19.06.19
拳銃強奪事件にみる「緊急時のツイッター活用」
今知っておくべき注目のトレンドをネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します!!
今日は、政局から炎上案件まで独自の視点で発信するニュースサイト『J-CAST ニュース』の副編集長、城戸譲さんにお話を伺いました。
城戸さんが注目したネットの話題はこちら!
【拳銃強奪事件にみる「緊急時のツイッター活用」】
このニュースのあらましは…
大阪府吹田市で発生した拳銃強奪事件。この事件の発生中、大阪府の吉村洋文知事が発信したツイートに注目が集まりました。
鈴村:『拳銃強奪事件にみる「緊急時のツイッター活用」』ということですが、これはどういうことなんでしょうか?
城戸さん:大阪府の吹田市で発生した拳銃強奪事件なんですけど、この事件の発生中にですね、大阪府の吉村洋文知事のツイートに注目が集まっていました。例えばですね、16日の昼の1時過ぎには、「一部ネット上で犯人逮捕かのような情報がありますが、事実ではありません」とデマを否定したり、捕まった直後の17日の朝7時前には、「警察から報告あり。犯人逮捕、拳銃確保」と即座につぶやき、かなりの数がリツイートされてたり、いいねがついたりしました。
鈴村:知事がこういうツイートをするのは、すごいですね。吉村知事のツイートが称賛されている理由を城戸さんはどのように分析されていますか?
城戸さん:緊急時は一次情報というのが乏しくなってくるので、ツイッター上にデマが蔓延りやすいという側面があります。そういう時に、情報の交通整理をしてくれる役割の人が大事なんですよね。
鈴村:やっぱり、情報はソースが大事ですもんね。
城戸さん:もちろんそれぞれの県庁だったり役所とかもツイートはしているんですけれども、市長がつぶやくというところに結構意味合いがあるかなというふうに思っています。
鈴村:こうやって活動されている方、吉村知事のようにやっている方はいるんですけど、発信力がある方とそうじゃない方、この両者の違いというのはなんだと思いますか?
城戸さん:世代の部分もあると思うんですけど、一つに、ツイッターを使い慣れているかだと思います。普段からツイッターでコミュニケーションを取ってらっしゃる方というのは、比較的、緊急時にツイッターを活用しやすい部分もあるのかなと思います。けど、災害時とかだと、陣頭指揮をとる必要が出てくることもあるので、そうなるとそっちに手を取られて、なかなかツイートしている時間がなくなってしまうのかなというのもありますね。
鈴村:なるほど。とはいえ、誰のために行動しているか?というと、やっぱり、市民のためだったりするわけですよね。ですから、SNSのようなツールを本当にうまく使っていくというのは、これからの市長や知事などは、能力としてすごく必要なことなのかもしれませんね。
城戸さん:そうなってきますね。
鈴村:今まで無かった観点というか、ツイッターとかは匿名で広がる部分もすごくあるので、これからは、やっぱり、情報ソース元がすごく大事な時代で、市長とかの名前が出ていて情報が届くといのはすごく有効だということがわかりました。
城戸さん:16年の熊本地震の時には、熊本の市長さんがツイッターで発信されて、結構話題になったとかもありましたよね。
鈴村:そうですよね。時代と共に情報というのは変わってくるということですね。
そして、今日の #スズコメ はこちら。
"リポビタンD TREND NET” #スズコメ ?
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) 2019年6月19日
今朝は【緊急時のツイッター活用】
使い方次第で役に立つツールだと思いますが匿名で情報が流れるので、デマやフェイクニュースが発生する中、大阪の吉村知事が公式で発表したことで、ソースがしっかりした情報は有効に使えることもわかりました。#ワンモ
"リポビタンD TREND NET” #スズコメ ?
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) 2019年6月19日
今朝は【緊急時のツイッター活用】
みんなで理解しながらSNSを使っていくことが大切だと思いますので、日頃からそういう観点でSNSと向き合っていくべきだなと思いました。#ワンモ