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今、知っておくべき注目のトレンドを、ネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します。

19.08.08

オリンピックチケット 追加抽選販売に潜む、自動落選の罠

null今知っておくべき注目のトレンドをネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します!!

今日は、気になる・人に話したい旬のネタをお届けするネットニュースサイト『ネトラボ』の編集長、加藤亘さんにお話を伺いました。
加藤さんが注目したネットの話題はこちら!


【東京2020オリンピック チケット第一次抽選の追加抽選販売。申し込んだらアウトなトラップがあるので注意!】

まずは、街の声。
今日は「チケット追加販売、応募する?」という質問をしてみました。

・「今回はちょっとやめておきます。ことごとく外れてしまったので、あまり期待していないというか、そういうところもありますし。やっぱり、夏迎えてみると暑くて、現地で観戦というのがちょっと辛いかなというところもあるので、今回はあえて応募しません」
・「します!諦めずに野球をまだ狙います。野球とか体操とか含めて全部当たったら、何十万くらいとかだったんですが全部落ちました」
・「ぜひ応募したいと思います。ちょっと当たるかわからないですけど、バレーボールを応募したいです」



鈴村:ザベスさんは追加販売申し込むわけですか?


エリザベス:そりゃ、申し込みますよ!これはもう絶対に観たい!


鈴村:でも、やめておきます。っていう人もいるんだね。


エリザベス:入力とかが面倒だなというのはちょっとありますね。


鈴村:あったかもしれないね。ちょっと大変だったという人もいたのかもしれません。
加藤さん、今回のチケット追加販売の概要を教えていただけますか?


加藤さん:まずは、受付期間なんですけど、すでに本日の未明から始まっておりまして、19日月曜日の午後11時59分まで。抽選結果は9月11日水曜日となっております。
そしてですね、申し込める人は、6月にあった第一次抽選販売で“1枚も当選しなかった人”が対象です。対象にならない人もシステム的には申し込み出来るのですが、申し込んでも無効となり、自動的に落選となります。また、第一次抽選販売で当選したんですけど、購入手続きをしなかった人も対象外となります。第一次抽選販売のときに作ったTOKYO 2020 IDで申し込まないとこれも自動的に落選となりますので、ご注意ください。


鈴村:なるほど。一次で外れた人だけが対象になるシステムが、ちゃんと作られているということですよね。
他にも気を付けたいルールがいくつかあるということなんですが?


加藤さん:チケット販売はセッションと呼ばれる単位で行われております。男子マラソンや女子5000M決勝などメダルが決まるセッションも含まれておりまして、販売対象競技は、サッカー、陸上、体操など20競技、170セッションです。


鈴村:セッションということは、各競技の開催日、時間帯ごとに販売されるということなんですか?


加藤さん:販売される各セッションは、公式チケット販売サイトの『オリンピック観戦チケットの抽選申込・購入手続き』のページにあるPDF『対象セッション一覧』でご確認いただければと思うんですけども、ここで最大の注意点がですね、申し込みは【1人1セッションまで!】ということなんですけども、1つのIDで2つ以上のセッションを申し込むことは、実はシステム上可能なんです。


鈴村:可能なんですね!?


加藤さん:その場合、申し込むと無効になってしまうんですね。自動的に落選となってしまいます。


エリザベス:えっ!?


鈴村:すごいトラップなんですけど!!!


加藤さん:罠ですよね。大事な事なのでもう一度言いますね。
2つ以上申し込むことはシステム上可能ですが、やると落選!


エリザベス:1つしか申し込んじゃいけない?2つ以上出来るけど…1つ……。


加藤さん:出来ちゃうんですけど、やっちゃダメです!


鈴村:なんでこんな罠を作ったんですかね?


加藤さん:これは前回のシステムをそのまま流用しているからなんですね。


鈴村:そっか、元々、追加販売はするつもりがなかったから、カスタムがかなりね、技術的に間に合わなかったんだ。本当に皆さん気を付けてください!ラジオとしては大きめな役割がありますから、もう一回言っておきましょうよ!
2つ以上申し込むことはシステム上可能なんですよ、なので、皆さん、申し込みがちですけど、やると“落選”になります!!!
1つだけですからね、皆さんお気を付けください!
そしてね、チケット相当数出るとは言いつつ、当たる気がしない…。


加藤さん:そうですよね、前回抽選申し込みした総人数512万人だったんですが、当選者は96万人と…。少なくとも1枚当選出来た倍率ですと約5.3倍なんですね。今回の抽選販売対象者が約416万人で仮に全員が申し込めば倍率は約6.1倍と高倍率です。今回、追加抽選ではですね、『カスケードサービス』と『第2希望サービス』の2つの敗者復活策が用意されているんですが、どちらもチケット申し込み時に希望する必要がありますので忘れないようにしてください。


鈴村:カスケードサービスというのは何なんですか?


加藤さん:申し込み時に希望した席の種類が落選しても、1つ下のランクの席が販売定数に達していなかったらその席が当たるかもしれないというサービスです。第2希望サービスはその名の通り、第1希望が落選しても第2希望が当選するかもしれないサービスです。


鈴村:2つ申し込むことは出来ないけれど、第2希望サービスを使えば申し込むことも出来るというわけですか。


加藤さん:別の競技のセッションも申し込むことが出来るんですが、間違っても第1希望のところに2つ以上やってしまうとアウトになります。


鈴村:アウトなんですね…。これはちょっとお気を付けていただいてね。今回のルールって難解に見えますね、こうやって聞いてるとね。わからなくて落選という人が出てきそうな気もしますね。それと、開会式と閉会式は追加販売されないんですよね?


加藤さん:はい、追加販売されないんですよ。人気なところは全部出ちゃったんでしょうね。


鈴村:入れてほしかった…なんとかならないかな…。


エリザベス:でも、どちらにしてもすずさんは出来ませんから。1つ当たってるからダメですよ。


鈴村:そうなんですよ、僕、1つ当たってるんですよ。加藤さんは当たりましたか?


加藤さん:当たってないですね…(笑)


鈴村:じゃ、申し込めますね!?


エリザベス:おっおっ!!じゃあライバルだ!(笑)


そして、今日の #スズコメ はこちら。



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