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今、知っておくべき注目のトレンドを、ネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します。

20.04.20

家族が感染した場合

nullいま知っておくべき注目のトレンドをネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します!!

今日は、報道ベンチャーの株式会社「JX通信社」代表取締役・米重克洋さんにお話を伺いました。米重さんが注目したネットの話題はこちらです。


家族が感染した場合

このニュースのあらましは…


フリーアナウンサーの赤江珠緒さんが新型コロナウイルスに感染したことを公表しました。現在は自宅で療養中ですが、テレビ局員の夫も感染しており、3人家族の赤江さんとしては、夫婦で感染した場合に「誰が子どもの面倒を見るのか」と懸念を示しています。


鈴村:こちら、ネットの反応はいかがでしたか?


米重さん:はい。赤江さんの場合、2歳8ヵ月の娘さんが陰性で、赤江さんとご主人の両親が陽性という、結構難しい状況なんです。なのでやはり、お子さんのことを心配する声や、あとは自分の家族間でもし感染が起きたらどうしよう、と心配する声が非常に多かったですね。


鈴村:もし家族に感染者が出た場合、どうやって対応すれば良いのでしょうか?


米重さん:こちらは「日本感染環境学会」というところがまとめた8つのポイントがありまして、

1.感染者用の個室を確保
2.感染者の世話をするのは、できるだけ限られた人(一人が望ましい)にする
3.感染者と家族、全員がマスクを使用する
4.こまめにうがい・手洗いをする
5.定期的に換気をする。
6.ドアノブや手すりなど、共用する部分を消毒する
7.汚れたリネン、衣服を洗濯する(衣類は一緒に洗濯できる)
8.ゴミは密閉して捨てる

こういったポイントが紹介されています。


鈴村:すぐに実践できそうなものもありますが、感染者用の個室を確保するのは難しい方もいらっしゃいますよね。こういった場合はどうすれば良いでしょう?


米重さん:そうですね。住環境によってはなかなか個室を準備するのが難しい方もいらっしゃいますよね。そういう場合は出来るだけ距離をとって、生活空間をいかに上手に分けるか…というのが必要になるんですが、最終的には保健所などの指示に従っていただく必要があります。感染者のための宿泊施設の準備も進んでいますので、そういったところを紹介される場合もありますし、いずれにしても、勝手に出歩いて、自分で予約したホテルに宿泊する…といったことは絶対に止めてください。


鈴村:では「消毒」の注意点にはどのようなものがありますか?


米重さん:はい。これはウイルスが付着した手で触れた場所に、別の方が触れることでさらに感染が広がる…というリスクがありますので、こまめに消毒する必要があるんですね。現在、アルコールの除菌スプレーなども品薄になっていますが、そういったものがなくても、薄めた塩素系の漂白剤でも消毒が可能です。塩素系の漂白剤であればおそらく、どこの家庭にもそれに類するものがあるかと思いますので、こういったものでしっかり消毒を行う必要があります。


鈴村:ゴミの取り扱いに関しては、どのような注意点があるのでしょう?


米重さん:例えば鼻をかんだあとのティッシュなどが出ると思いますが、こういったものはしっかりビニール袋に入れて、密閉して捨てましょう…ということが推奨されています。その作業を行う際はなるべく手袋などをして、終わった後はきちんと手を洗いましょう。それくらい取り扱いに注意していただいて、そこで新たに感染しないようにすることが大事です。


鈴村:ほかに注意することがあれば教えてください。


米重さん:あとは換気ですね。ウイルスは空気中をそれほど長く飛べないことが分かっていますので、換気をマメにすることで感染リスクを下げることが出来る、ということが強くアナウンスされています。幸いにも春で換気のしやすい気温になってきますので、これは我々も積極的に心がけていかなければならないと思いますね。



そして、今日の #スズコメ はこちら。





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