ビジネスマン、OLのネタ帳になるトピックを、毎日お届け!キャッチアップしておきたいトレンドをランキング形式で紹介しながら、毎日ひとつの話題にフォーカスしていきます。

今年の日本代表は現役女子大生!(2016/10/27)

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木曜日は「カルチャー」。


今日は、世界が認める「美しさ」に
まつわるランキングトップ3をご紹介!



第3位『 コロンビア 』『 オーストラリア 』『 イングランド 』『 アメリカ 』『 スペイン 』『 ポーランド 』3回

第2位『 フィリピン 』5回

第1位『 ベネズエラ 』7回


こちらは今日発表される「ミス・インターナショナル」グランプリ受賞者の出身国トップ3です。
先週、番組に「ミス・インターナショナル」出場者4名をお迎えしましたが、今日1位になったベネズエラからは、昨年のグランプリを受賞したエディマー・マルティネスさんがいらしてくださいました。中西さんは夢のようなひととき、世界の美女たちの魅力にメロメロでしたが、何より印象的だったのは、スタジオにお迎えした皆さんそれぞれが外見の美しさだけでなく、内面の美しさを強く意識していたことです。
「ミス・インターナショナル」は外見だけでなく、知性や気品など内面の美しさも重視されます。火曜日に行われた日本大会では、東京都出身でセラピストの筒井菜月さんがグランプリに輝きました。筒井さんはこれから一年間をかけて、2017年の世界大会を目指すことになりますが、今日は昨年の日本大会優勝者で、今日行われる世界大会での優勝を目指す、「ミス・インターナショナル」日本代表・山形純菜さんのインタビューをお届けしました。



【 2016 ミス・インターナショナル 世界大会 】は今回で56回目。70の国と地域から参加したそれぞれの代表が世界一を目指します。日本代表に選ばれたのは、岩手県出身の大学4年生・山形純菜さん(22歳)。昨年秋に日本代表に選ばれてからの1年間、様々な準備をしてきました。


まずは所作を学びました。挨拶から敬語の使い方、お食事のマナーなども学んで、それからウォーキング・レッスンや、ヘアメイクも自分でしなければならないので、舞台用のメイク・レッスン。何よりも一番は、身だしなみからふるまいまで普段から心がけていないと、ちょっと気を抜いたときにそういう面が出てしまうので、普段からしっかり行動しようと心がけていました。

「ミス・インターナショナル」は“美と平和の親善大使”でいることが求められます。そのために様々なことを学ぶわけですが、学生でもある山形さんにとって、この1年はとてもハードなものになりました。そうした中、山形さん自身の中にもこんな変化があったそうです。


私が1年を通してやって来たのは、自分で自分をコントロールする「セルフマネージメント」です。本番でいかにベストな状態で臨むことが出来るか?というのを、毎日少しずつ良かったことと反省点を書き出して、いつでも自分がベストな状態で臨めるように心がけて行動していました。

昔はよく小さなことでクヨクヨしていたけれど、この1年で、ネガティブ思考から結構ポジティブ思考に変わりました。それこそ、日本代表だからしっかり振る舞わなければならない、という思いが強くて、素の自分が出せなくて悩んだ時期もありましたが、他の人と比べるのではなく、自分の良いところをしっかり見つめ直して、また失敗することもあるので、その失敗から「次こそはこうしてみよう」と考えるようになり、小さなことでクヨクヨすることはなくなりました。

山形純菜さんは「ミス・インターナショナル」日本代表としての活動とあわせて就職活動も行い、来年からは夢であった「アナウンサー」として、新たなフィールドでの活躍も期待されています。
「ミス・インターナショナル」世界大会では、2012年に吉松育美さんが日本代表としてグランプリを獲得しています。山形さんは、それに次ぐグランプリを目指して最後のステージに立ちますが、「自信はある!」とおっしゃっていましたので、山形さんの活躍に期待しましょう!
今日は「ミス・インターナショナル」グランプリ受賞者の出身国トップ3と、今年の日本代表・山形純菜さんのインタビューをお届けしました。


映画『この世界の片隅に』女優・のんさんが演じるうえで意識したこと(2016/10/20)

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いま押さえておきたい最新の話題にフォーカス。木曜日のテーマは「カルチャー」です。


