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今、知っておくべき注目のトレンドを、ネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します。

19.07.31

元祖車いす議員 八代英太さんが語る言葉とは!?

null今知っておくべき注目のトレンドをネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します!!

今日は、政局から炎上案件まで独自の視点で発信するニュースサイト『J-CAST ニュース』の副編集長、城戸譲さんにお話を伺いました。
城戸さんが注目したネットの話題はこちら!


【「元祖車いす議員」が語る重度障害者が国会に行く「意義」】

このニュースのあらましは…


今回の参院選で、ALS患者の船後靖彦さん、脳性まひの木村英子さんが当選。国会のバリアフリー化が叫ばれている中、その先駆けとなる八代英太元議員の話を紹介します。

鈴村:今回の『「元祖車いす議員」が語る、重度障害者が国会に行く「意義」』ということなんですけど、これはどういうことなんでしょうか?


城戸さん:今回の参院選で、ALS患者の船後靖彦さんと脳性まひの木村英子さんが当選したということで国会のバリアフリー化が叫ばれているんですが、車いすで国会に行く議員さんの先駆けの八代英太さんという方がいます。この方は元々山梨放送のアナウンサーでザベスさんの大先輩にあたる方です。フリーに転身した後、舞台から転落して半身不随になられたと、その後、政界にいきまして、1977年初当選、30年ほど政治家として活動されて、その間、郵政大臣も務められた方にお話を伺うことが出来ました。


鈴村:八代さんが当選したとき、今とは時代が違うんですけど、国会のバリアフリーはどの程度進んでいたんでしょうか?


城戸さん:40年前の時点ではバリアフリーとは程遠い存在だったというふうにおっしゃっていまして、当時は階段だらけ、傍聴も車いすは許されていなくて、議員会館も正面から入れないので裏から回って貨物用エレベーターに乗る。車いすで使えるトイレもなく、初登院はスタッフ4人ぐらいに抱えてもらって行ったというふうにおっしゃっていました。


鈴村:大変な思いをされていたと思いますけど、こういった活動があったからこそ、バリアフリー化というのは進んで行ったんですかね?


城戸さん::八代さんは、国会の中で車いすだからと甘えることも出来ないということで、バリアフリーにしてもらうよう、参議院の事務局にも相談するなどされてらっしゃったということですね。その後、バリアフリー法とかも制定されて、バリアフリー化が進んで行ったということですね。


鈴村:障害を持つ当事者が国会に行く意義について、八代さんはどのようなお話をされているんですか?


城戸さん:当事者が一番わかっているということで、バッシングがあって当然だろうが、それは国民が選んだんだから、国民が最後まで責任を持たないとというふうに発言してらっしゃいます。


鈴村:そうですよね、選挙で選ばれているというのが大事ですよね。でね、やっぱりこういうことをポジティブに変えていく、力に変えていくというのが大事ですもんね。僕らもこういうところを感じ取って、何を見ていくかというのを大事にしたいですね。


そして、今日の #スズコメ はこちら。




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