ビジネスマン、OLのネタ帳になるトピックを、毎日お届け!キャッチアップしておきたいトレンドをランキング形式で紹介しながら、毎日ひとつの話題にフォーカスしていきます。

ヨーロッパで活躍する日本人選手の年少ランキング(2011/8/15)

カテゴリー:1110

月曜日は、「スポーツ」。


今日は、ヨーロッパ・サッカーで活躍する日本人選手に関するランキングです。


第3位「宇佐美貴史 19歳3ヶ月と7日」
第2位「森本貴幸 18歳8ヶ月と21日」
第1位「宮市亮 18歳1ヶ月と23日」

ヨーロッパのトップリーグでデビューを飾った日本人選手の年少ランキングです。
第3位の宇佐美貴史選手は、7月にガンバ大阪からドイツのバイエルン・ミュンヘンに移籍したばかりです。
そして、おととい13日に行われましたドイツ・ブンレスリーガ第2節・ヴォルフスブルク戦に、
後半24分から出場しまして、今回、3位にランクインとなりました。
バイエルン・ミュンヘンは、ドイツ国内で優勝22回、ヨーロッパ・チャンピオンズ・リーグでの優勝は、
4回という超強豪ですね。
フランス代表のMFリベリやオランダ代表のFWロッベンといった選手がいる中で今回出場できたのは、
彼にとって大きな経験になったはずです。
今後は監督から信頼を得て、ぜひともレギュラー確保を目指して欲しいと思います。


そして今回1位となったのは、宮市亮選手です。
今年3月までは、愛知県の中京大中京高校で高校生だったんですよ。
昨年12月に、イングランドの強豪アーセナルに加入したものの、労働ビザが取れなかったため、
出場できるオランダのフェイエノールトにレンタルで移籍。
1月に初出場してからは、素晴らしいドリブルで得点を決めて、アシストも沢山しているんですが、
オランダでは“リョウジーニョ”とか、“日本のメッシ”とまで言われていました。
この活躍で今回、イギリスの労働ビザを取得することができました。
今現在、この労働ビザの許可が下りるのを待っているところなんですが、どうやら来週、
20日の第2節リバプール戦に出られそうな状況になってきています。
今回、第1節で、その同じポジションのジェルビーニョがレッドカードで退場で、第2節は出場停止の可能性が大きいです。きわめて、宮市亮選手の第2節の出場が近づいてきています。


いずれにしても今シーズンは、ヨーロッパサッカー、楽しくなりそうです。

番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2011/8/12)

カテゴリー:1114
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金曜日は、番組がその週で最も注目した人物にフォーカスする「ウィークリーパーソン」!
ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。


今週は、この4人をピックアップしました。
■サッカー日本代表、韓国との代表戦で見事2ゴール。香川真司!
■レンタル移籍から、ついにアーセナルの一員に。宮市亮!
■両足義足のランナーが、南アフリカ代表として世界陸上へ。オスカー・ピストリウス!
■被災地を励ます歌声。今日27回忌を迎える、坂本九!


Facebookページの皆さんの投票では、香川真司選手が1位、
そして、宮市亮選手と坂本九さんが続いていますが、中西哲生が今週注目したのはこの方!


被災地を励ます歌声、坂本九!

520名もの犠牲者を出した、日航ジャンボ機墜落事故から今年で26年。
搭乗者のおひとりだったのが、歌手の坂本九さんです。
あれから月日は流れ、今日、8月12日で27回忌を迎えます。


3月11日に起きた東日本大震災のあと、ラジオ局には「上を向いて歩こう」への
リクエストが次々と寄せられ、様々なアーティストがこの曲をカヴァーしました。
リリースから50周年となる坂本九さんのオリジナル盤も、
シングルCDとして再発売されました。50年経っても色あせない不思議な力を持った歌です。
震災のあと、坂本九さんの長女でシンガーソングライターの大島花子さんは、
母の柏木由紀子さん、妹で女優の舞阪ゆき子さんとともに
被災地で坂本九さんの歌を唄う、ライブを開催しました。
ライブに込めた思いを、大島さんはこんな風に語っています。


震災以降「もし今、父がいたらどうしていただろう?」と母も私もずっと考えていて、
真っ先に被災地に行って歌っていたんじゃないか、
被災された方の手を取って励ましていたんじゃないか、という思いがあって
ミニライブをさせて頂きました。母と妹との三人で父の曲を歌ったのですが、
最後の「上を向いて歩こう」は、父の歌声が入ったものをかけて
父も被災地に来て一緒に歌っている…と、皆さんにも感じて欲しかったんです。
私たちの歌を、泣きながら聴いて下さる方もたくさんいらっしゃいましたし、
被災地に激励に来た方たちが、よく「上を向いて歩こう」を歌って下さるみたいで
「いつも九ちゃんと会っている気がするわ。」とおっしゃる方もいて、
それは何より、父もきっと喜んでいるだろうと思いました。


