19.10.08
台湾で話題のIT担当大臣ってどんな人？
今日お話を伺ったのは、ジャーナリストでBuzzFeed Japan シニアフェローの古田大輔さんです。今日の話題はこちら！
「台湾で話題のIT担当大臣」について
今日は、台湾で行われたファクトチェッカーたちの国際カンファレンス「アジアファクトチェックフォーラム」に出席された古田さんにあれこれ伺いました。
鈴村：さて。今日は古田さんに台湾について伺いたいんですけれど、日本では小泉進次郎さんが38歳の若さで大臣に選ばれ、話題となりましたが、台湾にも近年注目されている若い大臣がいるそうですね。
古田さん：はい。オードリー・タンという方なんですけれど、35歳で大臣に選ばれています。彼女は大臣になる前からものすごく有名で、10代の頃から天才プログラマーとして世界的に有名でした。で、自分で会社も作っていて、プログラマーの世界では彼女のことを知らない人はいないくらいの人です。彼女の場合はそれ以外にも有名になるポイントがあって、初めてのトランスジェンダーの大臣でもあります。ほかにも、大臣なのに自ら政府のIT系システムの組み上げを行ったりと、何かと話題の多い方です。
鈴村：それは、日本でいう科学技術・IT担当大臣にあたるポジションですか？
古田さん：日本の大臣とちょっと違うのが“特命大臣”のような感じで、省庁のトップではなく、複数の省庁にわたるプロジェクトを彼女が取りまとめている、というポジションですね。
鈴村：それほどの人が国家のITを支えるというのが、適材適所という感じがするんですけれど、日本の場合は竹本大臣の78歳という年齢も話題になりましたね。
古田さん：年齢が問題ではないと思うんですが、要は“素養があるかどうか”ということだと思うんですよ。竹本さんは「はんこ議連」の会長だったりもするんですが「いやそれ、ITとかけ離れすぎていませんか？」っていうね。さらに「SNSに投稿したことがあるから大丈夫」という…。大丈夫じゃないでしょう！（笑）
そして、今日の #スズコメ はこちら。
"リポビタンD TREND NET” #スズコメ ? #ワンモ
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) October 8, 2019
今朝は【台湾で話題のIT担当大臣】につい
話題のオードリータンさん、元々もの凄いプログラマーだった方。
台湾ではそういう方が適材適所で政治にも入られている。
日本ではそれが難しい。
これを参考に出来る国づくりをやらなければいけない。
#スズコメ ? #ワンモ
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) October 8, 2019
これからITやWebの世界はもっともっと広がっていくので
こういったことを皮切りに、
日本の政治ももっと適材適所になり
ちゃんと目を向けられるような人が起用されるようになることを祈ります。
