ビジネスマン、OLのネタ帳になるトピックを、毎日お届け!キャッチアップしておきたいトレンドをランキング形式で紹介しながら、毎日ひとつの話題にフォーカスしていきます。

幸せの青い鳥を見つけにいきませんか?(2018/11/22)

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明日23日は勤労感謝の日ですが、
日ごろの疲れをどうやって癒していらっしゃるでしょうか?
木曜日は、「カルチャー」


各地とも冷え込んできた今週、冬の到来を感じさせますが、
これからの時期こそが鳥を楽しめるシーズンなんだそうです!
通勤途中、お出かけ途中、もしかしたら、いつもとは違う鳥に出会えるかもしれません!
今回は、プロ・バードウォッチャー、鳥くんに聞く
【 この時期、注目したい街の野鳥 TOP3 】をお送りします!


第3位 『 ツグミ 』

鳥くん:冬の代表格ですね、結構、地味な鳥で、スズメを大きくしたようね。特徴がありまして、跳ねるように歩きます。トコトコトコ…ではないです、ぴょんぴょんぴょんです。そう歩いていたらツグミです。


第2位 『 ジョウビタキ 』

鳥くん:ジョウビタキはですね、癖がありまして、どうしてもどうしても、尾っぽがプルプルプル〜っと震えちゃうんです、速くプルプルプル〜っとね、どうしても震えちゃうみたいなんですよ。可愛いですよ。オスはオレンジ色が美しい可愛い鳥です。


第1位 『 ルリビタキ 』

鳥くん:ルリビタキは見つけたらうれしい鳥です。とってもシャイな鳥なんですよ。暗いところが好きなんですよ、でもね、オスが綺麗な青い色してるんですよ。これを見つけられたら、ガチのバードウオッチャーですよ!



中西:さあ、プロ・バードウォッチャーの鳥くんおすすめの【 この時期、注目したい街の野鳥 TOP3 】を発表したんですが、やっぱりこれはしっかり言わなければいけませんね!
とりーす!


鳥くん:とりーす!おねがいしとりーす!


中西:おねがいしとりーす!?(笑)
そして、今日の帽子は?


鳥くん:今日はトキですね。今日もですね。最近はトキですね。


中西:最近はトキなんですか。で、改めてトップ3なんですけど、どうですか?実際にこの数日で見られる鳥は?


鳥くん:そうですね〜、冬も深まってきた感じもしますしね、昨日、秩父でツグミを今シーズン初めて見ました。2位の尾っぽがプルプル可愛いジョウビタキは、1ヶ月くらい前に来てるんですよ。繁殖地が違うのでね、例えば、ジョウビタキなんかは、日本で繁殖している例もありますしね、高山とか北の地方なんかでね。ツグミは日本で繁殖している記録がないんですよ、シベリアとかロシアから来ますから。


中西:え?ツグミは遠くから来るんですか?あんな小さい鳥が、そんな寒いところから見てるんですか?ロングロングトリップじゃないですか!?


鳥くん:ロングロングですよ本当に。そして1位のルリビタキは富士山とかで繁殖しています。だから山を下りてくるだけなんですよ。明治神宮とか光が丘公園とかで見られます。


中西:見られるんですか?青いから目立ちますよね。


鳥くん:そう思うでしょ?これがね、森の中だと目立たないんですよ〜。


中西&綿谷:えっ、そうなんですか?


鳥くん:そうなんですよ。これがまた…。だって、カワセミとかもそうじゃないですか、案外目立つようで目立たないじゃないですか。


中西:確かに溶け込むような色なのかもしれないですね、逆にね。


鳥くん:僕の髪の毛、今、青と赤なんですよ。これ、目立つかな思いきや、紅葉の山の中だと案外目立たないんですよ。紅葉をバックに写真撮っても、この髪の毛の色もなんてことないんですよ。(笑)


中西:逆に馴染んじゃった!?


綿谷:大自然の中だとね。(笑)


鳥くん:鳥たちもそういう感じだと思うんですよ。だから、ルリビタキも見つけにくい鳥です。


綿谷:そうなんですね、残念ですよ。見てみたいですもん。


鳥くん:青い鳥を見ると、幸せの青い鳥って言うでしょ?日本はね、青い鳥が多いんですよ、記録があるのが5種類か6種類いるんですよ。


綿谷:そんなにいるんですね。じゃ、幸せになるポテンシャルが…


鳥くん:ポテンシャルはあるんですけど…。見ているときは幸せなんですよ。けど僕ね、多分数千回見ているんですよ…。ね?その僕がこの程度なので…(笑)


中西:どの程度なんですか!?(笑)


鳥くん・綿谷:(笑)


鳥くん:だから最近は、どのくらい幸せか?って言われると、見ているときが幸せと言うようにしています。


綿谷:なるほどね。そんな感じで気になった鳥をもうちょっとよく見てみたいって方もいらっしゃると思うんですけど、鳥くんの新刊が主婦の友社から出ているんですよね


鳥くん:『鳥説(とりせつ)』ね、鳥説!


