network
リポビタンD TREND NET

今、知っておくべき注目のトレンドを、ネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します。

19.07.24

吉本興業 岡本社長の会見で波紋、広がる

null今知っておくべき注目のトレンドをネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します!!

今日は、政局から炎上案件まで独自の視点で発信するニュースサイト『J-CAST ニュース』の副編集長、城戸譲さんにお話を伺いました。
城戸さんが注目したネットの話題はこちら!


【吉本興業・岡本社長の会見。波紋、広がる】

このニュースのあらましは…


22日、吉本興業の岡本社長が記者会見を開き、その会見内容について、若手からベテランまで様々な芸人がSNSなどを通じ声を上げ話題になっています。

鈴村:『吉本興業・岡本社長の会見。波紋、広がる』ということですが、会見後、どんな波紋が広がっているんでしょうか?


城戸さん:吉本興業の岡本社長が、例えば、ギャラは平均5:5から6:4などというふうに発言したこととかもありまして、若手芸人を中心にツイッターなどで告発が起きています。その一方で、ベテランの清水圭さんがブログで、「18年前、岡本社長に会社のやり方に文句があるならいつ辞めてもらってもいいんですよ」と恫喝されましたなどと投稿したのも話題になっています。あとは、チャラい芸風で話題の若手お笑いコンビのEXITがですね、チャラいキャラを踏襲した状態でツイートしているものも話題になっていまして、「毒バチコーン出してさ。みんなでごめんなさいして、仲直りして、またみんなで頑張れるように俺らのトップあちぃじゃんってよしもとパネェじゃんおもわせてほしかたなんてキレイゴトなんかなぁ」などとツイートしていて、かなり分かりやすいとリツイートされていますね。




鈴村:なるほどね、ベテランから若手の芸人さんもいろいろと発信しているんですね。
岡本社長の会見をきっかけに、『MeToo』運動を髣髴とさせるような現象が起きているというふうにいえなくもないということなんでしょうかね。これをどうご覧になっていますか?


城戸さん:スッキリで加藤浩次さんがいろいろと話されたこともあったりもしたので、声を上げても良いという雰囲気なのは、良いことなのかもしれないなと思いますね。


鈴村:岡本社長は会見で、自らの辞任を否定し、パワハラなどと指摘されている会社の体質改善に取り組む考えを示したんですけど、辞任せず体質を変えることは出来るんですかね?


城戸さん:う〜ん…、どこまで手を加えるかというがあると思うんですけども、そうですねぇ…。大崎会長が吉本を作ったというようなことは、私たちが取材した詳しい方もおっしゃっていましたし、今朝の週刊文春のデジタルの方で島田紳助さんのインタビューが載っているんですけど、そこでも、大崎をやめさせたら吉本は立ち行かないみたいな感じのコメントをされてらっしゃるので、大崎会長と岡本社長の体制をどこまで手を加えてもいいのかというのは、ちょっと分かりにくいところもありますよね。一般的な会社とも異なる部分もあるかと思うので。


鈴村:体質改善するためにはどうすればいいと思われますか?


城戸さん:この対応についてツイッターなどでは、減俸処分という判断は甘すぎるんじゃないか!?と、1年間半分の減俸という発表をしているんですけれども、岡本社長はあの会見段階で辞任するべきだったのではないのかなど意見が出ていまして。ここまで尾が広がってしまった以上は、大きな手を加えて会長も含めて動いていくしかないという可能性もあるかなと…。ちょっと、事態が毎日動いている部分あるので。


鈴村:ですね。今回の件は、なんか元々の話とずれちゃってる感じがちょっとありますよね。


そして、今日の #スズコメ はこちら。





  • X
  • Facebook
  • LINE
Top