まずは先週末の全国映画動員ランキングのベスト5をご紹介します。



第5位【 映画 聲の形 】公開5週目

第4位【 HiGH&LOW THE RED RAIN 】公開2週目

第3位【 ジェイソン・ボーン 】公開2週目

第2位【 何者 】公開1週目

第1位【 君の名は。 】公開8週目

映画『君の名は。』は8週連続の首位を獲得。2016年最大のヒット映画にもなり、興行収入は150億円を超えました。



今回取り上げるのは、11月12日(土)公開の映画『この世界の片隅に』。ランキング1位となった『君の名は。』とはまた違う、素晴らしいアニメーション作品となっています。
今回は主人公「すずさん」を演じた女優・のんさんのインタビューとともにご紹介します。



◆原作者・こうのさんと監督・片渕さんの出会い

アニメーション映画『この世界の片隅に』は、こうの史代さんの漫画をアニメーション化した作品です。


原作漫画は文化庁メディア芸術祭漫画部門で優秀賞を受賞するなど、派手な漫画ではないものの、読んだ人から多く支持されている作品です。
原作を読んだ『この世界の片隅に』の監督・片渕須直さんは「これこそ自分が映像化すべき作品」だと思い、こうの史代さんに手紙を送ったそうです。


また、原作者のこうのさんも片渕監督が手がけたアニメ「名犬ラッシー」を観て「自分もいつかこんな大切な日常を描きたい」と思ったそうです。


そうした出会いから生まれたのが今回の映画『この世界の片隅に』



◆ストーリー

太平洋戦争さなかの昭和19年2月。


おっとり、ちょっとぼーっとしている18歳の娘「すずさん」は、突然の縁談で広島から呉にやってきました。
夫と、優しい夫の両親、厳しい義姉と可愛いその娘、そして近所の人たちと少しずつ関係を築いていきます。


配給物資が減っていくなかで、工夫を凝らして食卓を賑やかにし、衣服をつくりなおし、ときには好きな絵を描き、すずさんの日常は続いていきます。
しかし、日本屈指の軍港である呉にも忍び寄る戦争の影。


そして、昭和20年の夏がやってきます−−



主人公のすずさんは優しくて、やわらかくて、まっすぐな女性。
そのすずさんを演じたのが女優・のんさん。まさに「命を吹き込む」ように、その声はすずさんのキャラクターを魅力的にしています。



◆女優・のんさんコメント

のんさん 「オーディションに来てもらえないか」という風にいわれまして、そのときに原作も読ませていただいて「これはぜひやりたい」と思いまして、そこから決まりました。
台詞に広島弁があったので、まず広島弁をすべて頭に入れてから日常的に使うようにしてました。「うちゃあ、なんとかじゃあ」と言うのとか、「ばれとりましたかー」とか、かわいかったです。

戦争が日常ととなり合わせであって、戦時下でも日常をちゃんと過ごしていくというのが、今まで思っていたものと違って、「どんな時でも日常を送らないといけない」ということを別次元のように思っていました。そこから「すずさん」をどのような人として演じるかを構築して広げていきました。

演じる上では、戦争への怒りをあからさまには出していない、それよりも目の前の日常を大切にしてるというところをすごく意識しました。すずさんのぼーっとしているけど、意外と力強かったり、パワフルだったり、ポジティブなところはすごく可愛いなと思ったのでそこもすごく意識しました。

すずさんとは「ぼーっとしている」とよく言われるところが一緒です(笑)。

普通に生きていく。そういう普通というのがせつなくて、いとおしい作品だと思うので、その幸せを感じていただけたらなと思います。



◆試写を観た高橋さんの感想は?

高橋 昭和20年は終戦の年、広島には原爆も落とされました。映画はその前後の物語なんですが、あまりにも厳しい時代です。それでもたくましく生きている人の姿にぐっときて、見終わったあとのエンドロールで涙が出ます。その涙は、戦争の悲惨さにではなく、あの時代を一生懸命に生きてくれた方達がいて今の自分がいるんだなと思う、感謝の気持ちの涙でした。本当に大切な人を思い出します。


映画『この世界の片隅に』は11月12日(土)から全国公開です。ぜひ大切な人と観に行ってください。



栗原類さんインタビュー(2016/10/13)

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木曜日は「カルチャー」。


今日のランキングは、新宿紀伊国屋「和書一般」売り上げ
最新ウィークリーランキングのトップ5をご紹介!



