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今、知っておくべき注目のトレンドを、ネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します。

19.09.05

『特務機関NERV防災アプリ』

null今知っておくべき注目のトレンドをネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します!!

今日は、気になる・人に話したい旬のネタをお届けするネットニュースサイト『ネトラボ』の編集長、加藤亘さんにお話を伺いました。
加藤さんが注目したネットの話題はこちら!


【国内最速通知!「特務機関NERV防災アプリ」が提供開始!】

まずは、街の声。
今日は「防災アプリを使ってますか?何を使ってますか?役に立っていますか?」という質問をしてみました。

「使っていないのと、今、防災アプリというのを知りました。携帯とかに疎いので、本当は使わないといけないと思うんですけど、今のところすぐにというのは考えてないです。」

「アプリというのを使っているかというより、インターネットから流れてくる情報を受け取っているっていうのがあるんですけど。ツイッターで流れてくる情報とか。そういうのは防災情報のアカウントとかはフォローしていますね。」

「使ってます!Yahoo!ですね。地震の速報とか、地震が来る前に鳴るやつとかは結構使ってます。」



鈴村:ザベスさんは、防災関連のアプリ、何か使っていますか?


エリザベス:いやぁ〜どれを使っていいかわからなくって、結局、アプリではなくって自分で調べていますね。


鈴村:そうですね、そういう方も多いかもしれませんよね。
ということで、今回は『特務機関NERV防災アプリ』についてお話伺います。


加藤さん:特務機関NERV防災アプリはセキュリティ会社のゲヒルンが今月1日、防災の日に提供を開始した、スマートフォン用の無料アプリです。提供開始後、1日で10万ダウンロードを突破し、App Store 無料アプリ総合ランキングでも1位を獲得するなど、大変注目されています。


鈴村:NERVというとエヴァンゲリオンに登場する組織の名前なんですけどね。このアプリは、エヴァンゲリオンと関係あるんでしょうか?


加藤さん:大ありですね!


鈴村:大ありなんですね!


加藤さん:アプリの名称はですね、アニメ『エヴァンゲリオン』シリーズで使途と呼ばれる謎の生命体に対処するための組織、特務機関NERVから取っています。お察しの通り、由来は経営者が大のエヴァファンだったからなんですけども。ちなみに、社名のゲヒルンもですね、ドイツ語で頭脳という意味なんですが、こちらもエヴァ内の用語で、NERVの前身となった組織名から取っています。ゲヒルンはですね、2011年の東日本大震災以降、防災情報を発信するツイッターアカウント『特務機関NERV』を版権元の許可を得て運用しています。今回のアプリも版権元の協力を受けエヴァのデザインを取り入れているわけですね。


鈴村:これはすごいですよね。版権元の許諾ってなかなか取れないと思うんですけど、なぜ取れたんでしょうか?。


加藤さん:2011年の東日本大震災がきっかけというわけではないんですけど、以前から始めてはいるんですが、すごく有意義な情報を提供していたこともあって、公式か非公式かはわからないんですけど、そのへんは使ってもいいよというふうにお墨付きを頂いたみたいですね。


鈴村:なるほどね!中身というか、コンテンツの信頼度がすごく高かったというところから、こういうことになったんですね。すごいね!やっぱね、成果があったというか、本当にしっかりやられてたってことなんですよね。この防災情報の発信についてなんですけど、加藤さんは、『ツイッター特務機関NERV』はご存知でしたか?


加藤さん:はい。多分、知っている方もいるとおもうんですけど、当時、節電を呼び掛けるときにですね、ヤシマ作戦という名称を使って拡散されていたと思うんですけど。それの中心的な役回りをになったりもしていたんですね。


鈴村:そうか、それでなのか〜。なるほどね、繋がりますね、そこは確かにね!


加藤さん:そして、現在に至ると。


鈴村:ヤシマ作戦というのはエヴァンゲリオンの中に出てくる作戦名で、電力をみんなで止めて、敵を倒すために一点集中させようっていう。みんなで停電させましょうみたいな作戦があったのよ。それをモチーフに、みんなで節電しましょうって呼びかけをしたんですよね。


エリザベス:そうだったんですね!


鈴村:そのヤシマ作戦をみんなでやろうってなって、大きな動きに変わっていったんですよね。そうか、それがあったんですね!今回リリースされた防災アプリも早さが期待できるですよね?


加藤さん:利用者に最適な防災情報を国内最速レベルで配信とあるようにですね、このアプリは、気象業務支援センターと接続した専用線からダイレクトに受け取ることで、情報の信頼性を担保しています。そして、ゲヒルンの独自技術により国内最速レベルの情報配信を実現していますとのことで、肝心のアプリで受け取れる情報は、天気、台風の予報、雨雲レーダーをはじめ、地震、津波、噴火の速報、特別警報や土砂災害の情報、河川の情報、Jアラート、ダム放流通知などが受信できます。


鈴村:すごい数の受信できるんですね。しかも、早いってすごいですよね。使っている人は早かったからっていうこともあって、このアプリをもうダウンロードしている方もいっぱいいるんじゃないでしょうか。他にもいろいろな機能があるんですよね?


加藤さん:大雨危険度通知機能を開発してですね、そちらも入っていますし。プッシュ通知も、それぞれ皆さんの場合によって、ちゃんと送り分けられるようになっていますね。


鈴村:こういう生放送中ですとか、僕は声優の仕事しているのでスタジオで鳴ると困るんですね。その音を鳴らないように設定したりとか、日常使いしやすいように設定できるということらしいですよね。かなり細かく設定出来たり、いろいろ出来るということで、かゆいところに手が届きつつ、最新情報が手に入る。すごいアプリですよね!


そして、今日の #スズコメ はこちら。







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