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今、知っておくべき注目のトレンドを、ネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します。

20.08.14

渋野日向子、連覇なるか!AIG全英女子オープン、来週開幕!

null今知っておくべき注目のトレンドをネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します!!

金曜日は『スポーツ』をキーワードにお届けします。今日、お話を伺うプロフェッショナルは、ゴルフジャーナリストの舩越園子さんです。
舩越さんがピックアップした話題はこちら!


【渋野日向子、連覇なるか!AIG全英女子オープン、来週開幕!】

女子ゴルフの渋野日向子選手が去年制覇したメジャータイトル『AIG全英女子オープン』は、来週 8月20日から開幕します。



山崎:まずは、今年の『AIG全英女子オープン』の会場についてお話を伺いました。


舩越さん:今年のAIG全英女子オープンは、スコットランドの代表的なリンクスと言ってもいいロイヤルトゥルーンが会場になります。去年、渋野選手が優勝したのは、ウォーバン・ゴルフクラブと言って、どちらかというと内陸にあるゴルフクラブなので、今年のロイヤルトゥルーンとはかなり雰囲気が違うんですね。去年、渋野選手が優勝した時のコースは、大会がメジャーになってから19年でわずか2度しか使ってないコースだったので、言い換えると、渋野選手は全英女子オープンのコースとしては、比較的珍しいコースで優勝したと言っていいと思うんですね。今年は、ロイヤルトゥルーン、いわゆるリンクスコースの代表格みたいなコースですから、今年こそは、“これぞ全英女子のチャンピオンだ!”みたいな戦い方をしないと攻略はなかなか難しい。でも私は、渋野選手はなんとかやってくれるんじゃないかな?と期待しています。


山崎:舩越さんのお話にも出てきましたが、ゴルフコースのことを『リンクスコース』と呼ぶこともあります。特に、ゴルフの発祥の地とされるスコットランドの海岸の近くにある自然の地形を生かしたゴルフコースのことをそのように呼ぶことが多く、そのコースの主な特徴としては、固いフェアウェイ、自然そのもののラフ、深いバンカー、強風、変わりやすい天候、などが挙げられるそうです。今回は、そんなリンクスコースの代表格、スコットランド・ロイヤルトゥルーン・ゴルフ・クラブで開催、ということで渋野選手が連覇にむけてどう攻略していくべきか、その舞台となるロイヤルトゥルーンゴルフクラブの攻略ポイントを伺いました!


舩越さん:渋野選手といえば、皆さまご存知の通り、笑顔で楽しそうにプレーするのが彼女のスタイルですよね。今回、渋野選手は初めてスコットランドに行って、現在スコットランドオープンを戦っています。おそらく渋野選手は、初めてプレーするスコットランドのリンクスをとても楽しみながらプレーしていると思うんですね。今回、全英女子オープンの会場となるロイヤルトゥルーンも同じスコットランドのリンクスで、とにかくリンクスというのは、バラエティに富んでるんですね。中にはすごく単調なリンクスもありますが、このロイヤルトゥルーンは、距離の短いホールもあれば長いホールもあって、アップダウンが激しいコースもあればフラットなコースもある。見通しが良いところ悪いところ色んなコース、ホールがあるので、特にこのトゥルーンはポステージスタンプ、郵便切手と呼ばれるすごく小さなグリーンを擁しているパー3のホールが有名で、そんなホールがあったと思えば、長い鉄道が走っているようなホールもあって、その鉄道を超えちゃうとOBとなるんですけれども、だから、遊園地のように見立てて、「ここ面白い!」と楽しむみたいなプレースタイルとクリエイティビティが求められているリンクスで、まさに渋野選手のプレースタイルは、楽しみながら、自分もエンジョイしながら、でも、ちゃんと集中もしていて、当たり前ですが、もちろん、真剣に勝負もしている。その兼ね合いとか、バランスを取るのが彼女はとても上手いと思いますので、そういう意味で今年のロイヤルトゥルーンでの全英女子オープン、渋野選手はすごく可能性があると私は思っています。


山崎:渋野選手がいかに自分らしく戦えるかが連覇へのカギとなりそうです!最後に、今年のAIG全英女子オープンでの勝利が渋野選手に何をもたらすのかを伺いました!


舩越さん:去年のウォーバンというのは、先ほども言いましたが内陸的なコースなので全英女子オープンの会場としては、なんとなく全英っぽくないねというところもちょっとあったと思うんですよね。でも、今年のロイヤルトゥルーンは、本当にスコットランドらしい、目まぐるしく変わる風が吹いて、空気も重くなったり軽くなったり、色々なんですよね。だから、“これぞスコットランド!”というところで、優勝すれば、“これぞ全英女子オープンのチャンピオンだ!”と誰もが認めてくれると思います。渋野選手自身も、「私は本当にスコットランドのリンクスを制したんだわ!」と思えると思うので、そういう意味でも去年に続いて、今年も勝って欲しい。内陸的コースでもリンクスコースでも勝てる、そういう底力みたいなものを見せて欲しいなと思います。


山崎:伝統的なコースでのメジャー大会の勝利、昨年に続いて連覇となれば、“世界トップクラスの選手だ!”と誰もが認めてくれるようになるでしょう。昨年だけでも、スマイルシンデレラと呼ばれ、話題を席捲しましたからね!
そして、渋野選手は、昨日始まったばかりの前哨戦、スコットランド女子オープンでスコットランドのリンクスコースの感覚を身につけること!ということでね、挑戦へのキーになるのではないかということでございます。
ゴルフをあまりやらない方でも、ゲーム好きな方だったら、みんゴルみないな遊びのあるゴルフコースをイメージしていただけたらいいんじゃないでしょうか。


そして、今日の #シゲコメ はこちら。




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