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2016年、中西哲生が選ぶカルチャーランキング ベスト3!!(2016/12/29)

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木曜日は、「カルチャー」。


今日は、中西キャプテンが選ぶ
2016年のカルチャーランキング
ベスト3をご紹介します!



【 第3位 】コンビニ人間/村田沙耶香

36歳未婚女性・古倉恵子は、大学卒業後も就職せず、コンビニのバイト18年目。彼氏がいたことなし。ある日、婚活目的の新入り男性がやってきて、コンビニ的生き方は恥ずかしいと突きつけられ…。


中西:僕は普段あまり小説を読まないんですが、これはとても興味深く読ませていただきました。この作品は“コンビニ”という日常生活の真ん中にあるものが舞台で、僕はいろんな言葉に突きつけられるものを感じました。あとは相手の男性のふるまいなんですけれど、疎外感を感じているのを誰かのせいにしてしまう言動というのに、すごく色んな感情がわき起こった作品でしたね。

【 第2位 】GRIT やり抜く力/アンジェラ・ダックワース

著者の女性はハーバード大学とオックスフォード大学で脳神経科学を専攻。その後、コンサルタント会社のマッキンゼーに入社しますが、ニューヨークの公立中学校の数学教師に転身。その教師生活の中で、数字にパッとひらめく生徒よりも、間違えてもコツコツ取り組む生徒の方が伸びることに気づきます。


中西:僕はこういった系統の本は非常に良く読むんですが、この本のタイトル「GRIT」というのは何なのかというと「努力+情熱」ということなんですよね。で、その努力も「並外れた粘り強い努力」が非常に重要だということと、あとは決意、それから方向性の正しい情熱が、人生をどんどん上向きのエスカレーターに乗せてくれる…という話なんです。あともうひとつ、誰かを“天才”と言った瞬間に、自分が出来ないことの言い訳を探しているんです。自分がラクになりたいから、誰かを神格化してしまう…ということが書かれているんですが、これも「確かにそうだなぁ」と改めて気づかされた部分ですね。

【 第1位 】RADWIMPS「なんでもないや(movie ver.)」の歌詞

映画「君の名は。」のエンディングで使用された主題歌。


中西:この曲の歌詞、そしてメロディーは、なんとなく自分が気づいていたけれど気づいていなかった…みたいなことをすごく突きつけられた内容で、自分自身が考えていたことと、一致していなかった心がすごく惹きつけられましたね。

いかがでしたか?年末年始のお休みにこれらの本や歌詞の世界に浸ってみるのも良いかもしれませんね。
今日は「中西哲生が選ぶ、2016年のカルチャーランキングベスト3」をご紹介しました。


2016年、高橋万里恵が選ぶ映画ベスト3!!(2016/12/22)

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木曜日は、「カルチャー」。


今日は高橋万里恵さんが2016年に観た
映画ランキングベスト3をご紹介!



【 第3位 】ズートピア

こちらはディズニーなアニメーション。動物たちが文明社会を築いた世界「ズートピア」で、夢を叶えて警察官になったウサギの女の子・ジュディの奮闘を描いています。


万里恵:この説明だけ聞くと子ども向けの映画と思われるかもしれませんが、大人も楽しめる作品です。とにかくキャラクターが可愛くて、主人公のウサギのジュディはふわふわのモフモフですし、キツネのニックはあまりに格好良くて、映画が終わったあとに友達と「こういう男の子っていないよね!こういう子がいたら好きになるよね!!」という話をしたくらいです。そして作品にはちゃんとメッセージ性もあって「諦めずに挑戦し続けよう」というのがすごくストレートに伝わってくるんです。見終わったあとはとってもハッピーな気分で、主題歌の「トライ・エブリシング」を1ヶ月くらいずっと歌っていました。

【 第2位 】ヴィジット

こちらの映画は昨年公開でしたが、万里恵さんが観たのが今年ということでランクイン。「シックスセンス」のM・ナイト・シャマラン監督が、大作から一転、私財を投じて製作したインディーズ作品。3つの奇妙な約束事がある祖父母の家にやって来た姉弟が体験する恐怖を描いたスリラー映画です。


万里恵:映画に出てくるその3つの約束事。第1の約束は「美しい時間を過ごすこと」第2の約束は「好きなものは遠慮なく食べること」第3の約束は「夜9時半以降は絶対に部屋から出ないこと」。この3つの約束事の時点ですでに怖いですよね…?そしてこの作品のポイントは映像。作品に登場するお姉ちゃんが撮影している映像なんです。祖父母の家では色々なことを頼まれるのですが、例えば「オーブンを掃除して」と言われて、お姉ちゃんがオーブンを掃除するんですが、それを俯瞰してビデオカメラで撮っていて、おばあちゃんが今にもオーブンを閉めてしまいそうなんですよ。「えっ、なんで??」みたいになって…。後半にだんだんそのナゾが解けてくるんですが、シャマラン監督の作品なのでやっぱりどんでん返しがある訳ですよ。それを観て、私はイスから浮きました。あまりに怖くて、驚いて(笑)

【 第1位 】この世界の片隅に

太平洋戦争のさなかの昭和19年。突然の縁談で広島から呉にやってきた、おっとり・ちょっとボーッとしている18歳の娘「すずさん」の物語。
番組では、10月に主人公「すずさん」の声を担当したのんさんのコメントと共にご紹介しました。封切り後は作品を観た人の絶賛の声が広がり、公開する劇場は増え続けています。


