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プロ野球・日本シリーズの出場回数ランキング トップ3(2014/10/20)

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月曜日は「スポーツ」。


今日は、プロ野球・日本シリーズにまつわるランキングをご紹介!



第3位【 ソフトバンク 】14回

第2位【 西武 】21回

第1位【 巨人 】34回


こちらはプロ野球・日本シリーズの出場回数ランキングのトップ3。1950年以降のセ・リーグ、パ・リーグを通じての順位です。2位の西武は西鉄、3位のソフトバンクは南海・ダイエー時代の出場数も含んでいます。


日本シリーズの出場回数では圧倒的な1位となった巨人。今シーズンもレギュラーシーズンで優勝と、その強さが期待されましたが、クライマックスシリーズのファイナルステージでは、勝ち上がってきた阪神に1度も良いところを見せることなく4連敗に終わり、日本シリーズへの出場回数を伸ばすことはできませんでした。今回勝ち上がった阪神は、9年ぶり6度目の日本シリーズへの出場となります。


そしてパ・リーグ。こちらは連日、ハラハラする展開が続いています。レギュラーシーズンは3位だった日本ハムが、クライマックスシリーズのファーストステージで2位のオリックスを破りファイナルステージに進出。パ・リーグ覇者のソフトバンクと熱戦を展開しています。
第1戦はソフトバンクの勝利、しかし第2戦は5-1、第3戦は12-4と日本ハムが大勝でタイに戻しました。土曜日に行われた第4戦では再びソフトバンクが勝利し、昨日の第5戦はしびれる展開となりました。


この試合をご覧になっていた中西さんは「まず、2回裏にソフトバンクが4点を先制しました。これは大谷投手、捕まりましたよね。大谷投手は中一日でバッターをやって、投手をやってという登板でしたから、若干握力の部分があったかもしれませんね。で、日本ハムは7回表に3点返して、8回表には中田翔選手のソロホームランで4-4の同点に追いつきました。中田選手はまたホームランを打ちましたね。中田選手はここまで、クライマックスシリーズでホームランを5本打っていて、これはクライマックスシリーズの本塁打タイ記録なんですが、同一ステージ(ファイナルステージ)で4本打ったというのは史上初だということです。しかも、すべて1点差以内のクロスゲームで6回以降の終盤に打っているんですよ。すごく勝負強いですよね。で、延長11回には日本ハムの中島選手が2点タイムリーを決め、6-4と逆転。勝負は再び3勝3敗のタイとなりました。日本ハムは稲葉選手と金子選手が今シーズン限りで引退ということで、そのふたりももちろん結果を出していますけれど、周りもそれに引っ張られている感じもありますよね。逆にソフトバンクも秋山監督が退任するということで、お互いに絶対に負けられないという気持ちが感じられますね。」とおっしゃっていました。


そして今日は最後の決戦です。ソフトバンクは勝つか引き分ければ、日本ハムは勝つことで日本シリーズへの進出が決まります。ソフトバンクが3年ぶり15度目の出場となるのか?クライマックスシリーズの突破率は一番高い日本ハムが、2年ぶり7度目の出場を決めるのか?クライマックスシリーズ・ファイナルステージ第6戦は、福岡ドームで午後6時プレーボールです!


今日は「日本シリーズの出場回数ランキング トップ3」をご紹介しました。


番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2014/10/17)

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金曜日は、番組がその週で最も注目した人物に
フォーカスする「ウィークリーパーソン」!
ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。
今週は、この4組をピックアップしました。


■日本男子スケート界を牽引し、ついに引退を発表した氷上のアーティスト・高橋大輔!

■日本との親善試合で怒濤の4ゴール!次元の違いを見せつけた、サッカーブラジル代表・ネイマール!

■ポストシーズン8連勝でWシリーズ進出を決めた、ロイヤルズ・青木宣親!

■紛争地での性暴力廃絶を訴え続けた功績で、英国の名誉勲章を受章したアンジェリーナ・ジョリー!

facebookページでの皆さんの投票は1位が高橋大輔、2位が青木宣親となっていましたが、今週中西さんが注目したのは…


青木宣親!


MLBはワールドシリーズへ向けポストシーズンを戦っていますが、アメリカンリーグでは青木宣親のいるカンザスシティー・ロイヤルズが、ワイルドカードゲーム、地区シリーズ、そして優勝決定シリーズと、ポストシーズン負けなしの8連勝で一気にリーグ優勝を決めました。
主に2番で起用されている青木も、ここ一番の勝負強いバッティングでチームの勝利に貢献しています。


2004年にヤクルト・スワローズでプロデビューした青木選手は、今年プロ生活10年目のシーズンを迎えています。優れた打撃センスで頭角を現し、イチロー以来のシーズン200安打、首位打者などを達成し、2012年シーズンにポスティングでメジャーに移籍しました。


交渉権を得たブルワーズでは、日本でこれだけの実績があるにも関わらず、テスト的なプレーチェックを受けさせられましたが、青木選手は一言も不満を言わずに黙々とチェックを受けました。
入団後は控えの扱いから徐々にスタメンを勝ち取り、1年目は打率.288、出塁率.355、10本塁打、30盗塁。2年目は打率.286、8本塁打、出塁率.356、20盗塁の成績を残しました。


