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20.04.30

家庭ごみ、清掃員が感染リスクに直面

null今知っておくべき注目のトレンドをネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します!!
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今日は、気になる・人に話したい旬のネタをお届けするネットニュースサイト『ねとらぼ』の編集長、加藤亘さんにお話を伺いました。
加藤さんにお話を伺うニュースはこちら!


【家庭ごみ、清掃員が感染リスクに直面】



エリザベス:新型コロナウイルスの感染が拡大する中、家庭ごみを回収する清掃員が、感染リスクに直面しています。感染拡大を防ぐため、『ごみの出し方』についてのお願いをご紹介します。


鈴村:ごみ回収は、医療と同じくらい、私たちの生活に必要なものです。家庭ごみを回収してくださっている清掃員さんが感染リスクに直面しているということですが、詳しく教えていただけますか?


加藤さん:環境省によると自治体職員を除いた、一般廃棄物の収集を行う民間の『ごみ清掃員』は、およそ23万人いるといわれています。その中の一人、芸人とごみ清掃員の二足のわらじを履く、マシンガンズの滝沢秀一さんが、ごみ清掃の現状についてツイッターで語っておりまして、注目を集めています。自宅療養中の方もいるであろう中でのごみ清掃はですね、危険と隣り合わせだということは想像に難くないと思います。


鈴村:そうですよね。


加藤さん:ごみ袋の中には、使用済みのマスクやペットボトル、ティッシュなどが交じっていてウイルスが付着している恐れがあります。滝沢さんがおっしゃるにはですね、ごみ収集車の『回転板』、ごみを巻き込んで圧縮するぐるぐるしたやつですよね、そこからマスクが出たり、ホコリが舞っているのが見えるとやはり感染の危険を感じるというんですよね。
そしてですね、最近、特に困るのが、やはり“分別されていないごみ”とのことで、例えば、空き缶が分別されていない場合、清掃員の皆さんはごみ袋を一度開けないといけないんですよね。開けた袋に手を突っ込んで空き缶などを分別すると…。これは感染リスクが高いと思います。
また、自治体によっては、ペットボトルをごみ袋ではなく、専用のネットに直接入れるケースもあります。清掃員の方は、そこから手で取り出す必要があるため、飲み口の空いたペットボトルに触れる機会も多く、滝沢さんは「作業する誰かが感染して、いつ職場に広がってもおかしくない」と危機感を募らせていました。


鈴村:イメージすると、そうだろうなっていうことがいっぱいありますね。では、捨てる側の私たちはどのようなことに注意したらいいんでしょうか?


加藤さん:まず、ごみ袋がいっぱいになる前に出すようにしてください。満杯の場合、ごみ収集車の回転板に挟まれると、パンッ!とすぐに破けてしまうんですよね。加えて、強度に不安があるごみ袋は、密閉性を保つために、できれば二重にしてください。と。中には、手に取るだけで破けてしまうごみ袋もあるそうです。


鈴村:なるほど!いっぱいにしちゃダメなんですね!


加藤さん:次に、自宅療養中の方や濃厚接触者の方が飲んだペットボルトは、緊急措置として、今だけ、『可燃ごみ』で出してください。とのことでした。実際、港区や葛飾区など、他にもですね、各自治体からアナウンスされたりしています。が、念のため、各自治体のウェブサイトなどで、現在のごみの取り扱いを確認してください。そして、ごみ袋の結び目をしっかり結んでください。結び目がゆるいと、回収時に袋がほどけて中のごみが出てきてしまいます。
最後に、ごみ出し後は、必ず手を洗うようにしてください。とのことでした。


鈴村:ごみって、出かける時に出して、そのまま出かけるって方って多いでしょうから、手洗いを忘れちゃう方もいるかもしれませんね。ごみを出した後は必ず手を洗う!これは気に留めておいた方がいいですね。


加藤さん:こういった滝沢さんからのお願いに対してネット上では、「ごみ袋いっぱいに入れるのがエコだと思ってました」、「ごみ袋がいっぱいになる前に出す。盲点だった」、「一人ひとりが、少しずつ気を付ければいいですね」などの反応がありました。


鈴村:みんなでできることがたくさんありますよね。ちゃんと気を付けることで、僕らも感染拡大を防ぐことができますし、毎日、僕らも何かしらのごみとは接しているわけですからね、この注意事項を覚えておくことはすごく大事ですね。


加藤さん:そうですよね。外出自粛が続く中ですね、自炊やテイクアウトが増えて、家庭ごみの量が増えているんですよね。大量に排出されるごみの回収は、私たちの生活に欠かせないものですし、清掃員の方々のリスク回避のためにも、分別やごみ出しの仕方は日頃から気を付けるべきことです。ひいては、自分や、大切な、大事な誰かを守ることにもなりますので、これからのごみ出しには、以上のことを気を付けていただければなと思います。


エリザベス:鼻をかんだティッシュとか、口を付けたペットボトルでなくても、私たちはしゃべって、もしかして、感染していてて、ウイルスが付着したごみを捨てているかもしれないから、そういうことも考えて、みんなこれをするべきですよね。


鈴村:そうですよね、自分は感染しているんだっていう気持ちでごみと向き合ったほうがいいですよね、絶対にね。皆さん、これは覚えておきましょうね、僕もしっかり覚えておきます。



そして、今日の #スズコメ はこちら。






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