21.01.15
『ジャパンラグビー トップリーグ』に注目!
今知っておくべき注目のトレンドをネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します!!
金曜日は『スポーツ』をキーワードにお届けします。今日、お話を伺うプロフェッショナルは、ラグビージャーナリストの村上晃一さんです。
村上さんに伺うお話はこちら!
【ジャパンラグビー トップリーグ2021】
エリザベス:明日1/16(土)開幕予定だった、日本におけるラグビー最高峰のリーグ【ジャパンラグビー トップリーグ2021】は、3つのチームから新型コロナウイルスの感染者が出た影響により開幕を延期することが、昨日、発表されました。これにともない、トップリーグの太田治チェアマンは、大会の方式を変更して、来月の開幕を目指す考えを示しました。
山崎:今回の延期について、村上さんの見解はいかがでしょうか。
村上さん:今回のトップリーグの運営にあたっては、隔週でPCR検査を実施することになっていまして、12月と1月に2回やって、12月ではほとんど出なかった。ところが、今回合計で63名出た。開幕いけると手応えをつかんだ12月と比べると、激増していますので、現在の市中感染の現状と、本当に感染予防対策が徹底されていたのかというところを、もう一度見直さなくてはいけません。トップリーグのチームはもう一回予防策など見直し、徹底して、2月の中旬くらいの開幕予定に向かってまた準備をし直すことになります。残念ですが、検査の結果を受けてのことなので、致し方ないかなと思っています。
山崎:感染拡大を受けて仕切り直しとなった、ジャパンラグビー トップリーグ。開催方法についてのガイダンスは、後日、改めて発表される予定です。ちなみに、2003年からスタートしたジャパンラグビー トップリーグは、来年から新しいリーグに移行することが決まっていて、これが最後のシーズンとなります。
選手達の安全が確保されたうえでの開幕が待ち望まれるジャパンラグビー トップリーグ2021。異例の体制が続く中ではありますが、今シーズンのトップリーグにはどんな見どころがあるのか、村上さんに教えて頂きました!
村上さん:今年のトップリーグは、全世界から各国代表のスーパースターが集まっています。これほどスター選手が集まっているのは、日本が最高と言ってもいいと思います。スター選手揃いです。特に2016〜17年の世界最優秀選手のボーデン バレット、ニュージーランド代表オールブラックスのスーパースターですが、サントリーサンゴリアスに入りました。オールブラックスからは他にも神戸製鋼にベン・スミス、アーロン・クルーデン、トヨタ自動車のキアラン・リード、元オールブラックスで世界のラグビーファンなら誰もが知っているような選手が、今日本の各チームに散らばっています。そして2019年のラグビーW杯で日本代表と戦ったスコットランド代表のスクラムハーフ、グレイグ・レイドロー選手は、NTTコミュニケーションズシャイニングアークスに加入しています。
このようにニュージーランド、オーストラリア、南アフリカ、スコットランド、ウェールズ、イングランド、世界の強豪国からたくさんの選手がやって来ていて、所属先チームには、2019年に活躍した日本代表選手たちもいるので、彼らが一緒になって戦っていくということで、ものすごく多様性のあるリーグになっていると思います。
もう一つはパナソニックの福岡堅樹選手、2019年のW杯で大活躍した日本代表のウイングですが、彼がこの後、医者になるということで、改めて大学に行くので最後のシーズンになります。ヤマハ発動機ジュビロの五郎丸歩選手、2015年のW杯で活躍しましたが、引退を表明していて、今シーズンが最後になります。ヤマハの五郎丸とパナソニックの福岡は、これが最後になります。そして、各国の有名選手がいることを含めると、今年のトップリーグは見ておかないと損な選手が揃っていることがあると思います。スポーツ専門局のJ SPORTSで全試合、実況解説付きで放送される予定になっていて、他でも映像はどんどん出てくると思いますので、スタジアムに行けなくても是非映像の方で楽しんでいただければと思います。
山崎:海外の超ビッグネームの参戦も楽しみですが、今回は、2023年のワールドカップ日本代表選手を選ぶための第一段階とされるシーズン。ここで活躍した選手が、トップリーグが終わった後に日本代表として活動を始めるそうです。そういう意味では選手それぞれにとっては絶好のアピールの場なので全力を尽くしてくれるのではないでしょうか。
2019年のラグビーワールドカップの時は、国内が大きな台風に見舞われた中での戦いということで、勇気付けられた方も多いと思います。今シーズンのトップリーグでも、全力で戦う姿を通じて、選手達が、困難な時代を乗り越える力を与えてくれるかもしれません!
"リポビタンD TREND NET”??
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) January 15, 2021
1/15(金)の #シゲコメ は「ジャパンラグビー トップリーグ2021??」にフォーカス。残念ながら開催延期になってしまいましたが…万全の体制で2月の開催を目指すということで、ラグビーは一昨年のW杯、日本で開催して盛り上がりました。続く?? #ワンモ
ラグビーは、子どもの頃にその魅力がイマイチ理解できなかった。なぜボールを前に投げてはいけないのか?みんなで集まってスクラムで推していく…今見るとその姿にグッとくる。みんなで少しずつ前に進んでいく、デカい男がぶつかって、私がぶつかったらすぐに病院送りですよ…続く? #シゲコメ #ワンモ
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) January 15, 2021
僕のラグビーの最初の思い出は、ドラマ「スクールウォーズ」…この続きは #AuDee で!#シゲコメ #ワンモ #ラクビー
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) January 15, 2021