綿谷:どんな本になんですか?


鳥くん:鳥の説明で、鳥説です。色々なバードウォッチャーの最新事情もありますし、あとは、どんなふうに鳥を見たらいいかわからない方もいますよね、僕は、ガチで鳥ばかり見てるじゃないですか、海外も含め日本も各地で見ているので、ついつい人も見ちゃうんですよ。


中西:鳥を見ている人も見ちゃう?


鳥くん:そうなんです。しかもそれを写真にちょいちょい撮っちゃうんですよ、近づき方がうまいな〜とかね。


中西:どういうふうにしたら見やすいんですか?


鳥くん:やっぱりね、子供と同じでしゃがんで目線を低くするというのが、一番大事ですね。


中西:立っていると鳥が怖がっちゃうってことですか?


鳥くん:そうです。もうね、中西さんくらいの方が立っていると、鳥が怖がっちゃってしょうがないですよ。それか、木になるしかないですよ。


中西:しゃがむだけでも違いますか?


鳥くん:しゃがむだけで倍くらい近づけますよ。鳥も近づいてきます。それと、女性が可愛い声でしゃべったりしたら、例えば、おばちゃんがピヨピヨしゃべるじゃないですか、そうすると鳥が近くにいるんですよ。逆に、男性がしゃべっていると鳥はすごい遠くに行っちゃうんですよ。そういう感じで声も大事。


中西:そうなんですか?


鳥くん:そうなんですよ、そういうことも書いてあります。


中西:そういうことも書いてある、鳥説を皆さん是非、手に取って頂ければと思います。


鳥くん:是非、よろしくしとりーす!


中西:そして、明日は千葉県船橋市の三番瀬環境学習館で野鳥を探す会を実施!午後1時からですね。


鳥くん:そうです、1時からです!


中西:詳しくはクロノスのホームページにリンクを張っておきますね。
今日はありがとうございました!


鳥くん:ありがとりーす!

ダンボールはゴミじゃない!ダンボール・アーティストの島津冬樹さん登場!(2018/11/15)

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木曜日は、「カルチャー」


年末、お買い物の機会が増える時期ですが、みなさんは日ごろ、どのくらい通販で買い物をされているんでしょうか?
今回は、通販でどのくらい買い物をされているのか?というランキング!
【 雑誌『月刊ネット販売』発表、昨年2017年の企業別売り上げトップ3 】をお送りします!


第3位 『 スタートトゥデイ(※) 売上高 984億円 』

第2位 『 ヨドバシカメラ 売上高 1110億円 』

第1位 『 アマゾンジャパン 売上高 1兆3360億円 』


中西:1兆円超えですか…。すごい売上高ですね。これだけ、通販市場が巨大ということは、商品を入れる入れ物、ダンボールも増えているというわけですよね。
ということで、今回は、そのダンボールから作品を生み出している、ダンボール・アーティストの島津冬樹さんにお話を伺っていきます。
世界のあちこちで使われているダンボールから、財布を作り出す。
その財布は、博物館のミュージアムショップで販売され、1万円以上という価格にもかかわらず、人気を呼んでいます。
ダンボールをアートに変える、ダンボール・アーティスト、島津冬樹さんです。
おはようございます、よろしくお願いします


島津さん:おはようございます、よろしくお願いします。


中西:今、実際、僕の目の前に、ダンボールの財布があるんですけど、もう、衝撃ですね!
可愛いし、美しい!しかも、財布が入っている箱もちゃんとダンボールで、フタも付いているしね。これは、写真撮ってツイッターやインスタにあげようと思います。
これ、本当にすごいと思うんですけど、ダンボールで財布を作り出すというのはいつ頃から始めたんですか?


島津さん:2009年頃ですね。僕が大学2年生の時だったんですけど、自分の財布がボロボロだったということもあって、自分の家にあったダンボールで、とりあえず、間に合わせで作ってみようかなというのが最初だっと思います。(笑)


中西:普通、そういう思考にはならないと思うんですけど(笑)。ダンボールってそんなに丈夫なんですか?


