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今、知っておくべき注目のトレンドを、ネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します。

20.06.17

東京都、2日連続で感染者40人超える、第2波に警戒

null今知っておくべき注目のトレンドをネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します!!

今日は、元経済産業省の官僚で制度アナリストの宇佐美典也さんにお話を伺いました。
宇佐美さんに伺う話題はこちら!


【東京都、2日連続で感染者40人超える、第2波に警戒】


エリザベス:新型コロナウイルスの新規感染者数が東京都では、今月14日は47人、15日は48人と2日連続で40人を超えています。感染者の内訳を見てみると、14日は47人のうち32人が、15日は48人のうち23人が“夜の街”関連でした。この2日間、感染者が増えていることについて、東京都は「積極的な検査の実施で、無症状の感染者の早期発見につなげている」と説明しています。
また昨日は27人の感染が確認され、“夜の街”関連は10人でした。
“夜の街”関連の集団検査で感染が判明した人はいなかったということです。


鈴村:昨日は3日ぶりに20人台になったんですけど、2日続けて感染者が40人を超えたことについて、宇佐美さんはどのようにご覧になっていますか?


宇佐美さん:経済活動を本格的に再開すれば増えるということはわかっていたので、「そりゃ、そうかな」ってことなんですけど、現状はちゃんと追跡できている範囲なので問題はないと思います。


鈴村:感染者が増えていることから、「東京アラートの解除は早すぎたんじゃないか」というような声もあがっていたりするんですけど、こちらについてはいかがですが?


宇佐美さん:東京アラート自体の名前は知られていますけど、政策としてはそれほど浸透しているわけではないですし、歌舞伎町とか、いわゆる、“夜の街”の飲食店が自粛をそれほど遵守しているわけでもないので、そんなに影響はなかったんじゃないかなと思いますね。


鈴村:その“夜の街”の集団検査を行ってですね、感染者の早期発見につなげていることについてはどう思われますか?


宇佐美さん:これは非常に重要なことですね!やっぱり、積極的に検査して、早期発見して、感染経路を把握できている限りは経済活動を続けられるので、これを続けていただきたいなと思います。


鈴村:やっぱり、経済活動をしながら…というところではありますよね。
今週金曜日から、都道府県をまたぐ移動の自粛も全国で緩和されるということですけど、経済活動の活発化に伴い、第2波を心配する声が、もちろん、あがってきています。第2波に備えてどのような対策が必要だとお考えですか?


宇佐美さん:もちろん、私たちとしては、『手洗い・うがい』をやるわけですけども、行政側としては感染経路の把握に努めるということで、そのための政策を…ということですけど、法改正や条例改正みたいなことは必要かなと思っていまして、ライブハウス、クラブ、キャバクラみたいなところは顧客の管理情報を持つことを不可欠にしないといけないなというふうに思いますね。


鈴村:追跡できるようにということですよね。


宇佐美さん:そうですね。特に、クラブ、キャバクラみたいなところは、顧客管理を義務付けないとマズいんじゃないかなと思います。


鈴村:ホストクラブだったりに行っているお客さんがそういう行動を知られたくなかったりして、喋らないというケースが意外とあるという話を聞きますしね。


宇佐美さん:気持ちは分かるんですけどね。事態が事態なので、そこはお願いしたいところですよね。


鈴村:そうですよね。その経路さえはっきりしていれば、ある程度の感染拡大に対しての対策はあるってことですよね。


宇佐美さん:そうですね。クラスター化がしっかりわかりますしね。


そして、今日の #スズコメ はこちら。








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