19.05.13
来年秋にも実現!?大阪都構想住民投票
いま知っておくべき注目のトレンドをネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します!!
今日は、報道ベンチャーの株式会社「JX通信社」代表取締役・米重克洋さんにお話を伺いました。米重さんが注目したネットの話題はこちら!
来年秋にも実現!?大阪都構想住民投票
このニュースのあらましは…
大阪市を廃止して特別区に再編する大阪都構想をめぐり、公明党大阪府本部と自民党大阪府連は、「大阪維新の会」が目指す住民投票に協力すると相次いで表明。これを受け、維新代表の松井・大阪市長は「今から1年半後をめどに実施したい」と語ったそうです。
鈴村:こちらネットの反応はどうなっていますか?
米重さん:公明党だけでなく、自民党の大阪府連も「住民投票の実施までは協力したい」と言い出したことに非常に驚きの声が上がっています。
鈴村:都構想を進めていく上での、今後の問題点はなんでしょう?
米重さん:まずこれは、自民・公明が本当に住民投票の実施に協力するのか、という点です。大阪都構想に関しては、自民の大阪市議団では特に反対意見が根強く、今回の方針転換については「府連内でコンセンサスが得られていない」と見られても仕方がないと思いますね。
鈴村:これ、現段階では都構想は実現しそうなんですか。
米重さん:直近の世論調査では、賛成派の方がちょっと多くなっています。この前の出口調査でも賛成派の方が十数ポイントリードしていたので、このまま行けば成立するのではないか、という見方のほうが優勢です。一方、住民投票になると選挙よりも投票率が高くなりますので、普段選挙に行かない人たちが投票して、結果再び反対多数になる可能性もあります。
鈴村:大阪以外の地域に及ぼす影響はあるんでしょうか?
米重さん:これは地方自治全般の議論に広く影響すると思います。特に、「都道府県」ではなく「道州制」にしよう、という議論にもつながっていくと思います。これからますます高齢化が進むと2重行政のムダが住民サービスを直撃する、というのを防がなければならない…という意見は非常に多くなってきています。
そして、今日の #スズコメ はこちら。
#スズコメ ?
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) 2019年5月13日
ずっと何も変わっていないイメージがあったので、今回こそ何かが変わるんじゃないかという気がしています。今後の動き、引き続き番組でも注目していきたいと思います。#radiko #tokyofm #ワンモ