島津さん:そうですね、丈夫ですね。それと、オシャレだなと思って何となくとっておいたんですよ、デザインとか柄を活かせないかなと思って。


中西:あっ!実際にデザインや柄を活かした財布になっていますね!


島津さん:元々は課題で使うダンボールが余っていたので…


中西:美大生だったんですよね?


島津さん:はい、多摩美術大学で。本当にもうお金もないし、財布が買えない中で、もう、これはしょうがない!と思って、1か月使えればいいかな?バイトまで、お金が入るまで…ということで、間に合わせで作ったんですよ。それが、1か月、3か月、6か月、1年…と使えて、それに驚いて、これは面白い!と思って始めたということなんです。


中西:ちなみに今日は、実際、島津さんが使ってらっしゃる財布を持ってきていますけど、これは何年くらい使っているんですか?


島津さん:これは2年目を迎えます。


中西:すごいね!!!


島津さん:やっぱり、使っていると味が出てくるといいますか。


中西:今、持たせてもらってますけど、軽いけど質感もしっかりしていて、オシャレ!


島津さん:是非、開けていただいても…、降るとお金の音もしますよ。


中西:いや〜これは驚きだわ。あっホントだ、お金の音もする(笑)。
国によってダンボールもずいぶん変わるということなんですが、日本のダンボールはいかがでしょう?


島津さん:日本のダンボールはゆるキャラが多いですね。海外のデザインは、結構、かっちりしていて、カッコいいものが多いんですけど、日本はコピーライト表記が付いていないような、農家さんが手描きしたようなキャラクターがそのままデザインに反映されていたりして、全体的に可愛いダンボールが多いのが印象的です。


綿谷:島津さんの活動を追いかけたドキュメント映画、その名も『旅するダンボール』が12月7日から全国で順次公開されます。
この映画の中で島津さんは、拾ったダンボールを財布にして、生まれた場所に戻すために奔走します。
これを、島津さんは【ダンボールの里帰りプロジェクト】とおっしゃいますが、なぜ、始めようと思われたのですか?


島津さん:まず、ダンボールに喜んでほしいというのがあるんですけど…(笑)


中西:ダンボールに喜んでほしい(笑)。いい表現ですね〜!


島津さん:ダンボールが里に帰る、生みの親のもとに帰らせたい、デザイナーさんや農家さんだったりとか。そういうところにダンボールが帰っていくと嬉しいんじゃないかなと思ったのもあるんですけど、やっぱり、僕がダンボールが好きだということを、そういう人たちにも伝えたいし、みなさんダンボールをすぐ捨てちゃうと思うんですけど、デザインする人たちがいて、いろんな人たちが関わってダンボールがあるんだよというのを、知らせたいというのもありますよね。


中西:う〜ん、なるほどね〜。


綿谷:ダンボールのように使用後にゴミとされたものに、付加価値を与える動きを『アップサイクル』と呼び、ムーブメントになっていますよね。
島津さんは、これからダンボールを通じてやってみたいことってありますか?


島津さん:世界中のダンボールを拾いたいというものあるんですけど、それをアーカイブしていく、ミュージアムを作りたいというのがありますね。
なので、そのダンボールを拾うことで世界中の人々と交流があったり、あと経済が見えてきたりもしますので、そういうものをどんどん伝えていきたいです。自分でコレクションしているだけではなく、いろんな人に伝えていきたいです。


中西:これをみた世界の方はなんていうんですか?


島津さん:なんていうんですかね…、でも、やっぱり、ダンボールってゴミだと思われているので、それが財布に変わったときに、“ダンボールでもチャンスがある!”と、拾ったゴミにも可能性があるということを感じていただけたならと思います。


中西:1万円以上でも売れる!というね。
今日は、ダンボール・アーティストの島津冬樹さんをお迎えして、お話を伺いました。
映画『旅するダンボール』は12月7日から全国で順次公開されます。
そして、このね、素晴らしすぎる財布は、ちゃんと写真に撮ってツイッターやインスタにアップします。
今日は、ありがとうございました。


島津さん:はい、こちらこそ、ありがとうございました。







(※)昨年時点の会社名ですが、ZOZOタウンの運営会社です

真新しい豊洲に懐かしい築地の雰囲気【銀麟文庫】とは?(2018/11/8)

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木曜日は、「カルチャー」



東京の台所が築地から豊洲に移転して、間もなく1ヶ月になります。
僕、中西哲生はですね、豊洲市場に通った環状2号線を通りたくて、
先日、行ってきたんですけども、豊洲市場を見学する人が結構いらっしゃるんですよ、
セリの様子や、グルメだけではなく、豊洲だけでしか見ることができない、“本”も楽しんで頂きたい!
ということで今回は、豊洲市場にある図書室、
【 銀麟文庫 】でしか読めない本のトップ3をお送りします!
ちなみに、銀麟、銀のウロコと書きます。
紹介してくださるのは、銀麟会事務局長、福地享子さんです。
まずは、トップ3の発表です!


