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今、知っておくべき注目のトレンドを、ネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します。

20.05.04

緊急事態宣言 1か月程度の延長を正式決定へ

nullいま知っておくべき注目のトレンドをネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します!!

今日は、報道ベンチャーの株式会社「JX通信社」代表取締役・米重克洋さんにお話を伺いました。米重さんが注目したネットの話題はこちらです。


緊急事態宣言 1か月程度の延長を正式決定へ

このニュースのあらましは…


2日後に期限を迎える緊急事態宣言について、政府は対象地域を全国としたまま、今月31日まで期限を延長することを正式に決定します。これに合わせて、外出自粛などの影響も考慮し、経済活動の再開に向けた基本的な考え方も示す方針です。


鈴村:米重さん、こちらの反応はいかがでしたか。


米重さん:はい。先月に緊急事態宣言が出された際には「仕方がない」「これから我慢していこう」という雰囲気の反応が多かったのですが、今はやはり堪え切れないというか、「これ以上は経済的にもたない」「何か保証が欲しい」という声が多くみられるようになりました。また、緊急事態宣言解除の基準についてもはっきりして欲しい、という意見も見られましたね。


鈴村:この決定に至ったのはなぜでしょう?


米重さん:新たな感染者数は減ってきているんですけれど、医療の提供体制がまだまだ厳しい状況が続いていることが影響している様ですね。地域によってはベッド数や人工呼吸器が足りておらず、完全にひっ迫した状況となっています。その結果、ほかの病気の患者さんの手術などにも影響が出ていて、医療崩壊一歩手前…という状況は変わっていませんね。


鈴村:外出の自粛などに関してはどうなりそうでしょうか。


米重さん:やはり、今回の緊急事態宣言の肝として「外出は出来るだけ控えてほしい」という要請は続きますが、一方で、再開可能な場所も政府として示していく方針になりそうです。西村大臣が再開可能な例として、公園や美術館、博物館、図書館の4つを具体的に挙げました。これらは比較的スペースが広かったり、オープンな場所であるということで、人と人との距離を置いたり、入場制限を設けることを前提に「一定のことは認めて良いのではないか」ということになりそうです。


鈴村:地域によって外出規制の基準は変わってくるのでしょうか?


米重さん:そうですね。緊急事態宣言は政府の判断によるものですが、外出の自粛要請などは都道府県知事の判断になるんです。なので地域独自の動きもあって、例えば大阪府などはすでに「外出自粛の出口戦略」を模索しています。解除の基準として、医療機関のベッド数や入院患者数に基づく「病床利用率」を用いるということを発表していて、今後はこの基準によって判断していくということです。


そして、今日の #スズコメ はこちら。





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