その時は僅差でカンザスシティが勝っているんですけども、その時よりもタンパベイのディフェンスの若手がものすごく成長してきていて、マホームズの常人では考えられないようなパス攻撃をなんとか抑えて、最後は接戦の末に僕は、タンパベイ・バッカニアーズがアップセット勝利するのではないかというふうに読んでいます。
山崎:近藤さんの予想は「タンパベイ・バッカニアーズの勝利!」とのことですが、アメリカでは、史上8チーム目のスーパーボウル連覇を狙う、「カンザスシティ・チーフスの勝利」と予想する声が多いそうです。
そして、今日の #シゲコメ はこちら。
"リポビタンD TREND NET”??
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) February 5, 2021
2/5金の #シゲコメ は、いよいよ月曜日に迫ったアメリカンフットボールの「スーパーボウル」にフォーカス??私大好きで毎年見ております。アメフトは時間の使い方…ちょっとお願いなのですが、できればノーカットで放送して欲しい…私が言ったところでですが…#ワンモ 続く??
あとハーフタイムショーも楽しみ!さっきまで試合をしていたグラウンドに、とんでもないセットを組んでお客さんを入れて、全部バラして、またそこで試合をするわけです。あのスタッフ優秀だなぁ。劇場や舞台のバラしやってくれたらあっという間なんだろうな…やらないか… #シゲコメ #ワンモ 続く?
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) February 5, 2021
でも本当に楽しみ。QBのレジェンド、トム・ブレイディ。すごい!ずっとだしね?。あのオードリーの二人も大好きで、春日さんはチーフス圧勝するんじゃないかとおっしゃっていましたが。楽しみです。好きな作戦はショットガンです?? #シゲコメ #ワンモ
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) February 5, 2021