第3位 福地享子『 築地市場完全版クロニクル 』

福地さん:とにかく築地の歴史、風景、なにからなにまで写真集のように一冊にまとめました。これは、私の築地市場の卒業制作のつもりで作りました。ですので、私の思い出が全部詰まったような本です。全部見開き完結ですので読みやすくなっているかなと思います。


第2位 沢田重隆『 魚市場 』

福地さん:この本は絶版だと思うんですけど、まぁこれがこれがなんか築地市場自体なんですけど、風景から魚から非常にリアルの描いてあってわかりやすいんですね。冷凍マグロのセリ場の様子ですとか、初荷の時のマグロの下付の様子ですとか、本当にリアルに描いてあって、もしかしたら写真よりも市場の仕組みや風景はわかりやすいかもしれません。


第1位 森火山『 日本橋魚河岸 』

福地さん:日本橋で魚の取引が始まった本当に江戸初期の素朴な風景から、明治、昭和に至るまでの日本橋魚河岸の歴史を余すことなく描いてあります。この本は絵解きしてあるので日本橋魚河岸、いわゆる市場のルーツや成り立ちをワーッとサーっと眺めていただければ頭に入るという、すごくわかりやすくていい本だと思います。



中西:銀麟会事務局長、福地享子さんに銀麟文庫でしか読めない本のトップ3を紹介していただきました。
続いては、築地市場から豊洲市場に移転した銀麟文庫とはどんな場所なのか紹介していきます。
先月、83年の歴史に幕を下ろした築地市場に代わって、豊洲市場が東京の新たな台所になったわけなんですけども、その市場にある図書室、『銀麟文庫』にエリーが訪ねてきました。


綿谷:はい、この銀麟文庫は豊洲市場の管理棟3階、観光客の方が海鮮などを楽しめる飲食店が立ち並ぶフロアにあります。
真新しい室内に、ちょっと懐かしさを感じさせる書棚をいろどるのはどんな本なのか、銀麟会事務局長、福地享子さんにお話を伺いました。


福地さん:市場と水産に特化した図書室ということで、市場の方たちがお仕事のために読んでいただくとか、一般の方でも日本橋魚河岸の研究をしたいという方、それから、お魚のことを調べたいという方のために、市場と水産に特化したかたちで蔵書しております。
築地時代からの大福帳やソロバンなど、昔使っていた道具もあったんですが、展示する場所に恵まれなかったもので、全部そうした資料を表に出しちゃえということで、小さな展示コーナーも設けました。ただの図書室というよりは、マルチにいろんなことが楽しめる場所だと思ってきてくださればいいと思います。


綿谷:その書棚なんですが、半世紀以上前、銀麟文庫が生まれた時から使い込んだ飴色に輝く年代物なんです。


福地さん:昭和37年、作るときに当時の役員の方たちがお金を出し合って、大工さんに作ってもらった書棚をずーっと使っていたんですね、だいぶガタがきていて、じゃあこれはもう置いて行こうかどうかという話になったときに、なんていうんでしょうかね、それは原点でありスタートだし、なんとかこれを持って豊洲に行きたいという思いがありまして、いろいろ探しましたら、木工の修復で出向してくださる方が見つかりましたので、その方にお願いして修復していただき、豊洲に持ってくることができました。


綿谷:銀麟文庫の写真は番組のサイトにも掲載しておきます。
新たな世代に魚河岸の役割を伝える銀麟文庫では、“書棚”に名前を残す寄付も受付中、詳しくは番組のサイトにリンクを掲載しておきますので、そちらをご覧ください。
私も、初めて行ってきたんですけども、全ての人に対してオープンで、それこそ言葉も関係ないなっていう印象でした。2位にランクインしていた絵本は、私も欲しいなって思ったし、例えば、外国の友達を案内するときに、まず、一番最初に連れて行ったら良いよねと思ったんですよ。こういう場所があって、元々は築地にあって、こんな場所だったんだよってこの絵本を見せてちょっと説明してから、じゃあ、豊洲市場行ってみよっか!って感じで案内してもいいかなと思いました。


中西:やっぱり、背景を知ると見える風景も変わってきますからね。


綿谷:そう、そう思います。

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