20.01.03
第96回 箱根駅伝
今知っておくべき注目のトレンドをネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します!!
今日、お話を伺うプロフェッショナルは、スポーツジャーナリストの酒井政人さんです。
酒井さんに取り上げていただく話題はこちら!
【箱根駅伝】
山崎:今週から金曜日の『リポビタンD TREND NET』は2020年オリンピックイヤーということで、『スポーツ』をキーワードにお届けします。
エリザベス:令和初となる『第96回 箱根駅伝』。3日午前8時、復路がスタートとなります!昨日行われた往路では、青山学院大学が3年ぶり4回目の優勝!2位は國學院大學、3位は東京国際大学でした。そのあとに4位 東海大学、5位 明治大学と続いています。
山崎:酒井さん、おはようございます!まずは往路の振り返りから。今回の結果を受けてどんな感想をお持ちですか?
酒井さん:はい、おはようございます。まず、ものすごく記録が良かったなというのが第一印象ですね。その中でも、やっぱり、青山学院大学がパーフェクトレースといっていいくらいですね。
エリザベス:おぉぉ!
山崎:パーフェクト!?
酒井さん:もう、素晴らしい走りをしました!
山崎:また、3区でもすごい記録が出たりしましたね。そして、気になる復路について伺っていくんですが、実は、酒井さんも東京農業大学時代に箱根駅伝、10区を走られていると!?
酒井さん:はい、そうですね。手前味噌ですけど、そうです。
山崎:あの襷をもらう時ってどういう気持ちなんですか?
酒井さん:襷をもらうとですね、前の選手たちの汗がびっしょりついてまして、僕は10区でそれをかけた時に“気持ち悪いな”と…。
山崎・エリザベス:(笑)
山崎:思うんかい!そこはやっぱり、思うんかい!(笑)
酒井さん:そこは思うんですけれども、それと同時にですね、本当に“襷の重み”というのは感じましたね。
山崎:汗だけじゃない重みがあるわけですもんね。
酒井さん:汗以上の重みですね。
山崎:そして、今日がその復路!駆け引き、勝敗を決めるカギはどんなところなんでしょうか?
酒井さん:まずは、6区ですね。青山学院大学が今、東海大学に3分22秒差をつけているんですけれども、王者 東海大学がそれをどう詰めていくのかというところがポイントになります。
山崎:3分って結構なアドバンテージですよね?
酒井さん:結構な差なんですよね。その中でまず6区でどこまで返せるのか。青山学院大学と東海大学の6区は初めて走る選手で、6区は山下りという特別な区間なので、どう出るのかちょっと読めないんですね…。ここの30秒くらいがどっちにいくのかでレースが大きく変わってくると思います。
山崎:かなり動きそうですかね?
酒井さん:そこが僕らもちょっとわからないんですよ。そこで東海大学が30秒でも詰めておくと大逆転のチャンスが出てくると思うんですよね。
エリザベス:おぉ〜!!
山崎:いやぁ、3分の差を大逆転したら、かなりね!?
酒井さん:過去、3分差を逆転したのが、33年前になっちゃうんですよ。
山崎:えぇ!?
酒井さん:なので、かなり難しい数字なんですが…。
エリザベス:出来なくはないってことですよね?
酒井さん:そうですね。それくらい東海大学には強い選手が残ってますので。
山崎:じゃあ、注目の大学は東海大学なのはもちろんなんですけど、他にもあったりしますか?
酒井さん:総合優勝を考えると、東海大学、國學院大學に絞られてくると思うんですけど、チャンスがあるのは東海大学なのかなと思います。
山崎:箱根といえば、シード権を獲得する、しないのね、1位だけじゃなくそっちにもドラマがありますし、見どころはたくさんありますが、やっぱり、総合優勝。このままいくと、青山学院大学って感じですけど、どうですか?
酒井さん:断然有利ですね。
山崎:断然有利ということは、このままいってもおかしくない?
酒井さん:はい。でも、本当に6区次第ですね。6区でよく流れていけば、そのままいくんじゃないでしょうかね。
山崎:あと、昨日の3区の東京国際大のビンセント選手のようなあんな異次元のね。始めてみましたよ、箱根駅伝で“どうぞ先行ってください”って譲るシーン。譲ってましたもんね、完全にね。
酒井さん:そうですね。鈴木選手がですね。
山崎:ああいうとんでもない走り。今回、靴がね、新しい厚底シューズが話題になってますしね。また新しい記録は生まれますかね?
酒井さん:往路は区間記録いっぱい出ましたんで、この流れでですね、復路も出るんじゃないかなと思います。まず、8区の小松選手、東海大学。前回、区間記録出してますし。あとですね、阪口選手が万全で入るようでしたら、阪口選手は、6区以外なら区間記録を出せると豪語しているような選手ですので。
山崎:(笑)。もう出せるって?
酒井さん:狙える!と本人が言っておりましたので、東海大学としては、阪口選手が入るところと、小松選手のところで、1分、1分返していくことが可能かなと。そういう意味では、6区で詰めると、ちょっと逆転が見えてくるということです。
山崎:ほぉぉぉ!!!ドラマだ!?ドラマがありそう!
エリザベス:青学は今、なかなか調子が良さそうですよね?
酒井さん:そうなんですよ、青学が絶好調ですからね。そうはさせないぞ!っと言わんばかりに、東海大に近いような走りをまた見せてくれるんじゃないかなっていうところもあります。
山崎:あの…改めて今、自分が走っていた箱根駅伝を観ている気持ちっていうのは、どうですか?
酒井さん:やっぱり、現場に取材に行くとですね、あのころの気持ちを思い出しますし、いつまでたっても、その青春時代が蘇ってきますよね。なので、全員頑張ってほしいと思います、本当に。
山崎:今も走ったりされているんですか?
酒井さん:はい、今も。ジョギング程度ですけどやってますんで。
山崎:靴はどっちですか?厚底ですか?薄底ですか?
酒井さん:僕は厚底派です。
山崎・エリザベス:おぉぉぉ〜〜〜!!!
山崎:厚底の良さって何ですか?
酒井さん:体に優しい、足に優しいので、疲労が残りにくいってのが良いですよね。
山崎:買おうかなと思って、昨日、ネットで調べちゃいましたもん。
エリザベス:今日もみんな履いているかもしれないですもんね。
山崎:ねっ。売り切れるんでしょう。
そして、今日の #シゲコメ はこちら。
"リポビタンD TREND NET” #シゲコメ #ワンモ
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) 2020年1月3日
箱根駅伝盛り上がっていますね??ワンモ放送中に復路も始まりました。そしてシゲコメは9:13に収録中。今から、半蔵門を飛び出し、大手町に向かい、誰よりも先にゴールテープを切ってやろう!!って…止めてくださーい????