ビジネスマン、OLのネタ帳になるトピックを、毎日お届け!キャッチアップしておきたいトレンドをランキング形式で紹介しながら、毎日ひとつの話題にフォーカスしていきます。

速水さんの【山本“KID”徳郁】さんへの思い(2018/9/21)

カテゴリー:1114
null

金曜日はBIGLOBEが提供するツイッター分析サービス、「ついっぷるトレンド」がまとめた「トレンドワード・ランキング」をご紹介。


2018年9月21日までの一週間、ツイッターで多くつぶやかれた「急上昇ワード」を見ていきます。




第3位【 ご冥福をお祈り 】

今週は、ガンとの闘病の末、75年の生涯を終えた、女優 樹木希林さん、そして、『神の子』として格闘技界を牽引した、山本“KID”徳郁さんの死去にたくさんのツイートが集まりました



第2位【 樹木希林 】

亡くなった後も樹木希林さんに関するエピソードや、たくさんの著名人からの追悼メッセージなど、毎日のようにニュースとなっています。



第1位【 地震 】

今週は、地震に関するワードが1位でした。



この1週間、ツイッターでつぶやかれた言葉の「急上昇ワード」から、今週番組でピックアップしたのは、週間急上昇ワードで5位にランクされた【 山本 KID 】です。ガンで闘病中だった格闘家、山本“KID”徳郁さんが18日に亡くなりました。41歳でした。総合格闘技は、僕、速水も大好きで、ずっと見ていた選手というのもあり、ガンの告知からこの早さ非常に驚きました。





◆街の声

「けっこう格闘技好きだったので、開始7秒でK.O.したとか見てました。『神の子』って言われていたじゃないですか、カッコ良かったですね。」(男性)


「当時、高校生だったんですけど、大晦日の魔裟斗選手との試合を見てました。「また10年後に…」って言っていたので残念な気持ちでいっぱいです…。自分とそんなに歳も離れていないので、怖い気持ちにもなりました。魔裟斗選手との試合は、また見たかったですね、ホントに…」(男性)


「ガンだという事は聞いていたんですけど、まさかこんなに早く亡くなるとは思っていなかったので…。格闘一家ということもあったので、病気にも打ち勝って、戻ってきてくれると思ってたんですけど、非常に残念です。ずっと頑張っておられたので、今は安らかに休んでいただければなと思います」(男性)



◆KIDらしさ

速水 日本の総合格闘技が、世界の中でトップだったという時代が数年間あったと僕は認識しています。2000年代の半ば、あの時代は、日本の大晦日、夜7時台のテレビのゴールデンタイムに、総合格闘技やK-1とかDynamite!をテレビ局3局がこぞって格闘技を中継していたとかね、そういう時代だったんですよ。その時、3チャンネル合わせて何%だったかなぁ、日本の半分以上が総合格闘技に夢中になっていたと記憶しています。そんな時代があったんですよね。K-1がありPRIDEがありDynamite!があり…。で、当時、僕はファンでして、日本国内だけの盛り上がりだけだと思っていたんですけど、そこから、10年経って15年経って、“あの時、見ていた選手に憧れて…”という選手がアメリカやブラジル、オランダとかね、世界中から、日本の総合格闘技を見て育った選手達が旅立っていくのを見て、UFCとかで戦っているのを見て、日本のK-1やPRIDEは、ちゃんと世界に届いていたんだなと改めて誇りに思った事があります。


日本の総合格闘技の最高峰というと、街の声でもあがりましたけども、魔裟斗選手VS山本“KID”徳郁選手の試合!2004年の大晦日の試合だったと思うんですけど、3ラウンド目だったかな、山本KID選手が右で全然階級が違う魔裟斗からダウンを奪って、そこから魔裟斗選手が本気を出すっていう、あの瞬間はやっぱり未だに映像として覚えているという意味ではあそこを最高峰に、日本の格闘技は正直、落ちていったんですよ…。それも含めて、今、振り返ってあの時代、世界に通用できていた、通用どころではなく、世界に影響を与えていた、そのようなコンテンツを作ってきていた中心にいた選手という評価をしたいと思います。


いろんなエピソードがあって、そのたびに“KIDらしい”よねという話がでてきます。中でも、妹さんのレスリングの山本聖子さんとのエピソード。今、ダルビッシュさんとご結婚していますけど、そのダルビッシュさんのブログがものすごく話題を呼んでいます。かつて、聖子さんと付き合い始めた頃に、「あの子真面目なんで。手出すの辞めてもらっていいかな?」というメールが山本KIDさんからダルビッシュさんの元に来た…。びびりますよね(笑)。ダルビッシュさんといえどもびびると思います。それに対して、ダルビッシュさんは、「お疲れ様です!聖子さんとは仲良くさせて貰っています。自分としては今、凄く大事な人という位置づけであり、真面目に考えてます。」という、返事を返したところ、一気に打ち解けたという、男同士のというか、ヤンキー漫画のようなね、非常に“らしい”エピソードで、こういうエピソードを話していると、本当にその人柄が出てくる時の、山本KIDさんの見てくれの怖さや強さそのままなんだよなっていう感じなんかも含めて、非常にいい人なんだなっていうね。本当に41歳という若さで、僕はショックを未だに隠し切れていません。この前、自分の生放送の番組の中で、涙ぐんでしまいました。今までの生放送ではそんなことはなかったんですけど、やっぱりそれくらい思い入れがある選手で、どう自分が評価しなければいけないか、アメリカの格闘技団体・UFCは、すぐに彼の今までの功績に敬意を表して、webで試合動画を流したり、みんなやれることはやっていて、そんな中、日本のメディアは何が出来るんだろうか?と、今もこれからも含めて、真価が問われていると思います。



◆“らしい”エピソード










◆リスナーの反応