万里恵:この映画は戦争のさなかの日常を描いていて、配給もなくなってしまうという本当に過酷な状況の中、たくましく美しく生きている様が描かれています。私たち、戦争を知らない世代でも「私たちの時代は、戦争のあったあの時代を一生懸命生きてくれた方たちがいるから今の時代があるんだ」と、すごく心に染みる作品です。エンドロールが終わってからも涙が出た作品っていうのが初めてで、周りを見てもエンドロール中もずっと泣いている方がたくさんいらっしゃいました。この映画は「ここが良い」「ここを観て欲しい」という作品ではなく、とにかく観て欲しい、とにかく知って欲しい…大切な人と観て欲しい作品だと思いました。

いかがでしたか?今日ご紹介した作品は現在劇場公開中、あるいはDVDでリリースされている作品ですので年末年始にまとめて観賞してみるのも良いかもしれません。
今日は、高橋万里恵さんが2016年に観た映画ランキングベスト3をご紹介しました。


こんなのあったね!名言アワード2016(2016/12/15)

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木曜日は「芸能・文化部門」


あなたにとって2016年はどんな年だったでしょう?
記憶とともに名言あり!世の中を力づけ
考えさせてきた名言の数々で
2016年をプレイバックしていきましょう!


今日ご紹介するのは「芸能・文化部門」
今年気になった、グッと来た芸能・文化の「名言」
番組のFacebookページにアップされた
8つの名言から、皆さんが選んだのは誰の言葉でしょう?



第3位【「僕のアモーレ・・・愛する人です」インテル・長友佑都 】

第2位【「神宮の中では生き物を捕まえることは出来ませんし、人の入れない場所も有ります。森の中にいるポケモンは捕まえずに、できればそっとしておいてあげてほしい」伊勢神宮広報室 】

第1位【「5年後も10年後も生きたいのだーっ あわよくば30年!いや40年!50年は求めませんから。だってこの世界に生きているって本当に素晴らしいと感じるから」小林麻央 】


以上、番組放送時点でのトップ3をご紹介しました。
そして、今日もスタジオには名言ハンターの大山くまおさんをお迎えして、お話を伺いました。


中西:今日のトップ3はいかがでしたか?


大山:いろんな種類の言葉が入っていたと思うんですが、3位から行くと、インテルの長友選手の言葉はもうちょっと流行るかと思ったんですが、あまり流行らなかったですね(笑)。


中西:いやぁ、もう上半期ではダントツでしたけれどね!下半期に強烈なものが多かったですからね。


大山:これは長友選手のサービス精神を感じる言葉だったと思いますね。2位の伊勢神宮広報室のコメントは、ポケモンをさも本当に存在する動物かのように扱っていて、ちょっとユーモアがありますよね。本当なら「禁止だ!」ときつく言いたいところだったんでしょうけれど、そこにユーモアを交えて表現しているので、とても評価の上がったコメントなんですね。“SNS時代の広報のお手本”のような言葉だったと思います。で、1位の小林麻央さんの言葉ですが、現在乳がんの闘病中ということで、もう本当にここにある言葉通りですね。奇跡が起きることを僕も祈っております。


高橋:そして、大山さんが選んだ「芸能・文化部門」の言葉も伺っています。


【「あまりに急なので、私がついていけません。世の中おかしい」ピコ太郎 】

中西:(笑)いやぁ、でも世の中どうなるか本当にわかりませんよね。


大山:本当にスゴイことが起こったと思います。ピコ太郎さんはYouTubeから火がついた、というのは皆さんもうご存知かと思いますが、世界的な流行になりました。ピコ太郎さんがあるとき、インタビューにすごく真面目に答えていらして、そこでおっしゃっていたのが、これとは別の言葉なんですが「ただ単に私が好きなものを出した。それをたくさんの人が聞いてくれたので、次もまた私の好きだと思うものを出す。」とおっしゃってたんですね。つまり、周りから何を言われようと「好き」を貫いてやり続けることによって、こんなに素晴らしいことが起こり得る、というひとつの例になったと思います。テレビ局などを介することなく、いきなりYouTubeで世界にアピールできてしまうという…ピコ太郎さんは今度新曲を出すとおっしゃっていて、「もう一度ジャスティン・ビーバーがリツイートしてくれないかな。」なんておっしゃっていましたよね(笑)。


中西:それではもうひとつ行きましょうか。


【 「科学を何かに役立てるためのものではなく、文化としてとらえ、育んでくれる社会になってほしい」ノーベル医学生理学賞・大隅良典 】

大山:こちらはノーベル賞を受賞されたあと、大隅教授が記者会見でお話しされていた言葉で、確か記者の方から「この研究は何かの役に立ちますか?」と聞かれたんですね。で、そのときに答えられた言葉です。このときに「私は“役に立つ”という言葉は、とても社会をダメにしていると思います。」ともおっしゃっているんですね。大隅教授にとっては科学もひとつの文化であって、すぐに「役に立ちますか?」「効率よくできますか?」と問われるのはちょっと違うのではないか、とおっしゃっていますね。こちらも“好きを貫く”とちょっと似ていると思うんですが、現代は“効率”ばかりを求められがちな世の中になっていますが、やはり“文化”というのはムダなところからも生まれてくるものなのではないかと思っています。


皆さんいかがでしたか?明日も『こんなのあったね!名言アワード2016』をご紹介します。明日は「珍言/迷言部門」です。お楽しみに!


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