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今、知っておくべき注目のトレンドを、ネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します。

19.07.29

「れいわ新選組の2人、現在の福祉サービスの継続利用」について

nullいま知っておくべき注目のトレンドをネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します!!

今日は、報道ベンチャーの株式会社「JX通信社」代表取締役・米重克洋さんにお話を伺いました。米重さんが注目したネットの話題はこちらです。


「れいわ新選組の2人、現在の福祉サービスの継続利用」について

このニュースのあらましは…


今回の参院選で当選したれいわ新選組の2人が、現在利用している福祉サービスが継続利用できないと議員活動が困難になるとして、厚生労働省などに支援を求めました。

鈴村:こちら、ネットの反応はいかがでしたか?


米重さん:障がいの当事者が国会に行くということで、今回のような一般には見えていなかった問題が明らかになるという意見や、あとはバリアフリーや障がい者福祉の課題の解決が社会全体で進むと良いといった声が非常に多いですね。一方で、そういうものは自費でやるべきだ、という声も一部にあります。


鈴村:今回の件、なぜ福祉サービスが継続利用できないのでしょうか?


米重さん:れいわ新選組の舩後靖彦さんと木村英子さんは重度の障害があり、「重度訪問介護」という介助者がつくサービスを受けているんですが、このサービスは「経済活動」を補助の対象外としているため、収入のある議員活動は「経済活動」とみなされ、厚生労働省は「議員活動の介助は自己負担となる」との見解を示しています。ちなみに、全額自己負担した場合は月130万円ほどかかる見込みだということです。


鈴村:おふたりは厚生労働省にどのような支援を求めているのでしょう?


米重さん:「議員活動は一般的な経済活動と異なる」として、サービスを継続して利用できるようにするか、別の公的な支援を求めました。臨時国会召集日である8月1日までに結果が出なかった場合は登院することが出来ず、重度訪問介護という制度を使って、有償で登院することになります。ただ、介助者は議場に入れるなど、受け入れ準備は着々と進んでいるようです。


そして、今日の #スズコメ はこちら。




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