第5位『 君の名は。』新海誠/「君の名は。」製作委員会(角川つばさ文庫)

第4位『 人間の煩悩 』佐藤愛子(幻冬舎新書)

第3位『 どんなに体がかたい人でもベターッと開脚できるようになるすごい方法 』Eiko(サンマーク出版)

第2位『 住友銀行秘史 』國重惇史(講談社)

第1位『 ありのままに、ひたむきに 不安な今を生きる 』大谷光淳(PHP研究所)


以上、新宿紀伊国屋「和書一般」売り上げ最新トップ5でした。
さて。いま書店では、モデル・タレント・俳優として活躍する、現在21歳の栗原類さんが書いた自叙伝が話題となっています。それが、KADOKAWAから出版された『発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由』今日は高橋万里恵さんによる栗原類さんへのインタビューの模様をお届けしました。


高橋:栗原さんは『発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由』という本をお出しになりましたが、なぜこの本を書こうと思ったのでしょうか。


栗原:僕が発達障害について公表したのが20歳のときだったのですが、20歳になって自分のことを振り返る良い機会になるだろうな、と思ったのがきっかけのひとつです。

高橋:自分のことを書くのに、戸惑いなどはありませんでしたか?


栗原:最初はたぶん、どこかそういう部分もあったと思います。この本は自分のことを書いているんですが、これまで自分自身に全く興味がなく、自分のことを思い出すのがすごく大変だったので、当時のことをよく知っている親や学生時代の友人などに色々と話を聞いたりしました。原稿を書いているときに「このときはこうだったんだよね。」と当時のことを確認すると、「いや違う!このときはこうだった。記憶を美化するな。」といわれることが多くて、最初は自分のそういうだらしない部分が知られることに抵抗があったのですが、書いている途中からはそういうことも全く気にならなくなりました。

高橋:本の中ではお母様もエピソードを書かれていて、お母様が栗原さんに向けて愛のある言葉を書かれていることがとても印象的だったんですが、例えば映画『ファインディング・ニモ』を観て、物忘れをしてしまうドリーを面白いと言った栗原さんに、お母様が「あなたも一緒なのよ」とおっしゃられた、というエピソードも描かれていました。
物心がついたあとで自分に発達障害があるということを知らされたときの心境はいかがでしたか。


栗原:自分自身に興味のない人間だったので、発達障害だということを聞かされたときにもあまり深く考えなかったですし、どちらかといえば軽い気持ちで受け止めていましたね。ただ、ドリーと同じと言われたことで、どこかで自分は「笑われる人間なんだ」と無意識に思っていたのかもしれませんね。

高橋:今はテレビでお見かけする機会も非常に多いですが、これも最初には思い描いていなかったことですか?


栗原:思ってはいなかったですね。僕はもともと役者をやりたいとは思っていたんですが、バラエティーの仕事をしていくというのは僕自身も想定外でしたね。

高橋:これまで思ってもいなかった世界に入って、それらと折り合っていける大きな力は何なんでしょう?


栗原:仕事を続けていく中で、僕をサポートしてくれる人に恵まれたことも大きかったと思うんですが、僕自身が進歩しないというか、出来なかったことがすぐに出来るようになった訳でもないんですけれど、長い目で見守ってくれたり、気長に対応してくれた周囲の皆さんのおかげで、ここまで成長できた気がします。

高橋:自分が苦手なものってみんなあると思うんですが、そういったことを隠すのではなく、周りに話したり理解してもらうことは大切ですか?


栗原:そう思いますね。特に組織や会社などに属しているとなおさら、自分の苦手な部分を周囲の人に知っておいてもらうことは大切だと思います。そうでないと、僕のミスで周りの人みんなに迷惑をかけてしまうと思うので、自分自身の弱点は恥ずかしがらずに伝えることが大切だと思います。発達障害は僕の基礎を構成している大切な部分だと思っていますし、良い部分も悪い部分も含めて自分なんだと思っています。

栗原さんとの対談を終えた高橋さんは「栗原さんは本の中で“表情で伝えることが少し苦手なので、丁寧な言葉で伝えることを心がけている”とおっしゃっていたんですが、本当にその通りで、嬉しいことがあったときはすごく感謝の気持ちを伝えるとおっしゃっていました。そういうことって私たち誰もが気をつけなければならないし、輝ける場所を見つけるヒントになるのではないかとすごく感じました。」とコメントなさっていました。
今日は『発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由』を出版された、栗原類さんのインタビューの模様をお届けしました。


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