男子テニス クレーコートでの勝率トップ3(2015/4/27)
月曜日は「スポーツ」。
今日は、強さを見せ続ける
錦織圭選手にまつわるランキングをご紹介します。
第3位【 錦織圭(8割3分3厘) 】
第2位【 ラファエル・ナダル(8割7分5厘) 】
第1位【 ノヴァク・ジョコビッチ(9割4分1厘) 】
こちらはATP(男子プロテニス協会)が発表する、過去52週におけるクレーコートでの勝率トップ3。錦織選手が見事トップ3にランクインしました。
テニスコートは、コンクリートなどで固めた「ハードコート」、ウィンブルドンのような「芝のコート」、そして赤土が敷いてある「クレーコート」の3つに分けられます。
2003年からアメリカに活動の拠点を置いている錦織選手。アメリカではハードコートが多いため、昨年以前に限って言えば、その強さはハードコートで顕著に見られました。
しかし、昨年のバルセロナ・オープンで自身初となるクレーコートでの優勝を機に状況は変わります。その次の大会となった、同じクレーコートのマドリード・オープンでは、残念ながら決勝は棄権となってしまったものの、準優勝とコートにとらわれない強さを発揮するようになりました。結果、全米オープンではアジア勢初のグランドスラムでの準優勝も果たしています。
そして、連覇をかけ行われたバルセロナ・オープンの決勝。世界ランク5位の錦織選手の相手は、準決勝でフェレール選手を破った世界ランク66位のアンドゥハール選手。錦織選手は第1シードの貫禄を見せつけ、6-4/6-4でアンドゥハール選手を下し、見事連覇を果たしました。
錦織選手、これからしばらくはクレーコートでの試合が続きます。5月3日からは「マドリード・オープン」、5月10日からは「BNL イタリア国際」、5月24日からはグランドスラムの「全仏オープン」となっています。
中西さんは「ここまで赤土のコートに慣れてきていると、全仏オープンで何とか!と思うのですが…。昨年は全仏に入る前にケガがあって、良い状態で大会に臨めなかった部分があったと思うんですが、今年はバルセロナ・オープンで余力を残して優勝できたと思うので、来週行われるマドリード・オープンでまずはしっかりと結果を残して欲しいですね。」とおっしゃっていました。
過密スケジュールが続きますが、錦織選手は自身のブログで「楽しんでクレーシーズンがんばってきます!」と記していますので、このあとも赤土のコートで「エアK」を、そして笑顔を見せて欲しいですね。ガンバレ、錦織圭選手!
今日は『男子テニス クレーコートでの勝率トップ3』をご紹介しました。