19.05.15
丸山穂高議員、不適切発言で除名処分
今知っておくべき注目のトレンドをネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します!!
今日は、政局から炎上案件まで独自の視点で発信するニュースサイト『J-CAST ニュース』の副編集長、城戸譲さんにお話を伺いました。
城戸さんが注目したネットの話題はこちら!
『維新議員「北方領土を戦争で取り戻す」酔って発言。過去にトラブルで「禁酒宣誓書」提出』
このニュースのあらましは…
日本維新の会の丸山穂高衆議院議員が北方四島の返還に関連して、「戦争しないとどうしようもなくないですか」などと発言し、日本維新の会を除名処分となりました。
鈴村:この問題は、昨日大きく報じられましたが、改めて、どんな問題なのか教えていただけますか?
城戸さん:北方領土のビザなし交流というのがありまして、そこで国後島に丸山穂高議員が訪れ、訪問団の団長さんに、「戦争でこの島を取り戻すことには賛成ですか?反対ですか?」というような質問を投げかけたりとか、「戦争をしないとどうしようもないじゃないですか」みたいな発言があったということで、与野党や有権者からも大きく批判を受け、本人は離党届を出したんですけども、維新の会からは除名されたということです。これからは、無所属で活動を続けられるとのことです。
鈴村:なんでこんな発言をするのかという、びっくりするような発言ですけど、丸山議員は、この発言をしたときにお酒を飲んでいたんですよね?
城戸さん:ということですね。お酒の場といっても不適切だったのではないかと思いますね。
鈴村:お酒のせいにするというのは、お酒に悪いというか…。お酒の力を借りてといっても、どっかに欠片はあると思うんですよ。だから、お酒がトリガーだったかもしれないけど、本来思っていることがどんどん大きくなっていって、最後は言葉でとして出てきたのかななんて勝手に思っちゃいますけどね。
この問題を受け、ネット上では丸山議員の過去の不祥事が掘り起こされる事態となっているみたいですね。
城戸さん:はい。3年半程前に飲酒のトラブルがありまして、お酒を飲んで居酒屋から出た時に一般の男性と口論になって手を噛んだということが報じられています。当時、党の方から厳重注意の処分を受けていました。
鈴村:そんなことがあったんだ!?手を噛んだ?すごいですね…。ツイッターを遡っていくと、禁酒宣言をしていたということも明らかになっているみたいですね。
城戸さん:これに絡んでですね、今後、飲まないということを禁酒宣誓書というかたちで党の幹事長に提出してきて、ツイッターには、あらゆるトラブルを予防するため今後、議員在職中において、公私一切酒を口に致しませんとツイートしていたと。
鈴村:2016年、3年前に言ってたんだ。これはツイッターで言っていたんですよね?
城戸さん:そうですね。まだ削除してないので見られる状態ということで、今回、掘り起こされました。
鈴村:なんで飲んだんだろう…?
エリザベス:出来ないなら言わなきゃいいのに…。
鈴村:議員で公人なわけじゃないですか。友達との口約束だったら、3年経ったからまあいいよなんて話もあるかもしれないですけど、公人が言ったことは守ることに繋がると思いますから、言わなければよかったと思いますよ。
こうやって過去の不祥事を掘り起こされることを城戸さんはどう思われますか?
城戸さん:今回の場合は公人なので、公約の一部みたいな部分もあると思うので、有権者の方々にどう顔見せをするのかというようなこともあるんですけど、一般の方でもこういう過去の飲酒だったり、例えば、10代で飲酒とか喫煙のツイートが残っていて、あとで掘り起こされるともあったりしますよね。
鈴村:ありますよね〜。なので、自分の発言には気を付けた方が良いですよね。
そして、今日の #スズコメ はこちら。
リポビタンD TREND NET” 《 #スズコメ 》
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) 2019年5月15日
今朝のニュースは【維新議員「北方領土を戦争で取り戻す」酔って発言。過去にトラブルで「禁酒宣誓書」提出」】でした。
なぜなんだろう?
なぜこれを言ってしまうんだろう?
と疑問に思いました。
過去に禁止すると言ったのに、飲酒をなぜしてしまったのか?
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) 2019年5月15日
人は言ったことが守れない生き物なんだなと感じました。
なぜTwitterという、公然の前で言ったのに守れないのか?
今後もなぜこういうことが起こっていくのか探っていくべきだと思いました。#ワンモ