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今、知っておくべき注目のトレンドを、ネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します。

19.09.11

法的責任も覚悟！？『トレンドブログ』の運営者の本音！

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今日は、政局から炎上案件まで独自の視点で発信するニュースサイト『J-CAST ニュース』の副編集長、城戸譲さんにお話を伺いました。
城戸さんが注目したネットの話題はこちら！


【収益は月6万円、“トレンドブログ”運営者の本音】

鈴村：これはどういうことなんでしょうか？


城戸さん：検索エンジンとかで調べごとをしていると、“○○について調べてみました！”みたいなのが引っかかることがあると思うんですが、著名人のうわさ話や社会的関心の高い事件を中心に扱って、PV数を増やして広告収入を得ることを主な目的とするサイトを『トレンドブログ』といいます。常磐自動車道のあおり運転の件では、無関係の女性がネット上で犯人扱いされましたよね、それもトレンドブログが拡散の起点となったといわれています。
すぐに利用者の関心に答えるという部分もあるんですが、デマ拡散などの問題もあるということで、今回、J-CASTニュースでは、トレンドブログを実際に運営している27歳の女性の方にお話を伺いました。


鈴村：会えたんですか？結構、トレンドブログってどうなんだろうっていう話も出ていて…。その情報ソースがないのに出しているんじゃないかとかありますけど、実際、トレンドブログの運営者ってどうやったらなれるんでしょうか？


城戸さん：特に資格はないんですけれども、この方の場合は、元々は専業主婦で、ここから何かできることはないかなということで、インターネット上のオンラインサロンというものに入って、年間60万円払って、マニュアルをもらっているということです。


エリザベス：えぇ〜〜！！！


鈴村：そういうところがあるんだ！？トレンドブロガーになりませんか？みたいな養成しているところがあるんですか？


城戸さん：養成講座みたいなのがあるんですよ。


鈴村：はぁ〜、それはすごい！それで、どういう運営をやっているんですか？


城戸さん：そのマニュアルに基づいてなんですけれども、検索はキーワードが命なので、4時間くらいかけて一つの記事に凝ることもあったりするそうですね。


鈴村：じゃあ、結構、手間はかかるわけですよね。その見返りとして月6万円！？


城戸さん：この方の場合は直近が月6万円ということで、このサロンの中では10万円がひとつの区切りになっていて、20万円いけば上々じゃない？って感じの感覚らしいです。


鈴村：なるほどね。とは言えね、運営は大変といいながら、本当にその情報で良いの？っていうものも流したりしているイメージがあるんですよ。簡単に情報を流してしまっていいの？っていうことについては、運営の方はどう思ってやっているんですか？


城戸さん：もし、法的責任を問われたら、その時は覚悟しなければならないなというふうにおっしゃっていました。


鈴村：思ってるんだ…。悪いことだと思ってやっている部分もあるってことですか？


城戸さん：若干、自責の念みたいな部分はあるんでしょうね。


鈴村：はぁ、でも、これは止まらないわけだな…。


そして、今日の #スズコメ はこちら。







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