19.09.24
F1 シンガポールグランプリはすごかった!
今知っておくべき注目のトレンドをネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します!!
今日お話を伺ったのは、ジャーナリストでBuzzFeed Japan シニアフェローの古田大輔さんです。今日の話題はこちら!
F1 シンガポールグランプリ
今日は、実際に現地でF1グランプリを見てきた古田さんの音速レポートです!
鈴村:日本でも90年代にF1レースが大ブームとなりましたが、シンガポールはどうでしたか?
古田さん:シンガポール観光局の方に「シンガポールグランプリはただのグランプリじゃない」と言われていましたが、本当にすごかったですね。3日間の会期中に行われるサイドイベントがすごく豪華で、コンサートが行われたり、世界中の一流シェフがケータリングを出していたりするんです。食べて飲んで、音楽を聴きながらF1を見る、みたいな。
鈴村:最高だなっ!
古田さん:F1のレース自体もすごくて、公道で行われるんです。しかもそれがナイトレースで、見ていてめちゃめちゃ面白いです。サイドイベントも豪華だし、サイコーなイベントでした。
鈴村:ちょっと…取材に行ったとは思うんですけれど、半分遊んで来たでしょ!?
古田さん:(苦笑)サイドイベントのコンサートが、僕の年代にはたまらない内容でしたね。Fatboy Slimとか、ゴールしたあとのイベントではレッチリが大トリでライブをしました。それも街のど真ん中の特設ステージで、午前0時過ぎまで爆音で…あれはすごかった!
鈴村:シンガポールは観光にすごく力を入れているイメージがあるんですが、それも関係ありますか?
古田さん:実はこのシンガポールGPの予算も、政府がかなりお金を出しているんです。そして、サーキットやイベント会場に使われた場所の敷地はほとんど政府の持ち物なんです。それを見ても、政府がどれだけ力を入れているかが分かりますね。シンガポールはかつて「きれいで安全だけど、ちょっと退屈な場所」というイメージがあったんです。それが、例えば屋上のプールが有名な「マリーナベイサンズ」あそこの下にはカジノがあって…いま日本でも話題の「IR」ですね。そこにもたくさんお客さんが来ますし、そのほか観光に力を入れていく中での最強イベントがこの「シンガポールGP」なんです。これらがシンガポールのイメージを変えた、と言われていて、のんびりしたちょっと退屈な町から、セクシーな街へと変貌を遂げました。
鈴村:僕もシンガポールには行ったことがあるんですけれど、僕の人生初のカジノはここでした!雰囲気も良くてすごく楽しめました。で、ザベスさんは昔…
ザベス:私、小さいころシンガポールに住んでいたんですが、今ほど煌びやかな街ではなくて、すごくきれいな街並みだったな、と覚えていますが、だいぶ今は変わりましたね。
古田さん:シンガポールはもともと「City in the Garden」と呼ばれる、緑の多いきれいな街並みだったんですが、今はそこにエンターテインメントをバーンと持ち込んだ、という感じですね。
そして、今日の #スズコメ はこちら。
#スズコメ ? #ワンモ
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) September 24, 2019
人生初のカジノもシンガポール。お上品な空間で、
体験してみて、自分がコントロールできれば
カジノも大人の嗜みと思えたいい場所だったので
次はシンガポールGPを観に行きたいな!