19.06.13
格闘ゲームにおける「初心者救済システム」の歴史
今知っておくべき注目のトレンドをネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します!!
今日お話を伺ったのは、いま気になる・人に話したい旬のネタをお届けするネットニュースサイト『ねとらぼ』の編集長・加藤亘さんです。そして、加藤さんが注目した話題はこちら!
格闘ゲームにおける「初心者救済システム」の歴史
鈴村:いま、ネット上では「初心者救済システム」の歴史が反響を呼んでいるとか…。これはどういった内容なんでしょうか?
加藤さん:今月の4日にtwitterに投稿されたもので、イラストと共にどんな初心者救済システムがあったのかを時系列で紹介しています。こちらは「結構昔から初心者の救済システムがあったんですね。」などと注目を集めています。例えば、1994年の『X-MEN チルドレン オブ ジ アトム』というゲームでは、ガードを自動で行ってくれる「オートマチックモード」がありました。こちらは、初心者は攻撃を防御できないため、一生殴られ続け負けてしまうところを救済するというシステム。90年代の救済システムは、自動ガードが主流でした。
鈴村:この『X-MEN』というのはコンボが有名なゲームで、とにかく攻めるのが有利な格闘ゲームだったんですね。なので、ガードが出来ない人との差がすごく大きくなってしまった、ということで、このオートガードというシステムが出来たんです。この頃、僕はゲームセンターの店員だったので、めちゃくちゃ詳しいです!好きでしたよ『X-MEN』(笑)で、その後はどうなっていきましたか?
加藤さん:2002年に発売されたゲームキューブ版の『カプコン VS SNK2 EO』では、スティック操作で必殺技が出せる仕様が登場。こちらは複雑なコマンド入力の必要がなく、スティックを傾けるだけで技が出せました。この頃は、家庭用ゲームに移植する際に初心者向けの救済モードを入れるのが流行っていたようです。そして近年では、多くの格闘ゲームが「ボタン連打によるコンボ」を導入していますね。例えば、Aボタンなど特定のボタンを連打したら簡単に「コンボ」ができる仕様になっています。
鈴村:格闘ゲームは進化したがゆえに操作が難しかったり、初心者と玄人の差が出やすいジャンルかと思うんですが、このあたりはどうなんでしょうね。
加藤さん:格闘ゲームはもともと、初心者とやり込んでいるプレイヤーの実力に大きな差が出やすいジャンルです。なので、開発側は「どうやって新規のプレイヤーを増やし、継続してプレイしてもらうか」が大きな課題となっています。
そして、今日の #スズコメ はこちら。
"リポビタンD TREND NET” #スズコメ ? #ワンモ
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) 2019年6月13日
今朝は【格闘ゲームにおける初心者救済システムの歴史】について。
僕も長くゲームに触れているんですが、ゲームってグラフィック、価格等どんどん進化していっているじゃないですか、一般的なものじゃなくなってきている風潮がある気がします。
やる人とやらない人の差が出てきてる気がしますね。救済システムはありますがそれでも離れていっている。
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) 2019年6月13日
ゲームは楽しいものなので深く考えずプレイしてみてはどうでしょうか。思ったよりハードルは低いです誰がやっても楽しめるようクリエイターさん作ってくれていますよ#スズコメ ? #ワンモ