生前は福祉活動にも積極的だった、という坂本九さん。
被災地を笑顔で励ます坂本九さんの姿、目に浮かんできますね。

原発関連書籍 売り上げランキング(2011/8/11)

カテゴリー:1113

木曜日は、「カルチャー」。


今月に入って福島第一原発では、放射線量毎時10シーベルト(1万ミリシーベルト)を
計測しました。
東日本大震災から5ヶ月、原発事故への不安は消えない中、
書店では原発に関する本が売れています。
三省堂本店では、原発関連書籍コーナーを設けています。


今日は、『東京 神保町 三省堂本店 最近1ヶ月の原発関連書籍 売り上げランキング』。

第3位「 「フクシマ」論 原子力ムラはなぜ生まれたか」開沼博 (青土社)

著書は福島県いわき市出身の社会学者。
戦後、国−地方自治体−地域という3者の関係の中で、なぜ原発を内包する土地=原子力ムラが生まれたのか?
「原子力ムラ」を通して、戦後日本の成長神話と、地方服従のメカニズムを明らかにする1冊。
原発問題の温床となったものは3月11日以降、何も変わっていないのかもしれない…。


第2位「報道災害【原発編】 事実を伝えないメディアの大罪」上杉隆・鳥賀陽弘道 (幻冬舎)

東日本大震災が引き金になった福島第一原発の事故後、「格納容器は健全に保たれている」
「ただちに健康に影響する値ではない」、政府・東電の情報をそのまま流してきた記者クラブ。
「安全デマを垂れ流し、多くの人々に被爆させた、記者クラブ報道の罪は殺人に等しい」。
2人のジャーナリストが、日本人が自らを守り、生き抜くために、手に入れるべきメディアリテラシーとは何かを唱える。


第1位「原発はいらない」小出裕章 (幻冬舎)

福島第一原発は今後どうなるのか。
40年、原発の廃絶を主張してきた著書が、最悪の場合、福島の原発事故が日本全土を汚染すると警告。
さらに、原発に替わる新エネルギーについても言及する。
渾身の力を振り絞って、原発廃絶の思いを綴った覚悟の書。


小出裕章さんは、京都大学原子炉実験所助教授。
還暦を超えて「助教授」なのは、ほとんどの人が安全を信じていた時に、
一貫して「反原発」を訴えてきたからだとみられています。


その“民意”は正しいものではなかったことは、原発説明会などでの一連の“やらせ”問題で分かりました。
小出さんは原子力に夢と未来を感じて専門家を目指しましたが、事実は違うと感じて、
反原発の立場をとるようになった方です。


昨夜の夜、その小出裕章さんに電話でインタビューしました。
3月11日から5ヶ月経った今、国民に伝えたいことは何なんでしょうか?


「私は、京都大学原子炉実験所というところで、放射線の管理区域という場所で、仕事をしています。
管理区域の外に持ち出してはいけないというような汚染をはるかに超えた汚染が、すでに福島原発周辺に
膨大に広がってしまっています。東京もある意味そうです。ホットスポット的に汚れているところがあります。
東京・千葉等々もそれに含まれていまし、福島県の半分以上は、そのような状態にあります。


一体、原子力発電所というものが、どういうものなのか、皆さんにもう一度、考え直して欲しいと思っています。
放射能というものは、どんなに微量でも危険があります。
それぞれの人の周りに、放射能がだんだん忍び寄ってきている中で、どのように生きればいいのか、
どのように子どもたちを守ることができるのか、という不安の中で、皆さんが生きているんだと、私はみえます。
福島の方々にとっては、今まで生きていた場所から避難をする、ということをすると、
例えば、子どもだけ避難させるなら、家庭が崩壊してしまいます。
家族がみんなで避難しようと思うのであれば、今度は仕事、いわゆる収入源が絶たれてしまうという危険があって、
あるいは、農業・酪農業をやっている方々にとっては、その土地そのものが命ですので、
避難すればそのまま生活が崩壊してしまう、ということになるわけですから、とても選択が難しいと思います。


なんとか、子どもたちを守らなければいけないと、私は思います。
今夏休みになっているということで、せめて夏休みの間だけでも、福島の子どもたちが本当に
楽しく過ごせる場所というものを、関西で提供するとか、そのようなことをやって欲しいと思います。」


小出裕章さんのお話を伺って、中西哲生さんの感想は…
「子どもたち、つまり未来に対して、どういうことをしていけるか、今後我々の課題となりそうです。
実際、今回の原発で、問題が起きているんですが、日本全国、世界にもこの問題が波及している中で、
どういう風に、この原子力、原発の問題に向き合っていけるか、ということを問われていると思いますし、
我々自身が今回に対して言うと、情報というところで、自分たちで何を選定しながら信じていくのか、
というところも今後問われていくと思います。」

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