そして今年、トレードでロイヤルズに入団。夏には肉離れで故障者リスト入りもしましたが、特に後半は61試合の出場で打率.317、1本塁打、出塁率.377、10盗塁の活躍を見せ、29年ぶりのポストシーズン進出の原動力となりました。


中西さんは青木選手について「本人はまだメジャーでの成績に納得してはいないと思うんです。僕は青木選手が日本にいるときに何度か一緒に食事したりもしているんですが、ものすごく研究熱心で論理的なんですよ。なので、本人もまだアメリカに対応し切れていないと思っている部分もあるでしょうし、これだけ調子の波が激しいところも、まだ改善の余地があると思います。ただ、守備でも良いプレーをしていますし、チームの中で非常に重要な役割を担っています。バッティングも守備も出来る選手というのは貴重ですし、21日から始まるワールドシリーズまでに体調を立て直して、シーズン終盤の怒濤のヒットを打ちまくっていたあの感覚を取り戻して、良いプレーを見せて欲しいですね。」とおっしゃっていました。


ワールドシリーズでの青木選手の活躍に期待しましょう!
今週のウィークリー・パーソンは、MLBロイヤルズの青木宣親選手に注目しました。


夏目漱石の小説人気ランキング トップ5(2014/10/16)

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木曜日は、「カルチャー」。


今年は朝日新聞に夏目漱石の「こころ」が連載されてから100年。
文学では再び夏目漱石が盛り上がっています。
朝日新聞では100年ぶりに「こころ」を連載し、
多くの書店では夏目漱石コーナーも設けられています。
今朝はそのひとつ、東京・神保町の三省堂書店本店で
先月1ヶ月間に売れた漱石の小説ランキングトップ5をご紹介します。



第5位『 坊っちゃん 』

第3位『 我が輩は猫である 』

第3位『 それから 』

第2位『 三四郎 』

第1位『 こころ 』


こちら、1位から5位までの出版元は全て新潮文庫ですが、夏目漱石の作品は著作権が切れているため、様々な出版社から販売されています。


夏目漱石の作品、いつか読もうと思っていながら、まだ読んだことのない方は意外と多いのではないでしょうか。
今朝は1位の「こころ」の世界を、武蔵大学人文学部教授で、平成版「夏目漱石全集」で数多くの作品の注釈を書いていらっしゃる大野淳一さんに案内していただきます。


「こころ」のストーリーは「上・中・下」の3部構成になっていて、「上」で“私”と名乗っている青年は、鎌倉へ海水浴に行きます。そこで中年の男性に出会い、彼は“先生”と呼ばれるようになります。この人は大学を卒業しているが、特に何も仕事をしていないような不思議な人で、でも非常に深い考えを持っている人らしい。そして、彼がそういう人物になったのには、過去に何か特別な事件があったらしい…“私”はそう考えます。
「中」で“私”は大学を卒業し、故郷に帰ります。そこに“先生”からの手紙が届き、その手紙を開けてみると「あなたがこれを読む頃には、私はもう生きていないでしょう。」といった内容の言葉が書かれていて、“私”は驚いて東京に向かいます。
そして“私”のところに届いた“先生”からの手紙がそのまま小説の「下」になっていて、“先生”が過去にどういう体験があったのかを語っていきます。“先生”は「それを知りたいと言っていた、あなただけに伝える。」と言って長い手紙を書いた、という展開になっています。

かつて何が起こったのか…。“先生”は“私”に送った手紙の中で、自分の人生を語ります。親族に裏切られた経験、恋愛の三角関係の末に友人を裏切り、死に追いやってしまった経験、そして明治天皇の崩御と、その後を追った乃木希典将軍の殉死が引き金となって、自ら命を絶つことを語るのです。
この作品の解釈について、大野さんはこうおっしゃっています。


「こころ」については、漱石自身が、人の心を捉えようと思っている人に“心”を捉えたこの作品を薦めるという、そういう意味の言葉を残しています。その言葉は単純に受け取ると、ここに人間の心とはこういうものだ、という風に明確に表現されていると感じるところもある。ところが、実際「下」で“先生”はかつての自分の罪について結論を下した…そういう形で物語が完結する。あるいは、そこまで自分に罪の意識もあったし、そこから生まれる孤独もあった。でも、最後に「明治の精神、殉死する」自分が準じる対象も得た。それから、自分はこう生きてきたんだと伝える相手(手紙を受け取る青年)も見つかった。では、それで万事解決して終わっているのか?…そこは少し違うかもしれない。違う読み方が可能だろう、と。
“私”に長い手紙を書いて「記憶してください。私はこの世に生きてきたのです。」…そういう言葉も手紙の中に残しますが、その一方で、「私に乃木大将が死んだ理由が分からないように、あなたにも私の死ぬ理由が分からないかもしれない。」とも書いています。そちらで考えていくと、最後に「死」という形で問題を解決したという読み方は出来にくくなってしまう。分かったと思っていた内容が、実はもっと深いものを持っていて、むしろ分からなくなる…そういう側面を多く持っている作品だと思います。むしろ、そういう分からない部分が「人のこころ」だという解釈も出来るのでは?という印象を持っています。

読む度に違う解釈が出来るかもしれない、夏目漱石の「こころ」。まだ読んだことのない方はもちろん、一度読んだことのある方もぜひもう一度手に取ってみてはいかがでしょうか。


今日は【 夏目漱石の小説人気ランキング トップ5 】についてご紹介しました。


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