20.05.27
第2次補正予算案、今日決定。事業規模は100兆円超え
今知っておくべき注目のトレンドをネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します！！
今日は、元経済産業省の官僚で制度アナリストの宇佐美典也さんにお話を伺いました。
宇佐美さんにお話を伺う話題はこちら！
【第2次補正予算案、今日決定。事業規模は100兆円超え】
鈴村：まずは、一昨日、政府は緊急事態宣言を全面解除しました。北海道と神奈川県の直近1週間の新規感染者は、解除基準の『10万人あたり0.5人程度』を満たしていないことから、解除を心配する声もあります。全面解除、宇佐美さんはどうご覧になっていますか？
宇佐美さん：結論から言えば、解除せざるを得なかったんじゃないかなと思います。日本の対策は“制限”ではなく、“自粛の要請”という、基本的には住人たちが自発的に行うことなので、他の都道府県が解除されていく中で首都圏だけ残ってしまうと、耐えきれなくなって、緊急事態宣言が有名無実化してしまう可能性があったので、ここはしょうがないのかなと思います。
鈴村：緊急事態宣言が解除されたことで、第2波、第3波を警戒する声が上がっているんですけど、今後、どのような防止策、対策が必要だとお考えでしょうか？
宇佐美さん：今回の日本の対策はうまくいったといっていいと思うので、第2波、第3波がきても基本戦略は変わらないと思うんですよ。とにかくこれまで通り、クラスター対策の規模拡大のために、保健所の人員、PCRの検査能力の拡充するということと、企業などではテレワークを推奨して出勤を週3回程度に抑えておくということは大切だと思うんですよね。あえてドラクエで言うとですね、ドラクエでも2回続けて戦うボスがいるわけですよ、例えば、やまたのおろちですよね。やまたのおろちは連戦すると全滅確定なわけですから、その間にちゃんと回復して、レベル上げするということが重要なので、そこは一緒だと思いますね。
鈴村：そうですよね！対策は同じでも強くなっていればボスでも簡単に倒せるということですから、RPGの基本でもあるレベル上げとか、装備を整えるとかね、そういうことを第2波に備えて、僕らも今の間にやっておくべきだということですね。
宇佐美さん：そうですね。ちなみに今日でドラクエ34歳の誕生日です！
エリザベス：あら！？
鈴村：そうなんですよ！今日、ドラクエの日なんですよね。もってますね！宇佐美さんにピッタリの日ですよ！！(笑)
宇佐美さん：(笑)
鈴村：さて、ここからお話を伺うのは『第2次補正予算案、今日決定。事業規模は100兆円超え』についてです。
エリザベス：安倍総理は一昨日の記者会見で、追加の経済対策を盛り込んだ『第2次補正予算案』を今日決定すると表明しました。事業規模については、第1次補正予算と合わせて200兆円を超えると話していて、第2次補正予算だけで100兆円を超える見通しです。
鈴村：第1次補正予算の事業規模は117兆円です。今回も100兆円を超える見通しということですけど、事業規模についてはどうご覧になっていますか？
宇佐美さん：十分な規模だと思いますね。よくこれだけ短い期間で第2次補正予算案を用意できたなと感心しています。
鈴村：1次補正予算は事業規模は100兆円を超えているんですけど、国や自治体などの直接の財政支出が伴う“真水”は48兆円なんですね。真水は緊急対策として、ただちに、しかも、直接効果があるといわれています。この“真水”というものの説明も含めて、お聞かせ願えますか？
宇佐美さん：“真水”というのはですね、政府が事業主になって確実に使うお金のことですね。補正予算案の中身を見ますと、その真水とですね、あとは、民間企業の信用保証、お金が足りない時に低利子でお金を貸してあげますよとか、仮に倒産しても、その時の損害は政府が保証しますとか、そういうバックエンドの費用があるんですよね。そっちは確実に使われるとは限らないので、政府が確実に事業者になる“真水”の規模が重要になってきます。
鈴村：100兆円を超える事業規模のうち真水は、どれくらいになって欲しいと考えてますか？
宇佐美さん：GDPの規模をある程度維持するのが大事だと思うんですよね。そう考えると、新型コロナウイルスで減った需要を埋めるくらいの規模が適正だと思います。5月の電力需要を見ますと8％くらい減っているんですね。インフラというのは活動しなくても電力は使うので、多分、このままだとGDPが15％〜16％くらい落ち込んでしまうと思うんですよね。日本のGDPは540兆円弱なので、1次予算、2次予算あわせて真水が80兆円くらいあったほうがいいのではないかと直感的には思うんです。そう考えると、前回50兆円近くあったということで、今回は30兆円くらい真水があればいいんじゃないかなと思いますね。
鈴村：第2次補正予算案の原案を見るとですね、『家賃支援給付金』が盛り込まれることになりそうですよね。宇佐美さんは、家賃に関してはずっとおっしゃっていましたよね。
宇佐美さん：そうですね、やっぱり、1次補正予算の時に規模が小さかったので、上限を2倍にしたということなんですけど、この予算は中小企業向けの予算で、中小・小規模事業者は上限100万円、個人事業主は50万円まであげたっていうことで、とりあえず、こんなところで…ということで、これ以上大きい規模に関しては、家賃補助とは違う枠組みで対策していくことになるのかなと思います。
そして、今日の #スズコメ はこちら。
"リポビタンD TREND NET” #スズコメ ? #ワンモ
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) 2020年5月27日
今朝は【第2次補正予算案、きょう決定。事業規模は100兆円超え】について
100兆の中での「真水」と呼ばれる確実に使われるお金、需要が落ちているときに需要を作り出す、創出するために必要であるもの、これがどれくらいあるかという事
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— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) 2020年5月27日
100兆という数字が出てきていますけど、
この100兆の内どれくらい我々にダイレクトに関わってくるお金なのかということが大事というお話でした。
全てを理解することは難しいですが、ただの数字ではないということを改めて感じました。
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— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) 2020年5月27日
それから第2次補正予算案の原案には家賃支援給付金が盛り込まれ、これは家賃を支援していただけるという動きになっています。
やっぱり家賃というのは、生活インフラにとっては大事な数字だと思うので、これをサポートしてもらえるということは
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— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) 2020年5月27日
すごく嬉しいニュースかなと思います。
こうして、色んな事サポートしてもらえる。お金が出てくるということもどんどん出てきていますから
自分の生活皆さんなりに整えていく必要があると思います、。僕も色々調べて、自分の生活整えてみようと思います
