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今、知っておくべき注目のトレンドを、ネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します。

20.11.20

日本シリーズ開幕直前のプロ野球にフォーカス!

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今知っておくべき注目のトレンドをネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します!!

金曜日は『スポーツ』をキーワードにお届けします。今日、お話を伺うプロフェッショナルは、スポーツジャーナリストの古内義明さんです。
古内さんに取り上げていただく話題はこちら!


【日本シリーズ開幕直前のプロ野球】


エリザベス:明日、京セラドーム大阪で開幕する日本シリーズ。セ・リーグの覇者 読売ジャイアンツとパ・リーグの覇者 福岡ソフトバンクホークスが日本一を争います。


山崎:まずは、新たな記録が生まれた今シーズンのペナントレース終盤戦を振り返って頂きます。


古内さん:新型コロナウイルスの影響から3ヶ月遅れでスタートした2020年シーズン。120試合制の短縮、交流戦やオールスターの中止など異例のシーズンとなりましたが、球史に残る記録が数々誕生しています。まずはですね、巨人の6年目、24歳の若き主砲・岡本和真選手がホームラン31本、97打点をマークし、初タイトルを2冠で達成。巨人でですね、日本人選手がホームラン王と打点王の2つのタイトルを同時に獲得するのは、松井秀喜さん以来18年ぶり。そして、24歳以下の右バッターに限れば、長嶋茂雄さん以来62年ぶりの快挙となっています。そしてですね、広島東洋カープの菊池涼介選手がですね、今シーズン守備機会503回で、なんとエラー無し。セカンドでは、プロ野球史上初となる守備率10割を達成しています。


山崎:巨人の岡本和真選手と、広島カープの菊池涼介選手。攻撃と守備、それぞれ一人ずつ、記録的な活躍をした選手をピックアップしていただきました。
続いては、注目の日本シリーズにフォーカスします!いよいよ明日、開幕する日本シリーズ。巨人とソフトバンクホークスが対戦し、先に4勝したチームが日本一となります。今年の日本シリーズの戦い方について注目ポイントを古内さんに伺います。


古内さん:なんとですね東京ドームは、11月22日から社会人の祭典、都市対抗野球とスケジュールが重なったため、巨人は本拠地開催を断念して、例年、大阪で公式戦を開催していて、天候に左右されない京セラドーム大阪を代替球場として決定した経緯があります。巨人はですね、京セラドーム大阪で、通算32勝19敗の勝率6割2分7厘なんですよね。ただ今シーズンは、セ・パ交流戦がなかったため、京セラドーム大阪で戦ったこともなくですね、なんと1年半ぶりの舞台が、日本シリーズという大舞台になりました。それが吉と出るか?凶と出るか?楽しみです。一方、ソフトバンクホークスは通算145勝112敗10分と勝率では、5割6分4厘と巨人より下回っているんですが、今年まで京セラドーム大阪で4年連続勝ち越していて、特に今年は9勝2敗1分と勝率が8割を超えています。直近のこの球場のデータは、ソフトバンクホークスに軍配が上がります。


山崎:そんな状況を踏まえつつ、勝負のカギを握る両チームの選手についても伺いました!


古内さん:注目の選手なんですけども、まず投手は、やはり両エースですね!ソフトバンクホークスは千賀滉大投手、今年、最優秀防御率と最多勝、最多奪三振の3冠に輝きました。そして、巨人のエース、菅野智之投手は、14勝で2年ぶり3度目の最多勝、そして、勝率も第1位となりました。初戦でこの両エースが登板して日本シリーズの明暗が別れると思います。また、バッターではですね、先ほども話をした巨人の若き主砲・岡本和真選手ですね。そして、現役最強のバッターと言ってもいい、ソフトバンクホークスの柳田悠岐選手。この主砲対決も注目です。今季パ・リーグの最多安打を記録した柳田悠岐選手ですが、巨人のエース、菅野智之投手との対戦成績は、圧倒的に分が悪いんですよね。交流戦と日本シリーズは、過去通算17打数2安打、打率はなんと1割1分8厘。14年以降に限れば、13打数ノーヒット。このエース対主砲の戦いも見逃せません。


山崎:短期決戦ということで、監督の采配にも注目したい日本シリーズ。4年連続の日本一を目指す工藤・福岡ソフトバンクホークス。昨年の4連敗の雪辱をはらしたい原・読売ジャイアンツ。今後の展開を大きく左右する注目の第一戦は明日、開催です!


そして、今日の #シゲコメ はこちら。





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